累計経営者579人に取材、掲載社数273ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

飲食・食品業界の起業家インタビュー

飲食・食品顧客との信頼の絆が、新しい食肉卸業の姿を創り出す

株式会社アイム・フードセンター 取締役社長 今村 貴紀

ふだん私たちが親しんでいる居酒屋の焼き鳥や肉料理。美味しい肉が消費者の口に入るまでのプロセスには、実はさまざまな工夫や企業努力が介在している。そのひとつが、食肉卸業という存在。アイム・フードセンターは、焼き鳥を中心とした鶏肉の加工・卸事業を得意とする注目の企業。従来の食肉業界の常識にこだわらないサービスで、顧客から大きな信頼を獲得してきた成長ベンチャーである。その根底にある顧客第一主義と成長戦略について今村社長に聞いた。

―御社の事業内容から教えてください。

 業務用鶏肉を中心とした精肉卸業を事業にしています。鶏肉のほかにも豚肉や輸入牛肉を取り扱い、都内の焼き鳥屋開業支援や居酒屋への仕入れなど、精肉に関する広範囲のサービスを手掛けています。

 事業の半分以上は鶏肉の卸で、1日約15,000本以上の自社生産焼き鳥をチェーン企業から個人経営の焼き鳥店、居酒屋に向けて幅広く納品。加工せずに納める食肉卸も含めて、都内の数多くの店舗に品質を高く評価いただいています。

―そのなかで、御社の事業上の強みや特徴は何でしょうか。

 当社では約8割の食肉卸において、肉の一次加工を施した上でお客様のところに納める形をとっています。焼き鳥の串刺しや適当なサイズへの肉のカットやスライス、またお客様の店舗で使いやすいよう小分けのパックにするなど、手間暇を惜しまず細かな加工を施して納品するのが大きな特徴。つまり、加工の中身はすべてお客様のオーダーメイドです。

 豚肉のスライスの厚さなど、1ミリの幅からお客様のご要望に100%応え、徹底的にカスタマイズしています。ここまでお客様の細かなリクエストにお応えして一次加工を行うところは、おそらく他にないと思います。

 当社ではお客様のために、あえて「面倒くさいことをやる」ことにこだわっているんです。こちらが手間暇をかけることで、お客様は楽になります。やがて強固な信頼関係が築け、任せてもらえるサービスの幅も広がるのです。

―加工のほかに特徴となっている部分は何ですか。

 焼き鳥について、チルド(摂氏0度前後の凍結しない温度による冷蔵)での流通を行っている点でしょう。

 当社のように、1日1万本を超える焼き鳥を作る加工会社は、たとえば岩手や青森・宮崎などの鶏の産地にはありますが、遠方なので東京に納品するには冷凍が欠かせません。焼き鳥は素材が命ですから、冷凍にしてしまうと品質や美味しさがガタッと落ちます。
その点当社の場合は生産拠点が都内なので、午前中に刺して、午後にはチルドで店舗にお届けできるんです。

 加えて地方からの納品だと一定のロットが必要で、小規模のお店にはなかなか入りませんが、当社はロットに関係なく少ない本数からでも対応しています。
また当社では、鶏肉卸に強い特徴を生かして、食肉卸の同業者にも焼き鳥を卸しています。業者間の横のつながりによって、鶏肉以外の特殊な肉でも同業他社からすぐに融通することが可能。さらに、他社では容易に入らないような、全国のあらゆる銘柄鶏を入れることができる「仕入れの強さ」も自慢の一つですね。

その他の飲食・食品起業家の記事

※このサイトは取材先の企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。ユーザーは提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(イシン株式会社)は何ら保証しないことをご了承ください。自己の責任において就職、転職、投資、業務提携、受発注などを行ってください。くれぐれも慎重にご判断ください。

ベンチャー通信メールマガジン

ベンチャー通信注目の企業や、ビジネスニュースなどの情報をお知らせします。

ご登録はこちら
  • ベストベンチャー100
  • 注目の西日本ベンチャー100
  • 人財力100 人材採用と育成に力を入れている100社
  • 活躍しているエンジニアの職場を取材!Tech通信ONLINE
  • INOUZ Times

ベンチャー通信

ベンチャー通信
ベンチャー情報雑誌

「ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを取材」をコンセプトに編集している、2000年創刊のベンチャー情報雑誌です。

ベンチャー通信への掲載・取材希望の方

ベンチャー企業の採用力強化、自社の成長性・知名度アップのため、ベンチャー通信に貴社の取材記事を掲載してみませんか?

pagetop