累計経営者579人に取材、掲載社数311ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

人材・研修業界の起業家インタビュー

株式会社MS-Japan 代表取締役 有本 隆浩

人材・研修IPOを達成できる企業の条件

株式会社MS-Japan 代表取締役 有本 隆浩

IPOはゴールではない。「マイカンパニー」が「パブリックカンパニー」となり、多くのステークホルダーの支援を受けながら、成長を加速するためのスタート地点である。管理系人材紹介の最大手であるMS-Japan代表・有本氏と、ベンチャーキャピタル最大手のジャフコで国内投資部門を担当する三好氏。豊富なIPO支援経験をもつ2人が、IPO成功のための、経営者に必要な心構え、社内体制強化のポイントを語りあった。

※下記はベンチャー通信特別号/2014年 IPO市場 最前線号(2014年1月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―両社は20年来のお付き合いだそうですね。どのように信頼関係を築いてきたのでしょうか。

三好:当社は、これまで数多くのベンチャー企業のIPO実現を支援してきました。基本的にベンチャー企業は、ヒト・モノ・カネが不足しているため、様々なリソースを駆使して成長を支援しています。MS-Japanさんには、当社でサポートしきれないヒトの部分で、これまで非常に多数の企業に優秀な管理系人材を紹介していただいています。IPO支援という意味で、膨大な経験とデータが蓄積されているMS-Japanさんと、とても深く長いお付き合いをさせていただいています。

有本:IPOをめざす企業において、ヒトに関しての悩みは各社各様です。とくに管理系部門の人材となれば、どのポストに、どのタイミングで、どんな人材が必要か。あるいはその会社との相性にいたるまで、紹介に際して検討すべき事項は多岐にわたります。当社には長年培ってきたノウハウがあり、それを成長ベンチャーに還元していくことで、多くの評価をいただいています。

―お二人は数多くの企業のIPOに立ち会ってきたと思います。IPOを成功させ、成長を続けるのはどのような企業・経営者だと思いますか。

有本:IPOはあくまで成長のための通過点と捉え、その後のビジョンや信念・哲学をもって事業を進めている企業だと思います。

三好:確かにその通りですね。IPOをされる経営者は、持続的成長への強い想いをもっていると思います。また、企業が「自分の会社」から「社会の会社」に変わる転換点としてのIPO。経営者には、そこをしっかりと理解していただければと考えています。

―では、IPOを実現するうえで何がもっとも大きなカギになるのでしょうか。

三好:IPOを実現するうえで必要なポイントは様々ですが、ヒトに関する部分はもっとも重要なポイントの一つです。なかでも管理部門の強化は非常に重要です。売上・利益を伸ばすために営業力や開発力の強化を優先的に行っている企業が多いですが、その成長をバックアップし、リスクを最小限に抑える管理部門の役割と責任は想像以上に大きいと思います。

有本:そうですね。設立直後の企業なら、営業部門主体の構成で、社長が人事・総務をこなし、経理は外部の税理士に任せきりにしていても構わないでしょう。しかし、IPOをめざすからには、着実に管理部門も体制強化を図らなければなりません。これまで、組織づくりとガバナンス強化をおろそかにした結果、IPOで苦労する企業をたくさん見てきました。経営者自身が、成長ステージにふさわしい管理人材をしっかり見極め、採用・配置してほしいと思いますね。

―具体的には、どのように人材を採用すべきなのでしょうか。

有本:当然のことながら、まずは経理部門の構築からはじめ、次第に人事、総務、財務、法務等を整えていくのが一般的です。IPOをめざすからといって、管理組織がじゅうぶん構築できていない段階で、CFOやIPO責任者を採用しても、実質的な成果は上がりません。場合によっては、組織のバランスも保てなくなってしまいます。

三好:つまり、タイミングや人材のスペックに関する判断が必要ですね。また、ベンチャー企業にとって、管理部門人材を一から社内で育成することはかなり難しいと思います。組織デザインを描くにあたっては、MS-Japanさんのような、その分野に長けたプロのアドバイスを活用するといいと思います。

―IPOを目指す経営者へのメッセージをお願いします。

三好:私たちは、経済を活性化させ、良い方向へ変えていく、イノベーティブな企業に注目しています。ビジネスのフィールドは、よりグローバルに広がっていきます。強固な組織力を基盤に、世界で戦う。そういう日本企業を応援したいですね。

有本:IPOは企業が大きく飛躍するための素晴らしい仕組みです。当社はこれからも、未来の日本経済を担う志の高い企業を、人材を中心とした多角的な面で支援していきます。一社でも多くの企業がIPOを成功させ、大きな飛躍を遂げてほしいですね。

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