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販売・サービス業界の起業家インタビュー

株式会社LOHASTYLE 代表取締役 綱藤 芳信/木村 友貴

販売・サービス仕事で成功するためにはまずは人生を愉しむこと

株式会社LOHASTYLE 代表取締役 綱藤 芳信/木村 友貴

創業後に急成長を遂げた企業では、私生活をなげうって働く社員の❝美談❞をよく耳にする。しかしいま、「社員にいかに充実した休日を過ごさせるか」という方針を打ち出し、社員にしっかりと休みを取らせながらも着実な成長をみせている企業がある。ウォーターサーバー事業で成長を続けるLOHASTYLE(以下、ロハスタイル)だ。共同代表の木村氏と綱藤氏に、「企業の成長」と「社員の幸福度」を両立させうる秘訣を聞いた。

※下記はベンチャー通信69号(2017年9月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

「仕事ひと筋」だけではなく人生を愉しむことが大切

―まずは事業内容を教えてください。

綱藤 「LOHASUI」という自社ブランドのミネラルウォーターの販売をメインに行っています。「LOHASUI」のウォーターサーバーを家庭や職場で使ってもらうため、ショッピングモールなどの大型商業施設や、全国で行われる催事に社員が直接足を運び、プロモーションをしています。

―「社員にいかに充実した休日を過ごさせるか」を大切にしていると聞きました。この発想はなぜ生まれたのですか。

木村 過去の経験があったからです。私たちふたりは、ウォーターサーバー事業を展開するベンチャー企業でいっしょに働いた同期。20代のころは、休みもほとんどとらず、昼も夜も働いていました。もちろん働いたぶん収入もあり、仕事のやりがいもありました。ところが30代を迎えたとき、「なにか物足りない」と感じたんです。仕事ひと筋で働いたことは大きな財産ではありましたが、仕事以外の部分での人生の幅が、すごく狭いんじゃないかと。

綱藤 25歳に戻れるとして「どんな働き方をしたいか」を考えたとき、ノウハウを凝縮させ、本質的な意味で効率のよい仕事をすれば、プライベートも充実できるはずだと。それと同時に、僕たちのこうした教訓を「よいカタチで次の世代につないでいかなくては」と思いました。「豊かな人生を送り、仕事も愉しむ社員」が活躍できる会社をつくろうと。社名の「LOHAS」には、「持続可能な」という意味があります。仕事ひと筋で10年働いたあと「心身ともに疲れ果てた」と感じる、そんな働き方はさせたくない。10年後、社員の人生の幸福度が上がるような会社にしたい。だからこそ、仕事内容も休日も充実させることが大切だと考えています。

営業であっても「ノルマはなし」自分で目標を定めて行動する

―具体的な取り組みを教えてください。

木村 今年から、週休3日制を選択できるようにしました。80%の力で週5日勤務するより、しっかりと休んで100%の力で週4日働いたほうが生産性は確実にあがるからです。

―週4日勤務の社員がいるなか、会社が売上を伸ばし続けている秘訣はなんですか。

綱藤 5日働かなくても4日で結果を出せる人材を育成できる、組織づくりを実践することです。それには3つのポイントがあります。
 ひとつは、私たちの経験から得た効率的な業務ノウハウをしっかりと共有することで、社内に「ムダな業務をなくす風土」をつくること。たとえば、営業スタッフは全国を飛び回りますが、そのつどチケットや宿泊先を手配するとなると、思ったより時間をとられるもの。そこで明確な分業制を敷き、事務作業は内勤社員にまかせ、営業社員は業務に専念できるようにする。また、営業会社は上下関係が厳しい場合が多く、社内でのやり取りに時間をとられがち。そこで当社では、上司や私たち代表に「過度に気をつかわなくていい」と全社員に伝え、みなそれを実践しています。これらは一見すると、非常に細かい事柄ですが、社員にとってみると時間と労力の節約に効果が大きいんです。

木村 ふたつ目は、細かなことは言わず、社員の自主性にまかせることで「考えて行動する力」を養うこと。たとえば当社では、営業にありがちなノルマは設けていません。もちろん、最低限の基準はありますが、それが達成できていないからといって叱責はしない。

―それで、売上は伸びるのですか。

木村 ええ。実際に、当社では伸びていますよ。ノルマを設定するのではなく、自主的に目標を設定するほうが社員のやる気を引き出し、結果として売上も伸びるというのが、われわれの結論です。社員がノルマを気にすることなく働けるように、生産性と人材のバランスを考えながら、経営計画を立てる。それこそ、経営者であるわれわれの役割です。

―最後のポイントを教えてください。

綱藤 ふたつ目の「考えて行動する力」を習慣化することにより、「楽しんで売る力」を社員が獲得できるように導くことです。考えて行動するようになると、社員は主体性をもって仕事に向き合うようになる。会社が「売れ」と強制するのではなく、自ら考えて実践させる経験は、社員の自信につながります。

―最後に学生へメッセージをお願いします。

木村 柔軟に考え、吸収できるいまこそ、いろんなことにチャレンジしてください。当社では、新卒1年目といえども重要なポジションを与えるスタンス。ベンチャー企業ならではのスピード感のなか、決断力も身につきます。仕事も人生も、「やらされる」のではなく「自分でやる」。そんな想いを大切にしている私たちと一緒に、仕事もプライベートも全力投球で、人生を愉しみませんか。

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