累計経営者579人に取材、掲載社数291ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

IT業界の起業家インタビュー

ITビジネス力も技術力も高 い人材を育て次世代のITを導いていく

株式会社シンクスクエア 代表取締役 田中 健一

※下記はベンチャー通信57号(2014年7月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

【少数精鋭こそが価値を提供できる秘訣】取締役エンタープライズサービス部長 片山 伸

―片山さんは大手SIerから転職したそうですね。

片山:はい。周囲からは「まさか転職するとは」と驚かれました。大手企業ですでに管理職をまかされており、会社からの期待も感じていました。やりがいはありましたが、組織が大きかったため、社内の根回しや手続きに労力や時間がかかる。それにもどかしさを感じていました。そして、残りのエンジニア人生をどう生きるかを考えたとき、「お客さまに対して自分の情熱や知識や時間を100%注ぎたい」という結論が出ました。そこで思い出したのが田中のこと。かつて、あるプロジェクトで出会い、話す機会があった。「お客さまに力をつくしたい」という価値観が近かったので、彼がトップの会社であれば自分が理想としている働き方ができる。そう思って転職を決意しました。

―エンジニアの採用と育成を担当していると聞いています。採用でいちばん重視していることはなんですか。

片山:大事なのは情熱があること。そして、素養としてはロジカルシンキングができること。それにくわえてコミュニケーションがスムーズにできることを重視しています。いくら能力が高くても、ひとりでは仕事ができないのですから。チームで仕事に取り組み、世のなかに大きな価値を提供できるような「ビジネスもできるエンジニア」を育てていきたい。ITスキルはゼロからでもなんとかなります。そして今後も、お客さまに価値を提供できるように少数精鋭の環境を維持していきたいですね。

【世のなかに大きな価値を提供できる。そんな実力がつく会社だと思った】エンタープライズサービス部 西原 健史

―社長との出会いが入社の決め手になったそうですね。どんな出会いだったのですか。

西原:僕がどんな質問を投げかけても、田中は学生の僕になにも隠さずに回答してくれました。その瞬間の感動をいまも鮮明におぼえています。それは、ある就活サイトが主催する企業の採用担当者と学生との懇親会でした。僕は就活で人事の方と会うたびに、さまざまな質問をぶつけていました。そして「論理的に筋道が立っていない」と思うと、問いつめたりすることもしばしば。でも、田中は違いました。どんな質問に対しても、筋道をしっかりと立てて話す。しかも、田中は僕との会話を会社のPRにうまく利用したのです。周囲で会話を聞いていたほかの学生に向けて、会社の魅力や強みをPRしていました。そのとき、くやしいながらも「やられた」と、これまでにない痛快な気分を味わいましたね。「こんな社長のもとで働きたい」と入社を決意。2015年4月入社予定で、いまはインターンとして働いています。

―業務内容を教えてください。

西原:さまざまな権限を与えてもらい、新卒採用のお手伝いや広報をまかされています。学生と年齢が近いので、彼らの感覚がわかるからです。また、お客さまとの打ち合わせに参加したり、技術力向上のための研修も受けています。年齢や立場にかかわらず、重要な業務をまかせてもらえるのでやりがいがあります。

―今後の目標はなんですか。

西原:生活の基盤を築くような世のなかに大きな価値を提供するサービスを生み出せる人材になりたい。そんな実力が身につく会社だと思っています。まずはしっかりとエンジニアとしての土台を築くことに専念。そして、いずれはシンクスクエアに大きな貢献ができる事業部を立ち上げ、会社をひっぱっていきたいですね。

【最先端技術に携わり成長を実感できる】エンタープライズサービス部プロフェッショナルサービス第2グループ 根本 秋音

―根本さんは新卒2年目と聞いています。就活ではどんな基準で会社を選んだのですか。

根本:会社選びの軸にしていたことは2つありました。それは、技術力を身につけられる環境であることと仕事を通じて社会貢献できることです。当社の場合、内定が出るまでになんどか食事会があり、そこで田中をはじめさまざまなメンバーから話を聞くことができました。そのなかで、組織の規模は小さいながらも「技術力が高い」と感じました。また、ITインフラという仕事は人々の生活基盤をつくる、非常に社会貢献度の高い仕事であることも知りました。また、就活にあたって読んだ本でモノづくりのやりがいに気づいたことも影響しています。そしてなによりも、食事会で話すメンバーの一人ひとりが個性豊かで魅力的だった。それが決め手となって入社したのです。

―いまはどんな業務に携わっているのですか。

根本:前例のない最新のオフィスシステムを、お客さまに提供する前にまずは自社内に導入するという意欲的なプロジェクトに取り組んでいます。入社1年目は技術力中心にかなり鍛えられました。いま2年目となりこれまで以上にお客さまと接する機会も増えていて、技術だけでなくビジネスもわかるようになろうと努力しています。1日も早く先輩のような高いスキルを身につけて、もっと戦力になりたいですね。

【リーダーとして優秀な人材を育てていく】エンタープライズサービス部プロフェッショナルサービス第1グループ第2ユニットリーダー 中田 啓介

―中田さんは2013年5月に中途で入社したそうですね。なぜ転職したのですか。

中田:「正当に評価されたい」との想いからです。私はIT業界でいくつもプロジェクトを渡り歩いてきましたが、ずっと顧客先に出向いて常駐するスタイル。会社に対する帰属意識が生まれず、自分が出した成果が常駐先の実績になることに疑問を感じていました。それに29歳という年齢になり「これまで身につけてきた知識やスキルを誰かに伝えたい」という想いも出てきました。そこで受託開発をしている会社に転職しようと考えたのです。自分ががんばったぶんだけ自分と自社の実績になり、正当な評価をしてもらえるからです。

―前職と比べて仕事の進め方は変わりましたか。

中田:以前は与えられたシステムの要件や納期にあわせて、いわれた通りに開発して納品するだけ。なんのためにそのシステムを開発しているのかも知らないことも多かった。でも、いまはお客さまへの提案から携わる。だから、自分が手がけるシステムのビジネス上の意義を理解できるし、仕事の意味やエンジニアとしての自分の存在価値を実感できるのです。意志をもって仕事に取り組めるようになりましたね。また、リーダーとしてメンバーを育てる役割も同時にもち、自分の知識やスキルを伝えられることにやりがいを感じています。今後も世のなかに価値を提供できるような人材を育てていきたい。そして、いまよりもっと、まわりから頼られる存在になりたいです。

田中 健一(たなか けんいち)プロフィール

1976年、東京都生まれ。日本にJavaを広めた丸山不二夫氏に教えをこうため、北海道の稚内北星学園短期大学に進学。1998年に同大学経営情報専攻科を卒業後、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社に入社。電話会社の大規模インフラ構築などのシステム開発に携わる。4年間勤務した後、フリーランスのSEに。2006年に株式会社シンクスクエアを設立、代表取締役に就任。受託開発にこだわり続けることで高い支持を集め、着実に成長を続けている。

企業情報

設立 2006年2月
資本金 1,600万円
売上高 4億円(2013年12月期)
従業員数 26名(2014年5月現在)
事業内容 IT基盤を中心としたアーキテクチャコンサルティング、ICTコンサルティング、システム基盤ソリューション、ソフトウェア開発
URL http://www.sync2.co.jp/

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