累計経営者579人に取材、掲載社数287ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

不動産業界の起業家インタビュー

不動産会社への愛着こそが仕事のモチベーションを高める特効薬

武蔵コーポレーション株式会社 代表取締役 大谷 義武

資産運用のワンストップサービスを追求し、急成長を遂げている武蔵コーポレーション。収益用不動産を中心に各種金融商品の運用や税務対策を通じて顧客の資産運用を支援している。先進的な事業内容とは対照的に、社内では伝統的な家族的経営が浸透し、独自の社風を形成しているという。同社代表の大谷氏に、その狙いや人材育成への想いを聞いた。

※下記はベンチャー通信64号(2016年6月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

資産運用支援を通じて「人生の安定」を届けたい

―事業内容を教えてください。

 収益物件の販売・管理を通じて、お客さまの資産運用をお手伝いしています。当社が対象とするお客さまは企業オーナーや創業社長といった富裕層です。そこに絞った理由は、富裕層の資産運用効果が社会的に大きなインパクトを与えるからです。たとえば数百人、数千人の従業員を抱える経営者は、従業員のみならず、その数倍の家族の人生を背負っている。彼らの資産を守ることは、事業の安定、ひいては社会の安定に寄与するものと当社では考えているのです。

 将来不安の高まりにともない、資産保全へのニーズは増加し、多様化しています。そこで現在、物件販売のほか、提案メニューの拡充を戦略的に進めているところです。

―具体的にどのような取り組みをしているのですか。

 縦の展開と横の展開のふたつがあります。縦の展開とは事業領域の拡大です。株式や投資信託といった金融商品の運用、確定申告などの税務対策、相続にかかわる法務対策など、富裕層には多様な資産運用ニーズがあります。そこで当社のグループ内に証券会社や会計事務所、弁護士事務所といった機能を立ち上げ、あらゆる資産運用メニューにワンストップで対応できる体制を構築しています。

―一方、横の展開とはなんでしょう。

 地理的な拡大です。これまで当社は埼玉県を中心に事業を展開してきました。ですが、収益物件はあくまで投資用。本来、運用物件は全国どこにあってもいいわけです。そこで当社では、全国のさまざまな収益物件を紹介するため、全国に拠点網を広げようと動いています。その最初の一手として、3月に東京本部を開設しました。

経営コンセプトは「知的×家族的経営」

―事業領域の拡大にくわえ、売上も対前年比150%と急速に拡大しているようです。その原動力はなんですか。

 人材が揃っていることです。というのも、この仕事はシステム化、マニュアル化できないんです。あつかう物件はひとつとして同じ商品はありません。一方、お客さまは一人ひとり個性も考え方も違います。提案する営業の人柄で購入を決めるお客さまも多く、人材への依存度がことのほか高い事業といえます。いわば、社員一人ひとりが当社の商品。ですから、一人ひとりの社員がいかにモチベーションを高く維持できるかが重要になります。

―どのように社員のモチベーションを高く維持しているのですか。

 会社や仕事に対する価値観をつねに共有するようにしています。当社の経営コンセプトをひと言で表せば、「知的×家族的経営」。事業の性格上、多くの知識を駆使する知的な側面がある。一方で、チームワークが非常に重要な仕事でもあります。売買部門は、営業部門と連携し適正家賃を算定しなければ物件購入はできません。また、営業部門は工事部門と連携しなければ、改装費用を算定した適正家賃を設定できないという具合に、部署間の連携がなければ仕事が進まないのです。

 ですから、社員同士が助け合い、支え合う家族的な関係性をとても大事にしているのです。「社員は第二の家族」がコンセプトですので、社員の家族も同様に会社にとって家族です。ですから社員旅行や会社が主催する各種イベントも当然、家族同伴が基本です。家族の健康管理にも気を配っており、人間ドックでも家族分の費用を会社が負担しています。

 こうした結果、社員は会社に愛着を持ち、仕事で高いモチベーションを維持できるのです。

お客さまだけではなく、社員の人生も安定させたい

―最後にベンチャー企業に関心をもつ学生にメッセージをお願いします。

 日本の将来不安はこれからも高まっていきます。先を見通すことはますます難しくなっていくでしょう。そのとき、考えるべきことは、自分にとって本当に幸せな状態とはなにかということです。

 もう大きな船なら安心という時代ではありません。つぶれない会社を選ぶことも大事ですが、それよりも万が一、会社がつぶれても自分で船をこいでいける実力がある状態の方が本当の意味の幸せ、安定ではないでしょうか。

 不動産にとどまらず、あらゆる資産運用メニューをあつかう当社で、社員はさまざまな経験を積み、社会人としての実力をやしなうことができます。会社に頼らなくても、どこでも生きていける実力を養える環境があるのです。意欲のある学生にはぜひ、当社で将来の本当の幸せ、安定を手にしてほしいですね。

その他の不動産起業家の記事

※このサイトは取材先の企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。ユーザーは提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(イシン株式会社)は何ら保証しないことをご了承ください。自己の責任において就職、転職、投資、業務提携、受発注などを行ってください。くれぐれも慎重にご判断ください。

ベンチャー通信メールマガジン

ベンチャー通信注目の企業や、ビジネスニュースなどの情報をお知らせします。

ご登録はこちら
  • ベストベンチャー100
  • 注目の西日本ベンチャー100
  • 人財力100 人材採用と育成に力を入れている100社
  • 活躍しているエンジニアの職場を取材!Tech通信ONLINE
  • INOUZ Times
  • 高知リフレッシュオフィス

ベンチャー通信

ベンチャー通信
ベンチャー情報雑誌

「ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを取材」をコンセプトに編集している、2000年創刊のベンチャー情報雑誌です。

ベンチャー通信への掲載・取材希望の方

ベンチャー企業の採用力強化、自社の成長性・知名度アップのため、ベンチャー通信に貴社の取材記事を掲載してみませんか?

pagetop