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IT業界の起業家インタビュー

株式会社フルアウト 代表取締役 金田 和也

ITどんな成功例もいらない。自分流を世界のモデルにしてみせる

株式会社フルアウト 代表取締役 金田 和也

※下記はベンチャー通信67号(2017年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

一人ひとりが自分と向きあうように導き、成長をうながす。それがフルアウト代表・金田氏の人材育成術だ。では実際に、その方法論でメンバーはどう変わり、どう成長を遂げたのか──。4名のメンバーに語りあってもらった。

「誰と働くか」。その答えをフルアウトに見つけた

―みなさん、どんな経緯でフルアウトにジョインしたのか教えてください。

野口:秘書として金田をサポートしたくて入社しました。大手ファッションメーカーで、13名の取締役を7名でサポートする秘書のひとりとして、10年近くやっていました。しかし、物足りなさを感じて辞めようと思っていたときに金田に出会い、人を大切にする姿勢と熱い人柄にひかれました。「この人をサポートしよう」と入社しました。現在は、経理から総務、人事まで幅広く担当しています。

広川:新卒で複合機を販売する大手企業に入社しましたが、今後、この市場は確実にシュリンクすることが不安になり始めて。また、漫然と時間だけが流れているような風土にあき足らなくて転職しました。フルアウトの採用面接では、面接してくれた方の人柄と仕事に向き合う姿勢のレベルの高さに圧倒され、すぐに入社を決めました。現在、EC系、求人系の広告の提案営業をしています。仕事は密度が濃く、時間との勝負。デイトレーダーに近い動きをしています。

栗原:じつは広川の採用のとき、面接したのは私なんですよ。まだ24歳にもかかわらず礼儀正しく落ち着いていて、ベテランの雰囲気でしたね。起承転結をつけた整然とした話し方で、コミュニケーション能力の高さを感じました。私自身も転職組。前職は新卒で入った大手不動産会社です。学生時代、就職やビジネスに有利だと思って不動産関係の資格を取得。それを活かせる仕事には満足していました。しかし、「この仕事を続けていても自分は幸せにならない」と感じるように。転職活動を始めて、フルアウトに応募すると金田と専務の井坂が面接してくれました。ふたりの人間的なおもしろさや理念にひかれて、「ぜひ、自分も参加したい」と転職しました。
 現在、営業と運用の動き全体を管理しています。それに採用も担当しています。

宮原:前職は飲食店で調理担当でした。でも違う世界を見てみたいと転職支援会社に登録。「イチ推しの会社がある」と紹介されたのがフルアウトでした。面接は金田と井坂、ふたりで合計3時間。こんなに深く私という個人と向き合ってくれることに感動しましたね。異分野への転職でしたが、もともと私は「誰と働くかが重要で、業種は関係ない」と思っていました。
 現在、ゲームや電子書籍などのエンタメ系の顧客を対象に、最適な媒体を選定しながら広告を運営しています。

腹を割ったコミュニケーションで相互理解が生まれる

―入社後、自分が「成長した」と実感できた経験を教えてください。

野口:タスクの優先順位をつけられるようになったときですね。それまで社長の依頼をこなすのに精いっぱいでした。そんな自分がイヤで金田と長時間、話し合う機会をもうけてもらいました。それ以来、社長の考えのバックグラウンドがわかるようになり、遠慮せず「これを先にやって、これを後回しにします」といえるようになりました。

広川:入社直後のミーティングのときです。もともと私はあまり自己主張するタイプではない。前職の職場も下からの意見をうけいれる風土ではなかったですし。でもここでは個人個人にスポットライトをあてる。最初に参加したミーティングで、ひとりが全員に向かってプレゼンしているのに驚きました。自分の主張をはっきり出すことの大切さがわかり、そのときから「黒子ではない。ステージの上に立って仕事をするんだ」と決めました。

栗原:金田の人との接し方を見て、「私自身を変えよう」と決心したことです。それまでの「自分は正しい。その通りやれ」という部下への姿勢を変え、まず相手をうけいれて「なにをしたいか」を聞き出す。お互いに腹を割ったコミュニケーションをするようにしたんです。すると信頼が生まれ、「わかってもらっている」という安心感からか、部下の仕事上のミスも格段に減りました。

宮原:「他人に頼っていいんだ」と思えたことです。以前は人に頼るのが苦手で、なんでも自分で抱えてしまうクセがありました。抱えすぎてどうにもならなくなったとき、周囲のメンバーが「ここは自分がやるよ」と声をかけてくれ、サポートしてくれました。そのときからチームで動くことを意識するようになり、仕事がうまく回るようになりました。

―どんな人材と一緒に働きたいですか。

栗原:「成長し続けたい」という人。それとフルアウトの社名の由来でもある「やり切る」人。とくに新卒であれば、現在の能力より「自分自身の価値を高めたい」という意欲を買いますね。

宮原:やり切る姿勢がある人、それと心を開ける人です。私自身が素直になんでも話すことができずに失敗してきたので、余計にそれを感じます。

広川:先輩を追い抜く気概のある人です。そういう人と、お互いにモチベーションを高め合いたいですね。それと常識を疑う姿勢。周りの意見に流されず、多角的に考えて本質を見極める人です。

野口:人のことを考えられる人です。感謝の気持ちを大切にして、「ありがとう」の言葉を素直に発する人ですね。

一人ひとりが成長していける会社 イノベーションを起こす会社へ

―今後の目標を聞かせてください。

栗原:お客さまに心からフルアウトを推奨できる、そんな会社にしたい。また、個人目標として人事部長をやってみたいんです。フルアウトのノウハウを若い人に伝えていきたいという想いがあるからです。

宮原:一人ひとりが自信をもった生き方のできる、そのことで成長していける会社にしたいですね。私は人の先頭に立つとチカラを発揮できるタイプなので、そういうポジションに就いてみたいですね。

広川:世の中に違いを創り出す、イノベーションを起こす会社にしたい。私自身としては自分の知見を深め、上からも下からも慕われるようになって会社の成長に貢献したいです。

野口:フルアウトを誰にでも自慢できる会社にしたいですね。そのためには、半歩前に立って提案できる仕事をしたいと思います。

金田 和也(かねだ かずや)プロフィール

1987年、兵庫県生まれ。2011年に大学を卒業し、「3年で起業する」ことを条件にベンチャー企業に入社。ネット広告事業に携わり、2013年に25歳で株式会社フルアウトを設立し、代表取締役に就任。社名のフルアウト(FullOut)は「妥協なく全力でやり切る」という意味。

企業情報

設立 2013年10月
資本金 300万円
従業員数 15名
事業内容 インターネット広告・スマートフォン広告代理事業、インターネットメディア事業、アプリ事業
URL http://fullout.jp/

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