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人材・研修業界の起業家インタビュー

株式会社Step House 代表取締役 氏原 洋介

人材・研修インターンシップ活用法

株式会社Step House 代表取締役 氏原 洋介

※下記はベンチャー通信68号(2017年6月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

さまざまなインターンシップがあるなか、営業の育成を手がけているベンチャー企業がある。それがStep House(以下、ステップハウス)だ。同社は「営業マンインターン育成事業」を掲げ、200名以上もの学生を育成してきた。代表の氏原氏に、育成事業への想いなどを聞いた。

成長のポイントは「実践経験」の有無

―ステップハウスの育成型インターン事業には、どんな学生が参加していますか。

 ひと言で言えば、就職活動に対して意識が高い学生です。「将来、起業を考えている」という学生から「とりあえずなにかに挑戦したい」という学生など。理由はさまざまですが、みんな、大学生活を過ごすなかで将来を見すえ「まわりよりも早く自己成長したい」という考えが根底にあります。

 当社のインターン育成事業は、半年以上の長期プログラムが基本。訪問販売の営業という、学生にとっては過酷なものです。しかし大学では得られない社会経験が積めるということから、就職活動に対して意識が高い学生がおのずと集まっているように感じます。また最近では「周りにインターン経験のある学生が増えた」という理由で、大学1年生や女子学生の参加が目立ちます。

―育成事業の詳細を教えてください。

 当社では、インターンといえども「どこに行っても活躍する営業」になってもらうべく、訪問販売のアポイントから契約や納品といったクロージングまでを一貫して経験できるスキームが特徴です。営業のインターンシップにはさまざまな形態がありますが、社員の営業に同行するだけだったり、テレアポだけを代行するデスクワークに終始するなど、実際に参加してみると「さほど経験にならなかった」と感じるものがほとんど。

 そこで当社では、時間をかけてしっかりと経験を積んでいくためにも、半年から1年をかけて取り組む長期インターンシップ制を導入。良いイメージをもっていない方が多いなか、あえて訪問販売を行うことで、どのようにして売上を伸ばしていくかという課題を自ら解決していくチカラが身につくと考えています。

―そもそも、営業の育成事業をはじめたきっかけはなんですか。

 私が経験した実体験がきっかけです。大学のころから「起業したい」という夢をもっていた私は、自己啓発本を読んだり、セミナーに参加するなど熱心に学んでいました。しかし、大学の4年間でなにかを身につけたという実感がないまま、卒業後はベンチャー企業に就職。2年間、新規事業の立ち上げにかかわりながら、営業や集客などさまざまなことを経験してとにかく必死に働きました。結果として事業は成功したものの、ある想いが胸に残りました。「本やセミナーから知識だけを得るのではなく、学生のときに営業として社会人経験を積んでおけばよかった」と。でもよくよく考えると、「営業としてのチカラ」をつける環境がなかったんですね。ならば、同じような想いをもつこれからの学生のために、営業を育成する事業を立ち上げよう、と。

 成長にどん欲な学生の受け皿として、また学生が社会に出てからスタートダッシュを切れるような修業の場所を創りたいという想いがあったんです。

「厳しさ」を乗り越えてこそ自身の可能性が広がる

―育成を行っていくうえで大切にしていることはなんでしょう。

 「楽しく働こう」というスタンスを共有するために、さまざまな企画を立てています。具体的には、3つある支店それぞれにおいて、月一の定例会と称して経費で焼肉などおいしいものを食べに行ったり、賞金つきの支店対抗バトルを企画するなど、働きながら楽しめるコンテンツを取り入れています。また、BBQや屋形船での宴会を企画するなど、オン・オフのメリハリをつけるようにもしています。

 さらに、これまでの卒業生たちが大手企業への就職を実現していることも、現役インターンにとっては大きなはげみになっていると思います。苦しみの先にある「内定」という説得力のある事実は、学生たちのモチベーション維持にもひと役かっていると思います(下図参照)。

―最後に、インターンシップを検討している学生にメッセージをお願いします。

 一度しかない人生のなかで、大学での4年間をどう使いたいかということを考えてみてください。そしてまずは、自分の可能性を広げるためにも、いろんなことにチャレンジしてみてください。少なくともインターンシップを経験することは、自分の可能性を広げるきっかけになります。勇気を出し、まずはアクションをおこすこと。そこから、自分の変革がはじまります。

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