累計経営者579人に取材、掲載社数291ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

不動産業界の起業家インタビュー

不動産世界に飛翔する

リストグループ 代表 北見 尚之

※下記はベンチャー通信66号(2017年1月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

若くして会社の中軸をマネジメントする―。あらゆる成長ベンチャーに共通する「経営のカタチ」がリストグループ(以下、リスト)にもある。ハワイ事業、海外事業をサポートする経営企画部、ホットスポットの戦略支店、ブランディング戦略。各部署の「リストの若きリーダー」たちを取材した。

―ハワイ事業を担当されているそうですね。

 はい。ハワイにおける「サザビーズ」ブランドの不動産仲介事業を手がけています。オアフ島を中心に「ハワイの不動産は値下がりしない」と言われ、世界中の投資家や富裕層から人気を集め続けているマーケット。非常に活気がありますね。扱っている物件は別荘やコンドミニアムなど。当社が国内独占販売権を取得した、全米屈指のデベロッパーであるハワード・ヒューズコーポレーションが手がける「ワードビレッジ」もそのひとつ。第2フェーズが終了し、2017年から一戸数億円の高額物件を中心とする第3フェーズの販売がスタートします。

先を見据えて「いま」を懸命に生きろ

―仕事をする上で、大切にしていることを聞かせてください。

 お客様の多くは事業を営んでいたり、企業のエグゼクティブとして多忙を極めていらっしゃる方たちです。なので、手を煩わせないように、簡潔にわかりやすく情報を伝えることを大切にしています。

 常に当事者意識を忘れないことも重要。お客様のライフ・プランや投資計画は千差万別。ですから、マニュアルをこなしていくような仕事はできません。お客様の立場にたって問題点を探し出し、〝不動産のプロ〟として解決策を見つけることが求められます。決して楽ではありませんが、自分の提案でお客様に満足していただけたときの喜びは何ものにも代え難いやりがいです。心から「仕事が楽しい」と感じています。

―就活生へメッセージをお願いします。

 将来の自分、なりたい自分を具体的に考えるといいでしょう。すると、未来を築くために、いまの自分に何が必要か、どんな行動をすればいいのかが見えてくるからです。先を見据えて、いまを一生懸命になれる人。そんな人と一緒に働きたいですね。

―担当業務を教えてください。

 海外子会社の業務の進捗状況などのマネジメント、ニューヨークにある「サザビーズ インターナショナル リアルティ」本部との折衝、そして海外市場拡大に伴うプロジェクトの推進です。

 今後、リストはハワイだけではなく、東南アジアなどへの海外進出を加速させます。増え続ける海外拠点とのやりとりを円滑化し、海外でのビジネス展開をサポートすることが私のミッションです。

自分を理解してもらい相手のことも理解する

―海外の方とビジネス上のやりとりをするのは簡単ではないと思います。

 ええ。慣習、文化、価値観など日本と海外では様々な違いがあり、そこがわかっていないと誤解やトラブルが生じかねません。だからといって現地の事情を優先しているだけでは、ビジネスはうまくいかない。そこで私は、まず自分が動くことと、相手の話に耳を傾けることのふたつを大切にしています。

 語学力は大切です。でも、もっと重要なのは、人対人のコミュニケーション力です。言葉は道具でしかありません。文法通りにきれいな外国語を話せたとしても、伝えたいことが伝わらなかったり、相手の気持ちや考え方が理解できなければ、ものごとは進みません。自分を理解してもらい、相手のことも理解する。これは海外の方とのやりとりだけではなく、仕事でもプライベートでも、あらゆる場面で大切なことだと思います。

―今後の目標を聞かせてください。

 私は「仕事はかけ算」だと考えています。自分の経験や視点が加わることで、付加価値が生まれて、仕事が何倍にもおもしろくなるからです。私はこれまで外国の政府機関や金融機関で働いてきました。この経験はリストの仕事でも活かされています。自分の経験、視点を仕事に活かし、新しい価値を生むことにこれからも挑戦していきたいですね。

―担当している仕事を教えてください。

 「武蔵小杉支店」の支店長をしています。30代前半で支店長になるのは、リストでは珍しくありません。

 私がリストに入社した理由は「若い人たちのパワーが溢れている」と感じたから。就活生の時は、不動産業界に興味はありませんでした。しかし、会社説明会から面接へと進むうちに、社長の力強いリーダーシップやカリスマ性、会社の成長性、そして若いメンバーが活躍しているリストに惹かれ、「こんな会社で働きたい」と思いました。

 「武蔵小杉支店」は2016年6月にオープンした新しい支店。20代を中心とした8人のスタッフが働いています。武蔵小杉は、都心と横浜のどちらにもアクセスしやすいことなどから、いつも「住みたい街ランキング」で上位に入る人気エリアです。現在では、武蔵小杉のある川崎市だけでなく、世田谷区、大田区など、多摩川を挟んで隣接している城南エリアにも営業領域を拡大中です。

大きな成果はチームワークから生まれる

―支店長として心がけていることを聞かせてください。

「メンバーも大切な〝お客様〟」という想いです。メンバーの後ろにはリストのお客様がいます。お客様に満足していただき、満足を超えた感動を提供する〝いい仕事〟は、「仕事は楽しい」と感じている人財でなければ、成し遂げられないと思うんですよ。

 密なコミュニケーションも大切にしています。一人ひとりがバラバラに仕事をするより、チームで仕事をした方が大きな成果を上げられるからです。営業は一人で黙々とする仕事、というイメージがありますよね。以前は私もそうでした。でも、成功を共有し、その喜びを分かち合える仲間がいたら、何倍も仕事はおもしろくなります。いまの私の目標は「武蔵小杉支店」を、そんなチームに育てていくことです。

―G統合マーケティング部の役割を教えてください。

 Gは英語の〝グループ〟の頭文字。リストグループが取り扱う物件の広告掲載や各仲介店舗の営業サポート、企業広告などを担当しています。経営陣とコミュニケーションを取りながらブランドの方向性を固め、それをテレビCM制作などのクリエイティブに反映させることも私の仕事です。

 部署のメンバーは合計10人。半数は女性です。リストでは、男女の違いなどで仕事の差をつけるようなことはしません。多様な人財が活躍できる環境があります。

―ほかにリストにはどんな働き方の特徴がありますか。

 自主性を重んじることです。私自身、これまで上司がいい意味で放置してくれました。指示されたことしかできないのではなく、自ら選択して行動するから成長できるんです。だから私の上司だった人たちは、あえて何も言わず、私が気づき、自ら行動するのを辛抱強く待っていてくれていたんだと思います。

世界中の人に「リスト」の名前を知ってもらうため

―今後の目標を教えてください。

 認知度アップとブランド価値の向上に貢献することです。CMを制作し、テレビ局だけでなく、JAL・ANAの成田・羽田空港発着の機内CM放送や「横浜DeNAベイスターズ」へのスポンサードなどを通じて、多くの人にリストの名前を知ってもらうことができ、会社の売上にも貢献しました。こうした事例をどんどん増やしたいです。

 海外展開を積極化させていることから、成田・羽田の国際線ラウンジに置いてあるアメリカの新聞「ウォール・ストリート・ジャーナル」のラッピング広告も行いました。一方で、地元・横浜に根ざした企業であることを認知してもらうため、横浜市営地下鉄ブルーラインの関内駅には「リスト本社前」との副称も入れています。世界中の人にリストを知ってもらう。そんな活動をしていきたいですね。

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