累計経営者579人に取材、掲載社数300ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

不動産業界の起業家インタビュー

武蔵コーポレーション株式会社 代表取締役 大谷 義武

不動産「三方よし」の“家族主義経営”が持続的成長を生み出す

武蔵コーポレーション株式会社 代表取締役 大谷 義武

※下記はベンチャー通信67号(2017年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

2005年の設立以来、右肩上がりの成長を続ける武蔵コーポレーション。その成長の立役者として、忘れてはならないのが現場をまとめる経営幹部たちの存在だ。同社の経営幹部は日々どのように考え、会社を成長に導いているのだろうか。40名の部下を率いる賃貸管理部の若きトップの神農氏と、財務・会計部のリーダー、志田氏に話を聞いた。

自分が考えたアイデアを次々とチャレンジさせてくれた

―若くしてたくさんの部下を率いていると聞きます。

 はい。現在40名の部下をまとめています。ですから、部下のモチベーションづくりにはいちばん神経を使っています。営業だと数値目標というわかりやすい成果の指標があるのでいいのですが、バックオフィスなどは数値目標がありません。ですから、そうした部門の部下たちには、自分たちの仕事がどう会社に役立っているのかを「見える化」して伝えるよう工夫しています。たとえば、バックオフィスチームでは最近、省力化のためのシステムを導入しました。これによって人件費の削減が図れ、結果として社員の給与アップやサービスの低価格化が可能になりました。そうなれば価格面で差別化が図れ、会社の売上にも貢献できる、といった具合に業務の成果を浮き彫りにするのです。

―入社した経緯を教えてください。

 私は大学卒業後1年間、公認会計士をめざして勉強したあとに入社しました。人よりスタートが遅れてしまったので「それを取り戻したい」という想いをずっと抱いていました。武蔵コーポレーションに入ったのは、会社に勢いがあり、「ここならポジションが与えられて自分の力が発揮できるだろう」と考えたからです。

 最初は上司の見よう見まねでしたが、あるときを境に、「やらされているだけでなく自分で考えてやってみよう」と主体的な姿勢が生まれ、そこから成績がグンと伸びました。「新商品(サービス)の開発」「新しいマーケティング手法の導入」などいろいろな方法を思いつき、会社もチャレンジさせてくれた。その結果、一皮むけることができました。武蔵コーポレーションは年齢に関係なく、いいと思ったことは思い切りやらせてくれる。その社風が私に合っていたのだと思います。

ベンチャー企業でも「環境」がないと成長できない

―賃貸管理部の仕事はどんなものですか。

 ひと言でいうと、「オーナーさんのコンシェルジュ的な存在」です。普通の不動産会社であれば、売却の手伝いをして終わり。これに対して当社では、売却による譲渡益に対して、オーナーさんごとの事情を考慮したうえで、生命保険、オペレーティングリースといった金融商品、自然エネルギーへの投資、新たな不動産の購入などで最適な節税提案を行っています。

―仕事の魅力はなんでしょう。

 お客さまに寄り添う仕事なので、直接感謝の言葉をいただけ、役立っていると日々感じられることです。また、ふつうだったら決して知ることができない世界を垣間見られる点もおもしろいですね。オーナーさんは経営者や起業家の方が多く、起業の経緯やビジネスモデルを直接聞くことができます。「こんな世界もあるんだ」と驚きの連続です。世界を見る自分の視野が広がる感覚があります。

―この会社の魅力はなんですか。

 社員を成長させてくれる環境です。大企業だったらいまの自分はなかったかもしれませんから。ただし、自分の経験から言えるのは、「ベンチャー企業は活躍できる場はありますが、それだけで自分が成長できるわけではない」ということです。「大きな裁量を社員にもたせる風土」「オーナー社長を相手にできる仕事」「自分のアイデアでゼロからなにかを生む経験」などが必要です。本気で自分を成長させたいという仲間を、待っています。

「データ×熱意」で融資限度額の壁を突破する

―公認会計士の資格をもっていらっしゃるそうですね。

 はい。大学卒業後2年目に資格を取得し、その後6年間、監査法人に勤務していました。ただ、私の両親はともに理容師で、自宅兼店舗で仕事をしていたふたりの背中を見て育ったこともあり、経営に興味をもっていました。武蔵コーポレーションに入社したのも、創業社長とともに仕事をすることで経営にとって大切な事を学べると考えたからです。

―現在の仕事内容を教えてください。 

 おもに経理と財務を管轄しています。現在5名の部下がおり、彼らが数値をまとめ決算書を作成。その数字を私が確認し、顧問税理士に最終チェックをしてもらっています。私はおもに財務担当として、資金繰りをみています。銀行との交渉が業務の中心です。当社は不動産をあつかいますから、物件などを取得するため資金が必要になります。その際に会社を背負い、融資の交渉を行うわけです。

―銀行から融資を引き出す交渉は難しいのではないですか。

 ええ。銀行は融資の焦げつきが許されませんから審査は非常に慎重です。そこで私のほうから会社の営業数値や他行の状況など、銀行が知りたい情報を明瞭かつ迅速に、しかもきめ細かく伝えることで融資を引き出すよう努めます。会社が成長するためには融資の限度額を上げてもらわないといけませんが、その場合も当社が購入した物件の入居率の改善状況を報告し、説得にあたります。

 以前は銀行に押し切られる場面が多かったのですが、いまは自分の意見や熱意を伝えることができるようになりました。銀行にとっては、「武蔵コーポレーションのイメージ=私」ですから、私の対応次第で会社の印象が変わってしまう。そこで社長の理念や会社全体の状況を隅々まで把握し、会社の代表として意向を真摯に伝えることを心がけています。最近では融資限度額の大幅引き上げにも成功。相手の心を動かすという部分が財務の仕事でもっとも難しいのですが、一方でもっともやりがいを感じるところでもありますね。

この会社から学ぶことはあまりにも多い

―職場はどんな雰囲気ですか。

 以前在籍していた会社では飲み会に行くと仕事のグチが多かったのですが、ここではそれがまったくなく、みんな明るく話していたのには驚きました。なにかミスをした場合でも相手を責めることはせず、むしろフォローして助け合う。社員同士の結束力が強いですね。また、大谷が大切にしている「三方よし」の心得が社内に深く浸透している。「人を安く使えばいいや」という考えではなく、みんなが幸せになることを考える。これは仕事の基本であり人間関係の基本として社員に共有されています。

 じつを言うと、入社当初はここで経営を学んで独立することも視野に入れていました。しかし、この会社で学ぶことがあまりに多いので、「まだまだどん欲に吸収しなくては」と考えが変わりました。

―就活生にメッセージをお願いします。

 会社選びでは、どうしても企業のブランドに目がいきがちです。でも、それがかならずしも自分の幸せにつながるとはかぎりません。人は「自分の考えや想いが反映された」と感じることで、その仕事にやりがいを感じるもの。自分の想いが実現できる会社かどうか。その視点を忘れずに会社選びをしてください。

「人材こそが成長の原動力」と代表が語る武蔵コーポレーション。毎年優秀な学生たちが次々とその門をたたき、仕事の楽しさを味わいながら、会社とともに成長を遂げている。
ここでは入社1年目の若手4名を取材。早くも現場の第一線で活躍する彼・彼女らの飾らない言葉で、会社の魅力を存分に語ってもらった。

―優秀な学生が武蔵コーポレーションを選ぶ理由はなんでしょう。

「この会社ならほかでも通用する力が身につけられる」と学生たちは見ているからだと思います。この会社は不動産会社というよりは、資産運用の会社です。仕事を通じて「自分の資産をどう守っていくか」という資産運用のリテラシーを高められることは、将来に対して漠然とした不安を感じている学生世代にとって大きな魅力と映るはずです。

―実際の職場はどんな環境ですか。

 がんばる仲間をいっしょに応援してくれる人たちが集まった環境です。仲間の足を引っ張ったり、冷めた目で見るような人がひとりもいない。人は、周囲のなにげないひと言やちょっとした反応で気持ちがグラついてしまうもの。しかし、この会社は「周りから浮くのがイヤだ」などと余計な心配をする必要がなく、がんばれるだけがんばらせてくれる環境です。

―現在の業務内容を教えてください。

 昨年6月に新設された社長室で新卒採用業務を一貫して担当しています。今後はよりいっそう採用に重きを置こうと考える会社のいわば戦略部門。抜擢してくれた社長の期待を感じます。

 普通の会社なら、30~40代のはえ抜き社員が会社説明をするところ、私は新卒1年目。学生に対して、なかなかインパクトがあるようです(笑)。「早いうちから裁量をもって働ける」と学生に会社の魅力を説明する際に、私の存在がとてもいい見本として、会社説明の説得力を高めています。

―武蔵コーポレーションの魅力はなんですか。

 あたたかい職場の雰囲気です。

 ここには、会社にしがみつかなくても十分にやっていける優秀な社員がたくさんいます。そんな人たちが、「楽しいからこの会社にいる」と口をそろえて言うのです。仕事が楽しくて集まっている社員だからこそ生み出せる独特の雰囲気が、この会社の最大の魅力です。

―入社の経緯を教えてください。

 この会社でインターンをしていた友人の紹介で知りました。「社員は第二の家族」「だれかを不幸にする仕事はしない」といった社長の考え方に共感したのが、入社を決めた理由です。

 また、女性の場合、将来結婚や出産で会社を辞めなければいけない可能性もあります。男性よりも働ける時間が短いと考えた場合、「いま急成長しているこの会社なら、短い時間で成長できるのでは」と期待し、入社を決めました。

―現在はどんな仕事をしているのですか。

 総務部のメンバーとして、ほかの部署で担当できない仕事はぜんぶ引き受けています。東京本部の移転プロジェクトでは大きな責任をもたせてもらいました。

 仕事を評価され、「天野が入って、働きやすくなった」と言ってもらえるときは本当にうれしいです。裏方の人間に対しても、感謝の気持ちを伝えてくれる誠実な社員に囲まれています。

―武蔵コーポレーションとはどんな会社ですか。

 社員の一体感がすごく強い会社です。それは、「お客さまの資産を最大化し、日本経済の活性化に貢献する」という企業理念が全社員に浸透しているからです。そこで自然と生まれる仕事に対する使命感が、社員の一体感を形づくっているのだと思います。

―就活生にメッセージをお願いします。

 この会社は、利益だけを追求しているような会社ではありません。「三方よし」の考え方を共有した社員によって、「だれひとり不幸にならない仕事」を心がけている。だから社員一人ひとりが本当に誠実なんです。以前は不動産業界に対してややネガティブな印象をもっていた私ですが、そんな先入観は入社後すぐに吹き飛びました。

 会社選びで重要なのは、「なにをするか」よりも「どんな人と働くか」。誠実な人間が集まったこの会社なら、きっとみなさんもモチベーションを高く維持して働けるはずです。

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