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不動産業界の起業家インタビュー

HEARTS Asset Management株式会社 代表取締役 兼 CEO 植西 剛士

不動産ヒトへの目配りが生き残りの条件

HEARTS Asset Management株式会社 代表取締役 兼 CEO 植西 剛士

※下記はベンチャー通信70号(2018年1月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

マンションのなかの1室を投資家に販売する「区分事業」。1棟事業に比べると少額の資金で始められる。ここでは、この事業に携わる4名のメンバーに、ハーツのめざす区分事業の理想形を聞いた。

―区分事業におけるハーツの強みを教えてください。

 低価格の案件を提供できる点です。同じマンションの号室が違うだけなのに、当社のあつかう物件のほうが、ネットに出ているほかの物件の価格より数百万円も安いという例がよくあります。仕入れをすべて自社で行っているので、何回もの転売を経て、その間に入っている会社の利益のぶんだけ割高になることがないからです。

 物件価格が割安のため、投資家の方はより少額の資金を用意すればすむ。とても敷居が低い投資商品になるので、20代の会社員の方が投資するケースも。夫婦共働きの方が「もし子どもができたら片方しか働けなくなる。それにそなえよう」と投資され、実際に子どもができて「準備してよかった」といってもらえたこともあります。より多くの方に家賃収入というカタチで将来の保障を提供することで、社会に貢献している実感があります。

―梅田さんは不動産営業の経験者としてハーツに入社したそうですね。前職でも同じ実感があったと思います。

 いいえ。同じ不動産会社でも全然違います。前職は分譲マンションの飛び込み営業。「売れればいい」という会社の方針が「しんどいな」と。そんなとき、知人に植西を紹介されました。「お客さまに喜んでいただくのでなければ、不動産を売る意味はない」といわれ、転職を決意したんです。

―長田さんがハーツに入社した経緯を教えてください。

 私は新卒入社でした。就活のとき、たまたま参加したイベントで植西と出会って。開口いちばん「君がしたいことはなんだ。将来の夢はなんだ」と。そんなことを他人から聞かれたのは初めてでした。

 私には学生時代から、「障がいをもつ子どもたちのための教育施設を自分の手でつくりたい」という夢があります。そのことを植西に話すと、「わかった。明日からウチに来ればいい」といわれて。「この人についていこう」と思い、入社を決めました。

―福祉や教育の会社への就職は考えなかったのですか。

 念頭にありませんでしたね。本気で施設をつくりたいので、必要な資金や知識をえたかった。不動産業界はコミッションで稼げるイメージがありましたし、施設建設には不動産にかんする知識が不可欠。実際、いま区分事業の営業に携わっていることが夢の実現へのよい修行になっています。

 たとえば株やFX、ビットコインなどは「明日から収益が出る」ということも可能。でも、不動産投資は将来の保障。長い目でみたとき、不動産が生み出す価値がどう変わるかをシミュレーションしなければいけない。福祉施設も長い目でみて計画を立てる必要があるのは同じ。50代で夢を実現させるのがいまの目標です。

―どんな業務に携わっていますか。

 区分事業のフロー全般に携わっています。なかでも、確定申告のサポートや物件のメンテナンスのお手伝いなど、投資家の方へのアフターフォローの業務の比重が大きいですね。

 ハーツの区分事業の強みのひとつは、アフターフォローが手厚い点。不動産投資の最大のリスクである空室の不安について、ハーツが保障する仕組みがあります。投資家の方にとってはリスクなく投資できます。

 また、通常はオーナー負担になる、エアコンやキッチンなどの修繕費用もハーツ負担です。

―ハーツが負うリスクが大きいと思います。

 そうですね。でも、「売って終わり」ではなく、そうした誠実な姿勢をみせることでリピートや紹介をもらえます。結果、私たちメンバーは新規開拓営業をしなくてすみます。

 私は前職も不動産会社。新築アパートの営業職だったので、違いがよくわかります。

 前職では、私の仕事は契約を取ったら終わり。朝7時に家を出て帰宅するのは午前1時という生活でした。それが、転職後は早く帰ることができています。たぶん不動産業界ではありえないほど早い(笑)。プライベートはプライベートで楽しみ、仕事は仕事で切り替えがんばるという暮らしができていますね。

―日高さんは区分事業の営業に携わっていると聞きました。業務のなかで、大事にしていることを教えてください。

 最初の面談の時間をなるべく長くとることです。最低でも30分から1時間かけています。大きな金額の買い物なので、緊張している方や慎重になっている方もいます。そこで、プライベートや趣味の話も含めて、まずは心を開いて話してもらえる関係を構築しようと努めています。

 私は中途入社組で、前職も営業。そのときから、「まずはよい関係の構築」と思っていましたが、ここではなおさらその必要性を感じます。

―どんな経緯で、ハーツに入社したのですか。

 まったく違う分野からの転職です。前の会社はメディア。4年間勤めました。でも、「より知識やスキルを身につけたい」と思うように。転職活動するなかで出会ったハーツを選択した決め手は、社長との距離の近さ。学びたいことを代表の植西から直接、学ぶことができる環境にひかれました。実際、最初に営業を学ぶときも、社長に同行して商談を見ながら学べました。

 いまは不動産の知識を学べること、銀行などのお金の動きを知ることができるのがやりがいです。さまざまな分野で一流の仕事をしている方が多い、投資家の方と接することで、違う世界を知ることができるのもやりがいのひとつですね。

植西 剛士(うえにし たけし)プロフィール

1984年、京都府生まれ。立命館大学国際関係学部卒業後に上場大手総合不動産会社に入社。「30歳までに独立する」ことを自分に課し、30歳の誕生日を迎える20日前の2014年3月にHEARTS Asset Management株式会社の前身となる不動産会社を設立し、代表取締役 兼 CEOに就任。

企業情報

設立 2015年7月
事業内容 収益不動産の買取・販売・仲介事業、収益不動産のバリューアップ事業、不動産コンサルティング事業、プロパティマネジメント事業、居住用不動産の売買仲介事業、リノベーション事業、エリア特化型高級賃貸仲介事業、人材紹介事業
URL http://www.hearts-am.co.jp/

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