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飲食・食品業界の起業家インタビュー

株式会社大戸屋 代表取締役社長 三森 久実

飲食・食品定食屋ブームの火付け役

株式会社大戸屋 代表取締役社長 三森 久実

「かあさんの手作り料理をお値打ち価格でお客様に」を“愛”言葉に、首都圏を中心に急成長を続ける大戸屋。その始まりは、駅前の大衆食堂だった。今では、女性客から絶大に支持される定食屋へと姿を変えている。そんな定食屋「大戸屋 ごはん処」を誕生させた起業家・三森久実。彼の人生の転機には、一体何があったのだろうか。

※下記はベンチャー通信7号(2003年2月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―三森社長は小さい頃、どのようなお子さんでしたか。

三森:すごく素直でいい子だったと思いますよ。悪ガキだったということはないですが、リーダーシップはあったと思います。私は、中学校を卒業後、15歳で伯父のところへ養子に入りました。その伯父さんには子供がいなかったんですよね。だから、伯父の弟の子供である私が養子に入ったわけです。

―伯父さんは何をされていたのですか。

三森:東京の池袋で、「大戸屋食堂」という大衆食堂を営んでいました。それが、今の「大戸屋」の原点になっているわけです。また、私の実父は、山梨で「大戸屋」という観光ぶどう園を営んでいまして、基本的に商売人の家系だったんですよね。

―それでは、小さい頃から将来は商売人になろうと思っていたのですか。

三森:いいえ、そんなことはなかったですね。私の将来の夢は、「プロ野球選手になること」でした。小さい頃から野球をやっていましてね。それで、真剣にプロ野球選手を目指していました。養父の伯父も野球が好きだったので、私をプロ野球選手にしようとしていたと思います。養子に入る前から、ボールやグローブを買い与えてくれるなど、非常に可愛がってくれましたね。それにつられて養子に入ったんですかね(笑)。まあ、そんなことはないですけどね。

―野球の面白さとは何でしょうか。

三森:子供の頃は、本当に楽しんでやっていたんですが、高校生くらいになると面白さを感じている余裕はなかったですね。私は帝京高校だったんですが、とても野球部が強かったんです。何度も甲子園に出るような学校でした。その分、練習は非常にハードでしたね。部活が休みの日といえば、正月と夏の大会が終わった後の2、3日だけ。練習時間は、毎日授業が終わってすぐから夜の7時か8時くらいまでで、家に帰ると10時近かったですね。そして、休みの日は朝早くから遠征で、毎週その繰り返し。本当につらい毎日でした。手帳に、部活が終わるまであと何日ってみんな書いてましたから(笑)。そんな厳しい日々の中で、根性は鍛えられましたね。それは、今でも役立っています。

―高校を卒業されてからはどうされたのですか。

三森:高校を卒業する頃、私は野球を続けるかどうか悩んでいました。ノンプロからは声がかかっていたんですが、肝心なプロからは声がかからなかったんです。養父は、大学へ行って野球を続けることを薦めましたが、私は、野球はもう辞めようと思っていました。あきらめが早かったんです(笑)。「野球をやらないなら大学へ行く意味がない。」そう思った私は大学への進学をやめました。その後、養父のツテで帝国ホテルに入社し、村上総料理長という有名な料理人の下で修行させてもらえることになっていたのですが、その前に新宿の洋食屋でコックの見習いとして修行することになりました。その新宿での修行時代に、「食」を職にしたいと思うようになりましたね。当時は、フランスにでも修行に行って、帰国後にお洒落なフレンチレストランでもやりたいなと思っていました。

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