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著名起業家インタビュー

新潟総合学院 理事長 池田 弘

著名起業家地域活性化のロールモデルをつくる

新潟総合学院 理事長 池田 弘

池田弘は神社の跡取りとして新潟で生まれた。27歳のときに神社の跡を継ぎ、同時に新潟総合学院(以下、NSGグループ)も開校する。その後NSGグループを成長させ、いまでは大学、高校、専門学校など合わせて30校、1万2000人の学生が学ぶ日本有数の学校法人と、医療・福祉機関も擁する一大グループに育て上げた。そして、その経営手腕を買われて地元のサッカーチーム「アルビレックス新潟」の社長にも就任。そのアルビレックス新潟はスポーツ不毛の地と言われた新潟で国内トップの観客動員数を記録。2004年には“奇跡”とまで言われたJ1昇格も果たす。現在は新潟での起業支援に力を入れているという池田に、地域活性化のビジョン、起業家のあり方などについて聞いた。

※下記はベンチャー通信28号(2007年11月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―池田さんは新潟の出身だそうですが、どんな環境で育ったのでしょうか。

池田:私は新潟市にある愛宕神社の長男として生まれました。小さいころから神社のお手伝いをしていたので、地域社会への貢献を自然と考えるようになりました。神社というのは、祭りを行うなど地域コミュニティの中心的存在なんです。

―神主でありながら、どうして事業を起こそうと思ったのですか。

池田:事業を起こすことで、自分の運命を自分の意思で切り開きたいと思ったからです。私は生まれながらにして神社の跡を継ぐ運命にありました。しかし当初、私は自分の運命がすでに定められていることに納得がいかなかったんです。自分の人生なのだから、自分自身で決めたかった。また事業を起こして、地元経済を発展させたいとも思いました。せっかく新潟に骨をうずめるなら、この新潟を自分の力で活性化させるぞと決意しました。
 やはり、どんなに綺麗ごとを言っても、地域活性化のためには経済的な豊かさが必要不可欠です。高収入でやりがいのある仕事があるから、人々も地元に残る。ある程度の購買力があるから、芸術やスポーツなどの娯楽が育まれ、文化水準も高まるのです。いつまでも公共事業を割り振ってくれる国や東京の大企業に一方的に頼ってばかりはいられません。それに、もはや中央には地方を支えるだけの力は残っていません。明治時代、日本は地方分権を中央集権にすることで近代化を果たしました。しかし現在は逆で、日本が長期的発展を遂げるためには、中央集権を地方分権に転換していかなければいけない。新潟などの地方に本社のある企業をいくつも起こし、地方が経済的に自立していくことが必要なんです。現在、私は「異業種交流会501」という組織で、起業支援活動に力を入れています。この会では、新潟に上場企業並みの企業を501社創ることを目指しています。なぜ501社かというと、近代日本の経済の礎を築いた渋沢栄一が死ぬまでに500社を創ったと言われているからです。それを超えようと(笑)。それだけの数の企業を新潟に創れば、新潟が世界一発展した都市になると思いました。私は501社の起業支援によって、新潟を地域活性化のロールモデルにしたいと思っています。

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