累計経営者579人に取材、掲載社数289ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

飲食・食品業界の起業家インタビュー

有限会社タキダエンタープライズ 代表取締役CEO 滝田 庄次郎

飲食・食品小売流通業界での新しいビジネスモデルを創造

有限会社タキダエンタープライズ 代表取締役CEO 滝田 庄次郎

※下記はベンチャー通信50号(2012年12月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―菓子職人の伝統がある和菓子業界では、自社工場で製造するのが普通です。一方、御社は自前の生産ラインを持たず、すべてOEM生産していますね。なぜですか。

滝田:生産ラインを持つと、当社の強みである販売促進に集中できないからです。工場を持つと、投資回収のため、どうしても稼働率を優先させなければいけません。「稼働率をもっと上げるため販売価格を下げよう」となりかねません。それでは販売促進に強いという当社の武器が台なしになります。

―品質管理が難しいのではありませんか。

滝田:単品であれば、OEMでも十分な品質管理が可能。工場選定・素材選定には万全を期しているほか、商品ができあがるとすぐに社員総出で実際に食べてみて味や形をチェックするなど、厳しく検品を繰り返します。自らの舌で商品をチェックするのは、食品を扱っている会社の基本。社員自ら納得できる商品でなければ販売しないという伝統は、これからも大切にしていきたいですね。

―今後の御社のビジョンを教えてください。

滝田:現在、進行しているのがアジア進出。来年はシンガポール、上海、香港に出店するほか、台湾、韓国などでも計画が進んでいます。創業から20期を迎え、アジア進出という第2の創業期を迎えたのです。

 もうひとつは、当社流のLTV※(生涯顧客づくり)の追求です。店舗販売や通信販売でリピート客を増やすだけではなく、お客さまのライフスタイルに対応していきたいですね。そのためには、商売の原点ともいえるお客さまとの関係づくりと各スタッフの人間性を、さらに磨きあげることが必要です。当社は「スター創造企業」を標榜しており、人材は「人財」と考えています。お客さまから長く愛されるため、これまで以上に人財育成に力を注ぎます。

※LTV:Life Time Value の略。一般的には「顧客生涯価値」と訳されるが、タキダエンタープライズでは「生涯顧客づくり」と定義している。

滝田 庄次郎(たきだ しょうじろう)プロフィール

1957年、福井県三国町生まれ。祖父は福井県三国町の漁師、父は豊かな北陸の海の幸を提供する観光施設を営んでいた。しかし、17歳の頃に父が病気で他界し、以後、滝田氏は経営者と料理長を兼務。現在の「越前海鮮倶楽部」ブランドの商品は、観光施設でオリジナル企画として販売していた海鮮せんべいに創業のヒントを得た。1993年に有限会社タキダエンタープライズを設立し、代表取締役に就任。自宅で創業、開始した同社を年商10億円の企業に育て上げた。20歳の頃から身につけた非常識な販売促進とアットホームな社風を大切にするとともに、人財育成を重視している。

企業情報

設立 1994年6月
資本金 500万円
売上高 10億2,951万円(2012年9月期)
従業員数 50名
事業内容 食品の企画・開発・販売・製造・デザイン企画事業
URL http://www.takida-ep.jp/
お問い合わせ電話番号 0776-81-3252(受付時間 平日9:00~17:00)
お問い合わせメールアドレス k1-takida@senbei.biz

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