累計経営者579人に取材、掲載社数311ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

IT業界の起業家インタビュー

株式会社DropWave 代表取締役社長 中川 英明

ITゲームの本質を追求し、世界に笑顔と感動を届けたい

株式会社DropWave 代表取締役社長 中川 英明

人気のソーシャルアプリ「わんこのお部屋for mixi」や「わんこのお部屋for モバゲー」。これらを企画・開発したのが、2005年設立のDropWaveだ。同社は群雄割拠のゲーム業界にあって、企画・開発からオンラインゲームの運営まで手がけるという数少ない存在である。そして、2011年10月、経営体制を強化して次なる成長ステージに進むため、新社長に中川英明氏を迎えた。中川氏に、就任の経緯や今後のビジョンなどについて話を聞いた。

※下記はベンチャー通信45号(2011年12月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―御社の事業内容を教えてください。

中川:売上の約70%は「Wii」や「Nintendo DS」など家庭用ゲームソフトやオンラインゲームの受託開発が占め、残り30%は携帯電話向けゲームの自社開発および運営となっています。現在は、新たにスマートフォン向けオンラインゲームの開発を進めているところです。

―御社の強みは、どういったところにあるのでしょうか?

中川:当社は、大手ゲーム開発会社のメインプログラマーであった本城嘉太郎が2005年に設立したベンチャー企業です。家庭用、オンライン、ソーシャルアプリなどゲームの企画開発に幅広い実績があり、2010年には「モバゲー」を運営するDeNAの国内先行開発パートナーにも選定されています。  さらに、開発だけでなくオンラインゲームの運営も手がけています。オンラインゲームの運営には、同時に何万人ものユーザーが安定的にプレイするためのサーバー技術が必要で、当社は2008年から培ってきました。オンラインゲームの制作会社で、運営までできる会社は数少ないと思います。  また、いち早く携帯電話のソーシャルゲームに参入するなど、事業展開のスピードも強みですね。

―2011年10月1日、中川さんは経営のプロとして外部から招聘されたと聞きました。これまではどのような仕事をしてきたのですか?

中川:私は慶應義塾大学理工学部を卒業後、関西電力に入社し、エンジニアとして火力発電所の運営に携わりました。その後、新規事業としてコンテンツ配信事業の立ち上げにかかわり、コンテンツの調達を手がけました。ちょうど2000年頃ですね。オンラインコミュニティとゲームの組み合わせが面白いと感じ、オンラインゲーム先進国の韓国に商談に行っていました。その時に出会った崔正浩氏と意気投合し、2002年に崔氏とオンラインゲーム会社のSeedCを設立したのです。  当時は黎明期でやり方がよくわからず、試行錯誤しながらビジネスをつくりあげていきました。しかし、時代が早すぎたせいか、コミュニティになかなか人が集まらない。2年経ったところで関電から「戻って来い」という命令が来たのです。苦しい時はより困難な道を選ぶことを信条としているので、退路を断つために関西電力を退職。SeedCに副社長として完全移籍しました。  そこからの6年間は、3人から100人の会社に成長させるまでの組織づくりや事業運営を行い、経営者としての経験と胆力が身についたと思います。

―その後、DropWaveに参画した経緯を教えてください。

中川:次なるチャレンジとして、ジャスダック上場のゲーム会社であるアエリアに転じました。私は赤字だったオンラインゲーム事業を統括し、半年で黒字化。優秀な技術者集団をマネジメントする経験も得ました。ただし、会社での立場は取締役。40歳までに経営者になろうと決めていたので、2011年3月に卒業させてもらいました。  そして、5社ほどのベンチャー企業の顧問に就任し、その中の1社がDropWaveだったのです。創業者の本城とは、2007年から付き合いがありました。当時は飲み友達でしたが、「若くてこれから伸びるだろうな」と感じていましたね。

その他のIT起業家の記事

※このサイトは取材先の企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。ユーザーは提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(イシン株式会社)は何ら保証しないことをご了承ください。自己の責任において就職、転職、投資、業務提携、受発注などを行ってください。くれぐれも慎重にご判断ください。

ベンチャー通信

ベンチャー通信
ベンチャー情報雑誌

「ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを取材」をコンセプトに編集している、2000年創刊のベンチャー情報雑誌です。

ベンチャー通信への掲載・取材希望の方

ベンチャー企業の採用力強化、自社の成長性・知名度アップのため、ベンチャー通信に貴社の取材記事を掲載してみませんか?

  • ベストベンチャー100
  • 注目の西日本ベンチャー100
  • 人財力100 人材採用と育成に力を入れている100社
  • 活躍しているエンジニアの職場を取材!Tech通信ONLINE
  • INOUZ Times

ベンチャー通信メールマガジン

ベンチャー通信注目の企業や、ビジネスニュースなどの情報をお知らせします。

ご登録はこちら

pagetop