累計経営者579人に取材、掲載社数288ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

コンサルティング業界の起業家インタビュー

コンサルティング何をするより誰とするか。社員の夢を叶える企業を目指す

株式会社ネクストコミュニティ 代表取締役 辻村 公是

社内の風通しが良く、従業員一人ひとりをサポートし、実績を公平に評価してくれる?。そのような営業会社がどれだけあるだろうか。営業代行業をメインに大手通信キャリアの回線販売で東日本トップクラスの実績を誇り、大手上場企業のコンサルタント業務を行うネクストコミュニティは、そんな会社である。「社員は家族」と語る代表の辻村氏による、従来の営業会社のイメージをくつがえす人材育成法によってめざましい成長を遂げている。同氏に経営理念や成長のヒミツなどを聞いた。

※下記はベンチャー通信66号(2017年1月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

営業の魅力を味わってほしい

―事業内容を教えてください。

 営業代行サービスを展開しています。クライアントとそのお客さまの“かけ橋”になる仕事ですね。クライアントの商品・サービスについて、資料作成から販売戦略の立案、そして実際の販売までを一貫して請け負います。現在は主力商材として大手通信キャリアの通信回線をあつかっており、販売キャンペーン施策やその仕組みづくりまで任されています。

―販売実績は東日本トップクラスだそうですね。営業力のヒミツはなんですか。

 営業未経験の人間でも短期間で結果を残せるように整備した、充実の育成スキームと手厚いサポートです。商品知識研修からクライアントへのアプローチ、クロージングから契約までのエッセンスを独自の視点でまとめた緻密なマニュアルを作成。これをベースとして、先輩社員が同行しながら、ひとり立ちまで粘り強くていねいに教育するのです。営業未経験者でも安心して入ってもらえる環境です。

―育成を大事にしているのですね。

 そのとおりです。育成システムがしっかりしていれば、いい人材に育ったかもしれない人材が、まともな教育を受けることもなく厳しく結果だけを求められた末に、営業という仕事が嫌いになって辞めていく。いろいろな営業会社をみてきましたが、そうした例がじつに多いんです。営業の魅力も知らずに、本当にもったいないことです。

 営業とは年齢や過去の実績を問わず、自分次第で稼ぐことも上にあがっていくこともできる仕事。営業は毎日結果が出るので、短い時間で成果を積みあげ、評価をあげられるのが魅力です。まさに人生を変えられる魅力的な仕事です。この魅力をうちのメンバーには絶対に味わってもらいたいんです。星の数ほどある会社のなかから、当社を選んでくれたメンバーは家族のように大事な存在。彼ら彼女らの成長のために、会社としてできることはとことんする覚悟です。

怒るだけが教育じゃない

―育成にあたっての理念はありますか。

 いたずらに営業結果だけを追い求める環境にはしたくない、という想いは大事にしています。だから、当社では、営業成績の悪さ、目標の未達などを理由に怒るような指導はいっさいしません。

 たしかに結果は大事です。「営業は結果がすべて」というのも一面の真理でしょう。でも、だからといって稼げれば何をやってもいいわけじゃない。人として大事なあり方がある。ですから、社章に「義」の一文字を掲げています。「人として正しくあろう」という強い信念を表したものです。

―その理念はどのように形成されたのでしょう。

 私の経験からです。高校を卒業して地元の工場に就職しました。でも、単調な作業をこなすだけの日々に「このままでいいんだろうか」という疑問がわいたんです。そこで、「人生を変えてやる」と一念発起して上京、営業職に就きました。そこで私は半年でトップ営業マンになり、同期の数倍の報酬を稼ぐことができたのですが、じつはそのときが人生でいちばんつらい時期だったんです。

 というのも、その会社は「営業結果がすべて」という社風。トップ営業マンが通れば、旧約聖書のモーゼのように人ごみでもサッと道が開く(笑)。逆に結果を出せない人間は、人として認められない。そんなすさんだ空気の会社でした。私自身もその空気にのまれ、「自分は偉いんだ」と誤解してしまった時期もありました。結果、心を許せる仲間はできず、周りから人が去っていく。高い報酬などわずかな慰めにしかなりませんでした。

―そんな状況では営業の魅力も半減してしまいますね。

 たしかに、そうでしたね。軍隊のような厳しい教育は、一時的には結果につながることもあります。ただし、それは決して長続きしません。だいいち、仕事が楽しくないですよね。怒られながら仕事をしたい人なんて、いませんから。睡眠時間を除いた時間の7~8割が仕事に費やされている。ならば、その仕事が楽しくなければ、「なんのための人生なのか」と思ってしまいますよね。

 なにも厳しく怒るだけが教育ではありません。当社のような育成方針でも、十分に結果が出せることは、販売実績「東日本トップクラス」という実績が証明しています。

仕事選びの基準は自分を変えられるかどうか

―今後どのように企業を成長させていきたいですか。

 一人ひとりのメンバーが、人として成長できる企業、社員の夢を叶える企業でありたいですね。いつか、いまの若手メンバーが将来、「営業の極意とは…」などと未来の若手に語る。そのかたわらで、仲間が「オマエも昔はひどかったぞ」とツッコむ―。そんなほほえましい姿が理想です。

―ベンチャー企業や営業という職種に興味をもつ学生にメッセージをお願いします。

 人生は一度しかありません。自分らしく生きていくべきです。その手段として、どんな環境で仕事をするかが大事です。仕事は趣味ではありません。仕事を選択する際に「好きか、嫌いか」で選ぶのではなく、その仕事で、自分の人生を「変えられるか、変えられないか」という観点で仕事を選ぶべきだと思います。その観点で判断すると、営業は最高の仕事です。自分らしさを失わない環境で、営業をステップにして人生を変える経験に是非チャレンジしてほしいですね。

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