累計経営者579人に取材、掲載社数311ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

コンサルティング業界の起業家インタビュー

株式会社テレックス関西 代表取締役/CEO 上村 計明

コンサルティング1%の可能性があれば目標は必ず達成できる

株式会社テレックス関西 代表取締役/CEO 上村 計明

携帯電話販売を主力事業に、テレックス関西とアロージャパンの2社で構成しているテレックスグループ。景気変動の波に左右されずに着実な継続成長を遂げ、関西から関東に店舗網を拡大。今期決算では年間売上高100億円の大台突破を視野に入れるなど、まさに破竹の勢いだ。大手キャリアも同グループの「売る力」には絶大な信頼を寄せている。テレックスグループが激しい市場競争のなかで勝ち続けることができるのはなぜか。2社の代表を務めグループを統率する上村氏に、継続成長の理由や経営者としての原点などを聞いた。

※下記はベンチャー通信57号(2014年7月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―御社は創業以来、継続成長しています。その原動力を教えてください。

上村:お客さまはもちろん、社員を大切にしてきたからです。創業期における大きな失敗から「人を大切にしなければ、継続経営できない」という教訓を学びました。

―どんな失敗があったんですか。

上村:私は1995年、28歳の時に8名の仲間と起業しました。売上を上げて経営を軌道に乗せるため、寝食を忘れて仕事に打ち込み、猛烈に働きました。ついてきてくれた仲間たちも、自分と同じ夢をもって働いてくれている。そう思い込んでいました。しかし、実際はまったく違った。業務開始から1ヵ月後には数名の事務員さんを残し、全員辞めてしまったんです。ショックで、心が折れかけました。そんな私に尊敬する先輩経営者が助言をしてくれ、これからすべきことを自覚できたんです。

―その助言の内容を聞かせてください。

上村:自分のやり方に固執して、他人の考えを否定し受け入れない。売上だけを追い求め、ビジョンがなく、社員のやりがいや幸せを考えていない。「そんなキミは経営者として傲慢だ」という手厳しいものでした。返す言葉がないと同時に、「かかわってくれるすべての人の幸せを追求して、初めて企業は成り立つんだ」ということを学びました。そのとき、お客さまや社員を大切にし、人材を成長させることが私の仕事だと決意したんです。それで「頑張ることが喜びになる」。そんな働き方ができる会社をつくるための挑戦を始めました。

―具体的には、どんな挑戦をしたんですか。

上村:一人ひとりの社員と面談し、彼らの望む働き方を反映。些細な情報でも共有しました。社員と一緒に将来のことを真剣に考え、それぞれのライフスタイルにあった働き方ができるようにし、夢の実現を応援する会社に変えていったんです。すると自然に、自分と違う意見を受け入れることができるようになりました。おたがいの信頼関係がどんどん深まっていくことも実感しました。どんな夢をもっているのか、社員の話をじっくり聞き、その実現を応援するために会社としてできることは最大限に行う。こうしたテレックスグループ独自の文化は、これからも大切にしていきたいですね。また会社が変わっていくにつれ、お客さまへの対応についても、ほかとは違うテレックス流の接客が定着してきました。お客さまはどんなライフスタイルで、どんな不安をもっておられるのか。当社では、そこに時間をかけて聞くことをなによりも最優先しています。

―なぜ、聞くことが大切なんですか。

上村:本当にお客さまが求めていること、興味のあることを聞き出し、最適なプランを提供するためです。ですから、右から左に商品を売るだけなら30分ですむところでも、当社は倍の1時間をかけてお客さまのお話に耳を傾けます。こうした当社独自の接客対応は非効率かもしれません。でも、総合的な売上は落ちません。当グループに地域No.1ショップや全国トップの店舗が数多く存在しているのも、まずお客さまの話に耳を傾け、信頼していただけることをめざしているからです。真に満足してもらえる商品やプランを提供すれば、数字はあとからついてくるんです。

―経営者として、大切にしている価値観を教えてください。

上村:感謝の気持ちです。人間がイチバン感動するシーンは「感動している人を見ること」なのだそうです。感謝は人に感動を与え、感動している相手を見ると自分はもっと感動する。そして、感動の輪を広げたくなる。感謝と感動が世界にあふれれば、もっと社会はよくなるでしょう。だから私は、もっとも身近な仲間である同じ会社のメンバーたちに感謝の気持ちを言葉や形で伝えるため、社内イベントに力を入れています。そのひとつとして、1年以上勤務した社員の誕生日には家族や恋人、ご両親など、同行者の分も含めた高級リゾート宿泊券をプレゼントしています。社員たちも、せめて1年に1回、自分を支えてくれている人に感謝の想いをキチンと伝えてほしいからです。

―今期の目標を聞かせてください。

上村:当社は売上のみを追っているわけではありませんが、わかりやすい目標値として売上高100億円突破をめざしています。その先には、1,000億円達成の道筋も見えています。当社のメンバーなら、やり遂げられるはず。あきらめたら終わりですが、1%の可能性がある限り、目標は必ず達成できます。感謝の気持ちを忘れず、お客さまに、そして社会に感動を与え続けることができれば、どんな夢も実現するのですから。

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