累計経営者579人に取材、掲載社数300ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

不動産業界の起業家インタビュー

株式会社TAPP 代表取締役 山地 学

不動産新たな人財を迎え入れ、2年後にさらなるステージへ

株式会社TAPP 代表取締役 山地 学

「物件の購入は、お客様との長いお付き合いの始まりにすぎない」。こう語るのは、10年以上にわたる投資用不動産市場での経験と独自の経営メソッドを武器に、今年4月に同市場へ新たに名乗りを上げたTAPP代表の山地氏だ。競争が激しい業界にありながら、「不動産市場はまだまだブルーオーシャン」と自信を持って指摘する山地氏に、新市場開拓を見据えた意欲的な成長戦略や経営ビジョンについて聞いた。

※下記はベンチャー通信70号(2018年1月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

販売してからがお客様との信頼関係の始まり

―事業内容を教えてください。

 投資用不動産の売買仲介やコンサルティングを事業の中心に据えています。当社では、不動産投資に関するセミナーを開催し、その参加者に無料で資産運用コンサルティングを提供しています。「Crazyマネー」や「なでしこMoney」といった当社独自の視点を活かしたセミナーや商談会を開催。私が不動産業界で10年以上にわたって培ってきた独自の物件選定ノウハウや投資メソッドを通じて、お客様が望む資産形成をお客様それぞれの要望にマッチした形で提案しています。

―会社の強みはどこにありますか。

「物件仕入れノウハウ」と、「資金調達力」が強みです。仕入れに関しては、長年の業界経験に加え、私自身が不動産オーナーでもあることから、資産価値が保たれ、かつ値崩れしにくい物件を厳選する能力を養ってきました。また、金融機関との豊富なコネクションも構築しており、より低金利での資金調達や借り換えといった戦略的なファイナンスアレンジを得意としています。融資額はもとより、返済期間や金利に対する金融機関との交渉によって、最善の融資条件を引き出す提案力は、多くのお客様から評価して頂いています。

―大切にしている経営理念はありますか。

「販売してからが、お客様との信頼関係の始まり」ということを忘れないことです。投資用不動産というものは、お客様と10年、15年単位でお付き合いしていく商品です。その間には、空室やリフォームのご相談に乗るなど、様々なお客様への対応が求められます。そこでは当たり前のことを当たり前にこなす誠実さが大切です。それができれば、信頼関係は自然と醸成されていくもの。長い時間をかけて築いた信頼関係は、何にも代えがたい財産です。このことは、お客様だけでなく社員に対しても当てはまる真理です。

業界で問題視される離職率なんとしても解消したい

―社員とも長い信頼関係を築きたいと。

 その通りです。社員もお客様と同じように、縁があって同じ時間を共有することができた相手。「時間をともにした相手には、かけがえのない価値を提供したい」という想いを強く持っています。

 たとえば、不動産業界で問題視されている「離職率の高さ」。これは、なんとしても解消したいです。社員の成長なくして会社の成長はありえず、また会社の成長が社員を成長させる一面もあります。ですから、社員一人ひとりが個性や能力を最大限に発揮しながら、長く働き続けられる環境をつくる。これこそ、社員と会社がともに成長するための最短の道筋です。

―今後のビジョンを聞かせてください。

 成長はどん欲に追い求めていきます。新たな人財を迎え入れ、ともに濃密な時間を過ごしながら、いまだ体験したことのない世界へ社員みんなで挑戦していきたいです。2019年までに社員数を30人に拡大させ、売上も7年以内に100億円を実現させます。それに向け、秋から不動産関連の新事業を実験的に展開する予定です。新規顧客への提案力や顧客満足度を高めていくのが狙いであり、その事業責任者には今いるメンバーに就いてもらいたい。それにより、メンバーとともに成長し続けることができる組織を創りあげていきたいのです。

 目指すのは、「お客様にも社員にも豊かさを提供できるパートナー」であり続けること。それこそが、TAPP(Turn A Profit ×Partner)という社名に込めた想いです。

―TAPPはどんな会社ですか。

 社員が一致団結していて、とてもアットホームな雰囲気の会社ですね。「経営者だけでなく、社員全員が利益を得ていく」という社名に表れた理念が実践されていることが、会社の雰囲気をつくっているのだと思います。だから、社員各自が活躍の場を得て、楽しんで仕事ができています。私も営業部門を統括する立場として、各自が長所を伸ばせるためのマネジメントに重きを置くよう心がけています。

―今後の目標を教えてください。

 成長企業としての基盤をつくることです。組織は上が停滞すると濁ってしまうもの。だから、上に立つ私自身がつねに新しいことにチャレンジする姿勢を持ち続けたい。その後ろ姿を示すことで、周囲に刺激を与え、成長環境を提供していきたいですね。

―仕事内容を教えてください。

 セミナー参加者へのコンサルティング営業を担当しています。前職では販売力に自信があったのですが、ここでは「販売」と「営業」の違いを痛感しています。単に「御用聞き」になるのではなく、お客様のためになる提案ができるように心がけています。

―会社の魅力はなんでしょう。

 個性を認めてくれるところですね。人それぞれ、得手不得手がありますし、それは個性だと思います。その個性を認め、成果を出すための最短の道筋を自分で選ばせてくれるんです。対面営業が得意な私は、その得意分野で活躍できる。遠回りしなくていいので、成長も早いですね。ガチガチに管理されることもなく、強引な営業もない。お客様からは「不動産会社っぽくない」とはよく言われますね。

山地 学(やまじ まなぶ)プロフィール

1981年、兵庫県生まれ。東京理科大学・工学部第一部・建築学科出身。
2006年に大手不動産会社に就職し、投資用不動産の販売に従事しキャリアを積む。
2010年に投資用マンションの販売・賃貸管理事業を展開する不動産ベンチャー企業に創業メンバーとして参画。
事業本部担当役員として仕入・販売・賃貸管理、空き家の再生事業などを経験。
2016年に不動産投資コンサルティング会社として株式会社TAPPを設立。代表取締役に就任する。

企業情報

設立 2016年11月
資本金 1,500万円(資本準備金600万円含む)
売上高 10億円(2018年6月期見込み)
従業員数 15名
事業内容 不動産の売買・賃貸仲介・賃貸管理業務、不動産投資コンサルティング事業
URL http://tapp-co.jp/

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