累計経営者579人に取材、掲載社数319ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

業界の起業家インタビュー

“可能性を信じるチカラ”を信じる。 だから事業よりも人材を優先した

株式会社Wiz 代表取締役 山﨑 俊

※下記はベンチャー通信60号(2015年7月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

会社の立ち上げから時短勤務として入社

―山路さんの現在の業務内容を教えてください。

 総合本部の責任者として、会社のバックヤード業務全般を担当しています。具体的には、新しく入社したメンバーの人事書類の処理や給与計算、社員旅行や運動会、忘年会といったイベントの企画および運営、福利厚生の立案や運営なども行っています。

―社長の山﨑氏から誘いを受けて入社されたそうですね。どのような経緯だったのでしょう。

 もともと前職の上司が山﨑だったんです。私事ですが2009年に結婚し、2010年に出産。それから1年2ヵ月ほど育児休暇を取得していたんです。そして、職場に復帰して半年ほどたったころに、山﨑から「新しい会社を立ち上げるから来ないか」って誘われて。

 まったく新しい会社なので、当然のことながら福利厚生もまったく整っていない状態。結婚して小さい子どもをもつ親としては、多少不安でした。でも、どうしても山﨑と働きたかったので、入社を決意したんです。制度に関しても「これから自分たちで働きやすい環境をつくっていけばいい」と山﨑に言われたので、背中を押されましたね。

 入社の条件は、時短勤務で働けること。子どもを預かり保育に迎えにいかないといけないので、9時半から16時までしか働けなかったんです。快くOKをもらい、立ち上げ間もないベンチャーにいきなり時短勤務で働くことになりました(笑)。この勤務形態は、いまでも継続しています。

家庭も仕事も大事にする風土がすでに根づいている

―限られた勤務時間のなかで、どのようにして部署をまとめているのでしょう。

 1日を逆算し、16時までに帰れるスケジュールを立てて細かくタスク管理するように心がけています。忙しいときは、お昼を食べながら業務をこなしたりして。ムダに残業すれば自分や会社にとっても不利益なので、そこは日々意識していますね。

 それでも、いろいろ思いがけないことは起きます。最近はマシになったんですが、子どもが小さいときにインフルエンザやウイルス性胃腸炎にかかることがあり、1週間休むこともありました。そんなときは、周りが業務を分担してフォローしてくれるのですごく助かりましたね。本当に申し訳ないと思いつつ、感謝しています。

―家族を大切にする働き方を支援する風土が根づいているのですね。

 そうですね。私のように時短で勤務することもできますし、定時で帰るママも多く在籍しています。個別のワークライフバランスにあわせて気軽に勤務時間を相談できる環境は整っていますね。

 また、福利厚生も徐々に充実させているところです。「結婚お祝い制度」や「育児休暇」、子どもが保育園、幼稚園に通っている場合、最大1万円の補助を支給する「保育ママ制度」や「入園入学お祝い制度」など、さまざまな制度を導入。売上だけを重視するのではなく、従業員が安心して長く働ける環境を制度面からサポートしています。

―今後の目標を教えてください。

 勤務時間が短くても、きちんと働けるんだということを自分の背中で見せたいと思っています。近年、結婚・出産しても働きたいという女性は多く、ママ友のなかにも仕事をしたいけど条件が合わないケースが多いんです。当社では若い女性がたくさん働いているので、そのロールモデルに私がなれたらいいですね。

面接と選考会で感じたWizならではの魅力

―入社の決め手はなんだったのでしょう。

袁 面接ですごく話しやすかったのと、入社後に働くイメージができたことですね。

 就活を始めた当初は大手企業の選考も受けたんですが、形式的な志望動機を話す面接が堅苦しくて。私はもともと自由奔放な性格。それ以降は、ベンチャー専用の就活サイトをみながら活動を開始。伸びしろの大きいスタートアップに絞って探してました。

 Wizは面接官と応募者の立場に関係なく、思ったことが話せたんです。また、若くても責任者になれることを聞き、部下を率いて戦う自分が想像できたんです。

森永 選考会でほかの学生が「もし経営が傾いたらどうしますか」と質問をしたときに、人事担当者が「いざとなれば上層部が大型の仕事をとってくるから大丈夫」と自信満々に答えたのがすごく衝撃的だったんです。「そんなに自信と信頼関係があるんだ」と。

 それまでベンチャー企業以外の3社から内定を得ていたんですが、ベンチャー企業も見てみたいと思って参加したのがWizの選考会。人事担当者の答えもそうですが、聞く内容がほかの企業と違ってすごく新鮮で魅力的でした。それで入社を決めましたね。

切磋琢磨しつつ ともに成長していきたい

―実際に入社してからの印象はいかがですか。

森永 商材が売れない場合、売れないことを叱責するのではなく、なぜ売れないかを一緒になって考えてもらえるのが印象的でしたね。一人ひとりと面談を行って、問題を洗い出したうえで対策を立てて実行する。それによって、営業の精度が上がるのを実感しています。

袁 仕事ではストイックですが、全員がフレンドリーです。食事にも気軽に誘ってもらえますし、今年の5月は初開催の運動会に参加。他部署の方とも交流でき、楽しかったです。

―今後の目標はなんでしょう。

袁 まずは十分に力をつけて、責任者を目指します。そしてゆくゆくは、新しい事業にかかわりたいですね。会社方針として、新規顧客だけでなく既存顧客のフォローを強化していく予定なので、それを任せてもらえたらと。

森永 大きな目標としては、会社を大きくしていきたい。いまはまだ、電話で「Wizです」と話しても「知らない」と答えられるので、知名度を高めていきたいですね。

袁 トヨタやパナソニックと肩を並べるほどになれたらいいよね。

森永 あと当面は、同期のなかで先頭を走っていたいという目標があります。インターンの成績では袁くんに勝ったのですが、じつは入社してからは負けているんです。だから翌月は絶対に巻き返したいと思っています!

袁 こちらこそ、絶対に負けないよ!

山﨑 俊(やまざき しゅん)プロフィール

1982年、東京都生まれ。2006年に早稲田大学理工学部を卒業。在学中に株式会社光通信に入社。その後、同社の最年少執行役員を経て、30歳になるタイミングの2012年に株式会社Wizを設立、代表取締役に就任。マーケティング事業とクリエイティブ制作を中心に事業展開。取引先からの支持を集め、設立からわずか3年で従業員数12名から500名へと急成長を果たす。

企業情報

設立 2012年4月
資本金 6,000万円(資本準備金3,000万円含む)
売上高 35億円(2014年11月期)
従業員数 536名(社員296名・アルバイト240名:2015年6月現在)
事業内容 マーケティング事業、CRM事業、Drive事業、メディア事業、コンサルティング事業、クリエイティブ事業
URL http://012grp.co.jp/

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