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IT業界の起業家インタビュー

株式会社エス・ケイ通信 代表取締役 廣瀨 勝司

ITどこまでも一人ひとりに向き合う そこが「ウチらしさ」です

株式会社エス・ケイ通信 代表取締役 廣瀨 勝司

※下記はベンチャー通信68号(2017年6月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

「大家族主義」を標榜し、圧倒的な営業力を武器に成長を続けるエス・ケイ通信。その強い組織をつくりあげてきたのが、業界でも注目を集める同社の社内教育体制である。そこで、執行役員 兼 経営管理本部長の濱氏に、同社の進化を支える人材戦略について聞いた。

競合他社も注目する独自の社内研修制度

―「人財力」を武器にめざましい成長を遂げています。それを可能にした人材採用・育成戦略とはどのようなものですか。

 採用では、特別厳しい基準や資格を設けてはいません。成長意欲が高い人材であれば、基本的に歓迎です。ただし、「成長したい」と口にする人材は多くいます。そんな人材に対して私はこう伝えています。「野球ならメジャーリーグを、サッカーならワールドカップ優勝をめざそう。その覚悟がないなら、うちでは厳しいよ」と。ちょっと酷なようですが、一度しかない人生、実力を最大限発揮して成長したいなら、そのくらいの覚悟は必要です。

―強い想いさえあれば、人材は広く歓迎するというわけですね。

 ええ。重要なのは入社前よりも入社後。環境次第で人はいくらでも変わる可能性を秘めていますから。そのため、当社ではとくに社内研修制度には強くこだわりをもっています。

―エス・ケイ通信の社内研修は、他社からも注目されていると聞きます。

 そうですね。他社から「エス・ケイ通信の強い営業力のヒミツを知りたい」という声をいただいたことをきっかけに、毎年100名規模で複数社の新入社員研修を担当しています。

徹底して教え込む原則は「自己責任」と「他己評価」

―どのような研修を行っているのですか。

 ロジカルとフィジカル、両面を育成することを目的とした研修を行っています。今の時代、若者の志向が変わり、商材が複雑になっています。営業力を強化するといっても、かつてのような「気合い、根性で乗り越えよう」という発想では通用しません。

 また、「アウトプット能力の向上」を強く意識しています。今の若者はインプット能力は非常に優れています。スマホの普及で、ネットやSNSを駆使して情報を収集する能力はすごい。一方で、それをまとめあげる力や表現する力は弱い。そこで、具体的なシーンを題材として与え、「そのとき、あなたならどうするか」という、暗記や知識量は意味をなさない問いに向き合ってもらうのです。

―研修で大事にしていることはなんですか。

 かならず評価し、順位づけをすること。そして評価では、一貫して「自己責任」と「他己評価」という原則を徹底して教え込むことです。この原則は、世のなかの原理そのものです。たとえ組織で勝てなかったとしても、「あいつのせいだ」と思っているうちは成長はない。まわりを巻き込めなかった自分の責任だと考えさせる。そして、評価は他人がするもの。自分のプライドが許さないなら、他人に評価してもらえる自分になれ、と。

 こうした研修を半年間で月一回、内定者に参加してもらいます。この研修を経た学生は、入社時には別人のように成長しています。

限界値を決めず理想の自分を実現してほしい

―社内研修のほかに、人材力を引き出す工夫はありますか。

 メンバーが業務に専念できるよう、社内制度の充実にも力を入れています。当社の福利厚生制度は手厚いですよ。「大家族主義」を経営理念とする当社は、制度の対象をメンバーの家族にまで広げています。日ごろ、メンバーを支え、仕事への理解を示してくれる家族への感謝の気持ちとして、「結婚記念日」や「家族の誕生日」には果物の盛り合わせを贈っています。単身赴任するメンバーの家族に経済的支援を行う制度も新設しました。

 また、組織力強化のため、運動会やBBQ大会など社員同士の交流も大切にしています。

―「ベンチャー企業で成長したい」と願う若者にメッセージをお願いします。

 若いうちは、あらゆる機会を利用して経験値を高めてほしい。そして限界値を決めず、理想の自分を実現してもらいたいです。エス・ケイ通信とは、みなが毎日必死で仕事に向き合い、理想の自分へと成長を遂げようとしている場所です。ここにいれば、あなたもきっと同じような感覚で仕事ができます。

廣瀨 勝司(ひろせ かつし)プロフィール

1975年、東京都生まれ。ベンチャー企業での営業職などを経験し、1998年より個人事業として創業。2年後の2000年9月に、有限会社エス・ケイ通信(現:株式会社エス・ケイ通信)を設立。代表取締役に就任する。複合機や携帯電話などの販売事業で圧倒的な営業力を発揮。その後、O2O事業へと事業の主軸を移し、さらなる急成長へと導いた。現在、売上高100億円を目前にしている。

企業情報

設立 2000年9月
資本金 3,000万円
売上高 78億円(2016年9月期)
従業員数 206名
事業内容 WEBマーケティング事業、O2O事業、モバイルソリューション事業
URL http://sk-t.com/

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