累計経営者579人に取材、掲載社数301ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

販売・サービス業界の起業家インタビュー

株式会社R・S 代表取締役社長 江添 知明

販売・サービス”笑顔のリレーション”で最高の会社を創りたい

株式会社R・S 代表取締役社長 江添 知明

「最高の会社創り」というシンプルな理念を掲げ、着実な成長を続けるR・S。創業以来、代表の江添氏は“笑顔のリレーション”というコンセプトを大切にしてきた。その狙いは、従業員・顧客の双方を笑顔で包むことで、商品や市況に左右されない強力な会社をつくること。今年2月からはTポイント事業をスタートし、既存事業の枠を超える大胆な事業展開を見据えている。同社成長の理由、今後のビジョンなどについて江添氏に聞いた。

※下記はベンチャー通信47号(2012年5月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―まず御社の事業内容について教えてください。

江添:携帯電話や固定回線、インターネット回線やOA機器など、企業に欠かせない通信インフラを販売しています。当社はお客さまのコスト削減をサポートしているため、景気変動に左右されることなく順調に業績を伸ばしてきました。

―起業の経緯を聞かせてもらえますか。

江添:私は大学を卒業後、大手通信会社に就職。営業職が水にあったのか、どんどん仕事にのめりこんでいきました。また、昔から人を笑わせることが好きだったので、お客さまの笑顔を見ることが嬉しかった。笑顔が大きなモチベーションになり、数千名の中で全国2位の営業成績をあげることもできました。本当は、カッコよく「○○というビジョンを成し遂げるために独立した」なんて言いたいのですが、当時は不明確でした。「自分にはもっと世間が喜ぶことができるんじゃないか?」という漠然とした理由で起業。やるからには「必ず成功させるぞ」と決心し、最初はただガムシャラに頑張りました。

―なぜ着実に成長を続けることができたのですか?

江添:商品力だと思います。大手企業の商品を販売しているため、信頼度が高いのです。もうひとつは、マーケティング力。世の中が求めるものをいち早く察知しながら、有力な商品を販売してきたことが成長につながったのでしょう。光回線やスマートフォンなど、他の代理店よりも早期に販売をスタートしてきました。

―さらなる成長のために重視していることは何ですか。

江添:社内の組織力強化です。どんな市況でも勝ち残っていける組織をつくるため、社員の成長を促す仕組みを整備しています。一般的な営業会社の場合、インセンティブは単発です。その月の目標値を達成しても、翌月は成績がリセットされます。一方、当社の場合、成績が積み上げ型でストックされていきます。この制度によって、高い成績をあげた営業スタッフは毎月連続して昇給することが可能になります。これは「最高の会社創り」という理念を具現化した制度でもあります。

―その他に取り組んでいることはありますか。

江添:私と全社員が個別に面談する時間を設けて、一人ひとりの「夢」を聞いています。同時に会社のビジョンを話して、その中で数年後の姿がイメージできるかどうかを確かめあっています。夢を聞きながらビジョンを共有していきますので、話していくとお互いに笑顔になりますね。会社の夢と全社員の夢がリンクすれば、「最高の会社」と言えるのではないでしょうか。

―今年2月から、新しくTポイント事業をスタートしたそうですね。

江添:Tポイントとは、TSUTAYAさんをはじめとしたTポイント提携先で利用金額に応じて貯めることができるポイントのこと。これまでは、全国規模でチェーン展開している大手企業が加盟してきました。今回、当社のような販売代理店が間に入ることによって、1店舗だけのお店でも加盟できるようになりました。しかも、かなり安価なコストで運用できるのです。

―加盟店にはどのようなメリットがあるのですか?

江添:まずポータルサイト「Tサイト」やスマートフォンアプリ「Tアプリ」に店舗名が掲載されます。また、Tポイントには約4千万人のアクティブユーザーがいますので、新規顧客の獲得が期待できます。さらに特筆すべきは、自店のオリジナルカードを作成することで顧客管理を行える点。この顧客情報の管理システムが実に素晴らしいのです。たとえば、自店でカードを作ってもらうと、そのお客さまが来店する度に購入金額や頻度など、あらゆる情報がパソコンに集約されていきます。その情報をもとに、携帯メールやクーポンの発行、ポイントの独自付与など、リピーターの獲得や既存顧客の来店頻度を上げるための多彩な仕掛けが可能になります。これまで費用や手間の問題で顧客管理がおろそかになっていた店舗にとっては、優れたシステムを安価で導入できるわけです。

―顧客情報を有効活用するのは難しくありませんか。

江添:私たちがノウハウを提供し、活用法をアドバイスしていきます。肝心なのは、システムを導入した後に店舗の売上アップに結びつけること。その実現があって、初めてお客さまの笑顔を見ることができるのです。ですから、私たちは「加盟店を増やす」という営業姿勢でこの事業に参入したわけではありません。実際、新たに「セールスアップコンサルティング事業部」を立ち上げ、営業スタッフとは別に顧客フォロー専任のスタッフをおいています。今後は美容室、飲食店、物販店、エステサロンをはじめ、幅広い業種の店舗に広げていきたいですね。

―最後に、御社のビジョンを教えてください。

江添:「R・S」という社名の「R」はリレーション、「S」はスマイルという意味です。つまり、笑顔をつなげる会社になりたいということ。お客さまも私たちも笑顔になれる事業を展開することこそ、私たちのビジョンです。そのために、独自ブランドである「Sブランド」の認知を広げ、2014年中に新規事業を立ち上げたいと考えています。現時点でもSグループとして、「S」が社名につくグループ会社を2つ展開しており、同じ意味を込めています。そして、当社が目指すビジョンと一致すれば、社員誰でも「Sブランド」の店を展開できるようにしたいですね。笑顔が溢れる空間であれば、業種は問いません。Sグループに携わるすべての人が笑顔になれるような会社を皆で創り上げていきます。もちろん、口で言うのは簡単ですが、実行するのは非常に難しいでしょう。だからこそ、楽しいのです。ビジョンを実現するために、今後もどんどん新たな企画にチャレンジしていきます。

江添 知明(えぞえ ともあき)プロフィール

1977年、兵庫県生まれ。1999年に大学を卒業後、通信系の大手営業会社に入社。2006年に株式会社R・Sを設立し、代表取締役社長に就任。携帯電話、電話回線、インターネット回線、OA機器などを販売し、着実な成長を続ける。Sブランドの夢実現のため2012年2月、Tポイントを扱うポイント事業を新たに開始した。
 

企業情報

設立 2006年3月2日
資本金 1,600万円(グループ計)
売上高 7億円
従業員数 50名(アルバイト含む)
事業内容 OAソリューション事業、NTT回線事業、代理店事業、ソフトバンクモバイル事業、ソフトバンクおとくライン事業、コールセンター事業、Tポイント事業
URL http://rs-j.net/

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