累計経営者579人に取材、掲載社数286ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

IT業界の起業家インタビュー

IT起業家の数だけある「悩み」を解決して日本の総務・人事部の役目を果たす

Bizer株式会社 代表取締役 畠山 友一

起業時の経営者を悩ませ、事業を進めるうえでの足かせになることも多いバックオフィス業務の数々。その面倒さを軽減するサービスとして注目を集めるのが、クラウドサービス「Bizer(バイザー)」だ。すでに600社を超える中小・ベンチャー企業が導入し、いまもクチコミで広がり続けている。圧倒的な安価でバックオフィス業務の負担を飛躍的に削減するこのサービスについて、提供元であるBizer代表の畠山氏に聞いた。

※下記はベンチャー通信62号(2016年1月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

自身の経験から生まれた画期的なサービス

―これから起業する、あるいは起業したばかりの経営者が「Bizer」に注目していると聞きました。理由はなんでしょう。

 スタートアップ時に多くの起業家が直面する課題を解決するサービスだからです。

 スタートアップ時に、事業を進めながら慣れないバックオフィス業務を行うのはとても大変です。専任の担当者や税理士、社労士などの専門家を雇おうにも資金的にまだ余裕がなく、経営者自身がその役割を兼務している例が少なくありません。

 また起業時に誰もが直面する、会社登記の手続きの煩雑さも同じです。登記の手順を本やネットで調べて自分で行うか、出費を覚悟して司法書士などの専門家に依頼するか。いずれにしても事業を始める前から大きな負担を強いられるわけです。「Bizer」は、月額2980円でこれらのようなバックオフィス業務の負荷を大きく削減するサービスとして注目されているのだと思います。

―畠山さんはなぜこのサービスをつくったのですか。

 私自身が起業時に苦労したからです。1年前のことですが、法人登記などの設立準備を自分でやってみたんです。すると相当に面倒くさくて、「こんな煩雑なことを起業家は文句も言わずやっているのか」という素朴な疑問がわきました。会社の登記を終えたところで、今度は経営者の先輩から顧問税理士が必要だと教えられ、そこで税理士に相談したところ、税務の顧問料は月額2~3万円だと言われました。まだそれほど複雑な税務会計は必要ないのに、年間30万円もの費用負担は重いと感じました。

 そこで気づいたのです。起業時やスタートアップ時に悩まされる、バックオフィス業務の負担を解消できるサポートシステムをオンラインで提供すれば、多くの経営者に喜ばれるのではないかと。それが「Bizer」の出発点になりました。

ユーザーからの相談件数はすでに5000件超

―「Bizer」で提供するサービスの内容を教えてください。

 会社の運営には社員の雇用や退職、オフィスの移転、増資や決算申告など多様なバックオフィス業務が発生します。それにともなって、法的文書の作成や役所への届出、社内規定の作成などの煩雑な事務作業が発生します。

「Bizer」は会社運営のバックオフィス業務をToDo化し、知識がなくても管理ができる機能を提供するクラウドサービスです。「ダンドリ」というメニューでは、手順に従ってタスクを進めるだけで、知識やノウハウがなくても簡単に業務や手続きを行うことができます。管理部門に専任担当者がいなくても、バックオフィス業務をもれなくスムーズに進めることができるのです。

―税務や労務などの専門知識が必要な場合でも対応できますか。

 はい、可能です。税理士や社会保険労務士、司法書士などの専門家にオンラインで相談して、24時間以内に回答を得られます。案件に応じてふさわしい専門家を私たちがコーディネートするので、アドバイスの内容が非常に的確です。ユーザーは自社で抱えている課題が、税理士に相談すべきか司法書士に相談すべきかを悩むことなく、気軽に相談することができます。

 これまでユーザーからの相談件数はすでに5000件を超えています。100社あれば100の質問がある。つまりどれひとつとして同じ質問はありません。その解決内容がそのまま当サービスのソリューションとして蓄積されているのが大きな強みですね。

―それでもバックオフィス業務に手が回らない時はどうすれば良いですか。

 必要に応じてBizerコンシェルジュと専門家に代行を依頼することも可能です。これが「マキトリ」サービスです(別途費用発生)。「ダンドリ」のこまごまとしたタスクを代行し、専門家の知識を活用。さらに専門家ならではの電子申請などを駆使して、ユーザーは何もすることなく課題を解決することができます。

―今後のビジョンを教えてください。

 ビジネスを進めるうえで必要となる税務や人事、総務などのバックオフィス業務のサポートは全部当社が行います。いわば、日本のベンチャーの総務・人事部の役割を果たすようなものです。当社は経営者がより事業に集中できる環境をつくり出していくお手伝いをしていきたいと考えます。日々の気づきを新たな仕組みに落とし込みながら、サービスの価値をさらに上げていきたいですね。

畠山 友一(はたけやま ゆういち)プロフィール

1978年、東京都生まれ。2001年に株式会社富士通アドバンストエンジニアリングに入社。2004年に株式会社リクルート(現:株式会社リクルートホールディングス)に転職し、中小企業の業務効率化やマーケティング支援の業務に従事。2011年にグリー株式会社に入社。グリーアドバタイジング株式会社の代表取締役を経て、2013年10月に独立。株式会社ビズグラウンド(現:Bizer株式売社)を設立して代表取締役に就任。2014年5月に管理部門の業務効率化を進めるクラウドサービス「Bizer」をリリースした。

企業情報

設立 2013年10月
資本金 7,064万円
事業内容 中小規模事業者、個人事業者向けビジネス支援クラウドサービス「Bizer( バイザー)」の開発・運営
中小規模事業者、個人事業者向けコンサルティング業務
URL https://bizer.jp/
お問い合わせ電話番号 0800-111-7813(受付時間 平日10:00~18:00)
お問い合わせメールアドレス support@bizground.co.jp

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