累計経営者579人に取材、掲載社数311ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

IT業界の起業家インタビュー

株式会社リッチメディア 代表取締役CEO 坂本 幸蔵

ITアイディアと情熱で世界を狙う、新進気鋭のITベンチャー

株式会社リッチメディア 代表取締役CEO 坂本 幸蔵

サイバーエージェントで通期新人賞を受賞し、入社2年目にして子会社役員に抜擢。ベンチャー企業のエリートコースを進んでいた坂本氏は、次なるフィールドを求め、2010年6月にリッチメディアを創業した。同社は設立初年度から売上3億円を突破し、2期目の今期は9億円を見込んでいる。モバイル事業でのシンガポール進出を目前に、日々躍進を続けるITベンチャー。代表の坂本氏に話を聞いた。

※下記はベンチャー通信46号(2012年3月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―はじめに御社の事業内容を教えてください。

坂本:前職のサイバーエージェントで培ったノウハウを活かしながら、2つの軸で事業を行っています。1つめがWebサイトの受託開発。2つめが自社メディアの運営です。自社メディアでは独自性の高いコンテンツを盛り込み、「スキンケア」や「美肌」といった人気キーワードで検索結果の上位表示を実現しています。また、今後はモバイルペイメント事業に力を入れていきます。モバイルペイメントとは、「いつでも・どこでも・誰でも・簡単にクレジット決済ができるサービス」をキーワードにモバイル端末上で商品購入などの電子決済を完了させる仕組みのこと。ユーザーの利便性を高めながら、データセンターに蓄積された情報をマーケティングに活用することができます。当社はスマートフォンアプリや非接触式ICカードに対応した仕組みを作っており、日本とシンガポールでのスタートを具体的に進めています。

―坂本さんは2010年に28歳の若さで起業しました。起業の経緯を聞かせてもらえますか。

坂本:大学時代から起業志向は持っていました。でも卒業後すぐに起業しなかったのには、理由があります。就職活動でサイバーエージェントの会社説明会へ行ったのですが、そこに子会社の社長が登壇されていました。私と年齢は2歳ほどしか変わらないのですが、その言動とオーラに圧倒され、「いま起業しても成功できない。」と痛感したのです。そこでサイバーエージェントへの入社を決意し、学生時代からアルバイトで仕事をさせてもらいました。その結果、新卒入社から11ヵ月間連続で目標予算を達成することができました。3月には単月で1億円超を売上げ、1年間の受注額は5.5~6億円。その功績を認めてもらい、半期毎の新人賞を連続受賞。そして入社2年目から、子会社であるCAテクノロジーの役員に就任させてもらえることになりました。

―会社説明会で仰ぎみていた先輩に近づいたわけですね。

坂本:そうですね。当時のCAテクノロジーは、入社2年目の役員陣と新卒7名だけで構成される会社。経営やマネジメントすら分からないところからスタートし、寝る間も惜しんで必死に取り組みました。あの4年間の経験があったからこそ、今の私があると思っています。当時の子会社の石井社長(現 サイバーエージェント取締役)と、抜擢してくれた藤田社長に感謝しています。当時の環境には満足していましたし、まだ自分には足りないものが数多くありました。しかし、恵まれた環境にどっぷり浸かってしまうことを避け、リッチメディアを起業。「サイバーエージェントの坂本」ではなく、「坂本幸蔵」が世の中で勝負した場合に、どこまでやれるのか試してみたかったのです。

―設立当初から事業は順調だったのですか?

坂本:決断はしたものの、「ヒト・モノ・カネ」が何ひとつ決まらない状態からのスタートでした。まずは大阪から友人を呼び、縁故を中心に優秀な人材確保に取り組みました。資金はすべての私財を売って調達。本当にゼロベースからの起業でした。最初はネット広告代理店として展開し、現在まで増収を続けています。これは私ひとりの力ではなく、志の高い仲間が集まってくれたおかげです。例えば、入社4ヵ月でマネジャーとなった23歳のプログラマーもいます。あるいは、一部上場企業の最年少課長だった友人も役員として参画してくれました。さらに設立1年目から5名の新卒をスタート。今後も志の高いメンバーを集めていくつもりです。

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