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不動産業界の起業家インタビュー

HEARTSグループ 代表取締役社長 兼 CEO 植西 剛士

不動産“いいヤツ”で団結し無限に飛躍する

HEARTSグループ 代表取締役社長 兼 CEO 植西 剛士

※下記はベンチャー通信66号(2017年1月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

業界未経験の人財を採用することが多いHEARTSグループ。それでも成果があがるのは、上司や先輩によるマンツーマンの新人育成法によるところが大きい。ここでは指導する人・される人4組をインタビュー。HEARTS流の人財育成術に迫った。

結果が出ないときに「目線を上げよ」と

鈴木: 2016年4月に新卒で入社しました。じつは学生時代にこの会社でインターンとして働いていたんです。そのなかで、多くの尊敬できる先輩たちに出会えた。もともと不動産業界への関心は強くなかったんですが、「なにをするか」ではなく、「どういう人たちと仕事をするのか」という軸で考えたときに、「ここしかない」と当社を就職先に選びました。

 いまは全国各地の不動産会社へ電話して、物件の情報を集めて、優良物件を仕入れる仕事をしています。入社当初は、なかなか結果が出なかった。そのとき、奥山さんから「目先のことばかり考えず、もっと先の目標を立てなさい」と指導されました。おかげで目線を上げることができ、成果も出るようになりましたね。

世の中に認められる男に育てたい

奥山: 鈴木のような部下をもつと、「彼の人生のなかで重要な部分をまかされたな」という使命感を抱きますね。「世の中に認められる男に育てなきゃいけない」と。ビジネスのノウハウも教えますが、人間としての基本的なあり方も指導しています。謙虚さ、素直さ、礼儀の大切さなど。

 それは私のチームの仕事にも直結しています。物件をもっている不動産会社から信頼をかちとらなければいけない。たとえば「仕入れたい物件と違うものを紹介されたときも、スルーしないで必ず、すばやく返答しなさい」と教えています。そんな小さなレスポンスひとつで、信頼されるかどうかが変わるからです。

成果が出ない3ヵ月上司は待ってくれた

山下: 前職は飛び込み営業をやらせる会社で、成績は悪くなかった。自信をもって、この会社に転職してきたんですが、最初は全然、成果が出なかった。3ヵ月間、成果ゼロ。上司の白崎さんからはなにもいわれず、怒られることもなかった。

 でも、重要な仕事がある日、白崎さんに「女の子とバーベキュー行ってきます」っていったら、「ああ、仕事はオレがやっておくから、いいよ、行っておいで」って。「ばかやろう、遊んでないで仕事しろ」って怒られるより、よっぽどこたえました。「なにをしていたんだ、私は」と。それから一念発起して、ハードワークを続けました。そうしたら成果が出るようになりました。私を信じて、待ってくれた白崎さんには感謝しかないですね。

私が給料出してもいい そういって彼を守った

白崎: 私の指導は「自分であがってこいよ」というスタンス。見込みがある部下は、あがってくるまで待ちます。山下は、みんなでカラオケに行ったとき、いちばん盛り上げていた。「遊びで突き抜けられるヤツは仕事もできるだろう」と。それに「家族を旅行に連れていきたいからお金がほしい」といったこと。本気が感じられましたね。

 そこで、「こいつは伸ばそう」と決めた。当社には「3ヵ月間ひとつの部署にいて成果が出なければ異動」というルールがある。でも、代表の植西に「私が給料払ってもいいから、待ってくれ」といいました。結果、成果が出て、いまでは頼もしい存在です。

いま入社する社員は幹部候補として育てる

土谷: 買い取る物件を精査して、たとえばリノベーションをするとか、物件に対してどんなアプローチが必要か企画するチームです。事業の成長へ向け、部下と精進する日々です。

 彼女を含め、新人への指導方針は「自分で考えるチカラをつけてほしい」ということ。創業2年目のベンチャーに参画したということは、将来、この会社が大きくなったときの経営幹部候補。未来のメンバーを引っ張っていくはずの存在なんです。だから、受け身の姿勢でいてはいけない。そんな想いで教育しています。三田村にも「最後のチェックは私がするから、思い切りやっていいよ」と指導しています。また、業界未経験者と話すときは、業界用語をかみくだいて話すようにしています。

女性でも上に行ける だから入社を決めた

三田村: 私は中途入社。前職も不動産の会社でしたが、当社とは事業領域が違うので、業務はイチからおぼえていきました。社風もまったく違いますね。前職の会社では、みんな無言で仕事をしていた。ここではよく会話があるし、職場でバックミュージックを流しているのは衝撃的でした。ちょっと休憩しながら仕事を進める自由さもあるので、疲労感が違います。家に帰って「はぁー」って、ため息をつくことがなくなりましたね。

 入社を決めたのは、面接で代表の植西と話したとき、「女性でもどんどん上に行けるよ」といわれたこと。不動産会社にしては女性の数が多いことも魅力でした。

試行錯誤してきた自分の失敗談を話す

梅田: 区分マンションを仕入れ、投資家に銀行融資を紹介しながら販売し、その後の管理まで手がける部門に携わっています。私が入社してきたのは、まだメンバー5名ぐらいのころでした。その後に入ってくるメンバーたちを指導する立場に、自然となりました。

 私の前職は不動産の訪問販売を手がける会社でした。不動産業界ではあるものの、当社とはまったくやり方が違います。紹介から成約することが多いこと。1件の金額が億単位で高いこと。それにベンチャーで成長スピードが速く、勢いが感じられることです。

 田村をはじめ、新たなメンバーを指導するときは、私自身が試行錯誤しながらこの会社でやってきたので、その自分の失敗談を話すようにしていますね。

気さくな先輩が隣の席にいる安心感

田村: 私はアパレル会社にいて、店長を務めていました。そのなかで「ヒトの人生のなかで、いちばん高い買い物で接客したい」と思うように。それで不動産業界へ行こうと。そのなかでもこの会社に決めたのは、勢いが感じられたから。そのなかに身を置いてみたいと思いました。

 入社後、梅田さんと同じチームに配属され、細かいことを教えてもらっています。席が隣なので、わからないことはすぐ聞ける。梅田さんに限らず、みんな気さくに教えてくれるので、不安は感じませんね。仕事が終わってからの付き合いも多くて、じつは昨日も梅田さんたちとニンニク専門店へ行きました(笑)。

植西 剛士(うえにし たけし)プロフィール

1984年、京都府生まれ。立命館大学国際関係学部卒業後に上場大手総合不動産会社に入社。30歳までに独立することを自分に課し、30歳の誕生日を迎える20日前の2014年3月にHEARTSグループの前身となる不動産会社を勢いで設立し、代表取締役社長 兼 CEOに就任。

企業情報

設立 2015年7月
資本金 700万円
売上高 59億円(2016年6月期)
従業員数 40名
事業内容 Webプロモーション事業、マーケティング事業、収益不動産の買取・販売・仲介事業、収益不動産のバリューアップ事業、不動産コンサルティング事業、プロパティマネジメント事業、居住用不動産の売買仲介事業、リノベーション事業、エリア特化型高級賃貸仲介事業
URL http://www.hearts-am.co.jp/

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