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飲食・食品業界の起業家インタビュー

飲食・食品「おおきに」で人と街をつなげ関西をもっと元気にしたい

株式会社おおきに商店 代表取締役 植松 俊之

※下記はベンチャー通信66号(2017年1月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

異なる企業・事業の集合体である「おおきに商店」で、最前線に立つメンバー。「おおきにコーヒー」の松川氏と「おおきにホテルズ」の三木氏に、仕事のやりがい、今後のビジョンなどについて聞いた。

ちょっとしたふれあいが提供できる場所にしたい

―現在、担当している業務はなんですか。

「おおきにコーヒー」の現場の責任者として、ワゴン車によるコーヒーなどの販売と、店舗のマネジメントを担当しています。普段はワゴン車で接客と販売を行うほか、近隣の企業へのあいさつ回りなど、店舗のPR活動なども行っています。

―「おおきにコーヒー」の担当となった経緯を教えてください。

 2014年4月に不動産営業職から現在の「おおきにコーヒー」に転属しました。もともと人と接するのが好きだった点を見込まれて、コーヒー事業をスタートするにあたって、植松社長から声をかけてもらったのです。

 最初は驚きましたが、9月のオープンに向けて準備を開始。車選び、焙煎機選びにはじまり、メニュー構成、コーヒー豆の選定など店舗にかかわるすべてを経験しました。お客さまが来るか不安でしたが、いまでは顔見知りの常連さんも多くできました。

―仕事の魅力はどこに感じますか。

 お店の存在価値を確認するときですね。たとえば、支店が変わり、勤務先が遠方になることになったお客さまから、「新しいところにも来てよ」と言っていただいたとき。また、会社員のお客さまがコーヒー1杯を買って、ワゴン車前で飲みながら、「ほんまにな…」って職場の愚痴のひとつもこぼし、ひと息つく。そんなちょっとしたふれあいの時間を、僕たちが提供できていれば、うれしいなと思います。それは、自販機やコンビニではなかなか得られないものだと思いますから。

 それから当店ではお客さまにいつも笑顔で、お客さまより先にあいさつをするようにしています。これを「先手必笑」と言っています。そして必ず「おおきに!」、朝は「行ってらっしゃいませ、良い1日を」とひと言付け加えるんです。そしたら、「おおきに、君もな」って返してもらえたりします。そんなつながりができるのがとてもいいですね。

―今後の目標を教えてください。

 いまは2店舗ですが、もっと店舗を増やして、ゆくゆくは大阪で知らない人はいないというコーヒーショップにしたいです。そして「おおきに」を広めるのがミッションです。「おおきに」の「に」は口角が上がるでしょう。だから、「おおきに」を広めると自然にみんな笑顔になるんですよ。大阪で「おおきにコーヒー」を広めて、みんなを笑顔にする。おおきに商店は「人でできている会社」だからこそ、つながりを大事にします。必ず実現できると思います。

お客さまに「ありがとう」と言ってもらえる仕事をする

―三木さんは賃貸不動産の営業をしていたと聞きました。ホテル業にはとまどいがあるのではないですか。

 とまどいはありませんでした。というのも前職がスイスのホテルで、フロントや飲食部門などサービス全般を担当していたので。ただ、ホテル全体の運営・管理やスタッフの管理は今回が初めてです。しかもホテルのオープニング事業など手がけたこともなく、そういう意味で、試行錯誤はおおいにしました。

―どんな試行錯誤でしょう。

 ホテル業務にかんする、ありとあらゆることについてです。予約システムの構築、ホームページの文言作成、フロント業務のマニュアル作成、揃えるべき備品類のリストアップなどなど…。大変でしたけれど、とても良い経験になりました。

―インバウンドのお客さまが多いですか。

 はい。アジア圏の方が多いですね。国によって好まれる対応の仕方が違うので、接客は画一的にならないように気をつけています。たとえば買い物のショップ選びでも、中国の方は価格よりも量が揃う店を重視する一方で、韓国の方は価格にシビアです。なにがお客さまに喜んでもらえるかを探しながら行動しています。

―三木さんのミッションはなんでしょうか。

 当ホテルをお使いになったお客さまから、感謝してもらえる仕事をすることです。

 当社は決められたマニュアルで動くのではなく、接客も「お客さまが喜んでくれたら正解」というスタンスで、プロセスの選択は自由です。アメニティや部屋のレイアウトなども自分たちの判断で決められるなど、あくまでも現場の判断を尊重してくれるので、とても仕事がしやすいです。だからスタッフはみんな、お客さまを喜ばせるためにはどうすればいいかをひたすら考えます。

 おすすめのレストランのメニューをお客さまの母国語に翻訳して、お客さまに感動されたスタッフもいました。

 自分で考えたことがお客さまに喜んでもらえるから自分もうれしい。これが「おおきに」の広がりなんだと思いますね。

―今後の目標を教えてください。

 大阪で当ホテルの数を、2017年には5軒にしたいですね。同時にリピーターの数を上げられるように、お客さまの要望に応えていきたいです。お客さまからの「おおきに」をいま以上に増やせるように、がんばります。

植松 俊之(うえまつ としゆき)プロフィール

1976年、大阪府生まれ。少年の頃から独立志向が強く、「何をするにも資金が必要」と考えて中学生の頃からアルバイトに励んだ。社会人となり、会社勤めを経て資金目標の1,000万円を貯め、24歳で起業。2003年に総合不動産事業を行う株式会社フィートを設立し代表取締役に就任した。2014年に株式会社おおきに商店を立ち上げ、さらなる業容の拡大を見据えている。

企業情報

設立 2014年7月
資本金 390万円(2016年12月8日現在)
売上高 134億6,025万6,395円(2016年8月期:グループ全体)
従業員数 85名(2016年12月現在:グループ全体) 
事業内容 飲食業、宿泊業、建設業、貸しスペース業、行政書士業をベースにした総合PR業
URL http://coffee.ookini.jp/

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