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IT業界の起業家インタビュー

株式会社LOB 代表取締役社長CEO 竹林 史貴

IT誇れるメンバーとともにめざすは日本最大のテックカンパニー

株式会社LOB 代表取締役社長CEO 竹林 史貴

「責任がともなう場に身を投じれば自ずと成長できる」。そう語るのはインターネット広告関連事業で成長を遂げているLOB代表、竹林氏。起業前に在籍していたサイバーエージェントでは挫折と栄光を経験したという同氏。そこから学んだことは「責任をもって仕事と接すること」と「支えてくれる仲間の大切さ」と語る。大手Web広告会社のキャリアを捨ててまで起業にふみきった同氏に、起業の経緯や今後のビジョンなどを聞いた。

※下記はベンチャー通信71号(2018年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

代表の地位を捨てて自ら選んだ起業への道

―起業にふみきった理由はなんですか。

 2010年代の前半に、同世代の起業家たちが会社を興していく姿を見て、感化されたんです。「すごいな」と感心していた一方で「負けたくない」と思っている自分がいて。そのとき、私はサイバーエージェントの子会社代表に就任したばかりで、まだ行動を起こすというより、自分の仕事や会社に集中していました。でも代表という立場上、社外で起業家たちと出会う機会が増えていきました。彼らの話は興味深かったし、刺激的でした。世代も近い人ばかりだったので、仲が深まるのも早かった。そして話を聞くなかで、自分でも起業に対しての気持ちが大きくなっていくのを感じていました。

―決め手となったことはなんでしょう。

 私のように「大手企業の資本がある子会社経営」と彼らのように「まったくなにもない状態からスタートした経営」の違いを味わって見たくなったというのが大きいです。彼らは、看板もなにもないゼロの状態で、自分たちの行動で業績を伸ばしている。私は資本力のある会社の子会社の代表で事業成長を最速で進めている。どちらにもメリット・デメリットがありますが、そちら側の景色を見てみたくなったということが、最終的に決断した理由です。

―起業する際に、心がけていたことはありますか。

「責任と成長はセット」なんだということ。そしてつらいときに支えてくれるのは打ち解けあえる仲間だということです。これは前職のサイバーエージェントに勤めていたときに学んだことで、いまでも自分の糧になっています。

どん底になって気づいた責任をもつことの重要性

―具体的に教えてもらえますか。

 新卒でサイバーエージェントに入社したころの私は「絶対、だれにも負けない」と意気込んでいた若造だったんです。周囲の協力も借りずに、ひたすら自分の力だけを信じて仕事をしていました。そのことが原因で配属されたインターネット広告代理事業部では、半年間なにひとつ成果をあげられなかったんです。そのときにちょうど新規事業部の立ち上げの話がもち上がって、「自分を変えたい」一心で異動願いを出しました。

―どのような変化を望んだのですか。

 まず責任がともなう場所に自らを置くことにしました。以前の部署は営業が300人いたのに対し、新部署では私ひとりでした。責任の大きさの度合いが違います。また、困ったときは肩ひじ張らず、周囲の人に教えを請う姿勢を心がけました。すると相手の対応も変わり、親身になってくれた。いままで、私にたりなかった部分を実感しました。

―起業したLOBについて教えてください。

 行っている事業は、インターネット広告関連事業の会社で、おもにマーケティングコンサルティング事業、ツール開発、アドテクプロダクト開発事業です。2016年4月に設立し、DeNAやセプテーニで働いていたメンバーが中心に集まって、少数精鋭ながらさまざまな事業を展開しています。われわれの強みは、メガベンチャー出身者が集っていること。だから当社は業界の問題点や課題を理解して、新たな一手を出すことができるのです。

新たな仲間といっしょに会社の成長を見続けたい

―今後のビジョンを教えてください。

 これだけのメンバーが集まったのですから、とにかくこの業界で事業を拡大していくことです。技術上の競争力にかんしてはなにも心配いらないので、私の役目はひたすら勝てる戦略を考え続けることです。

 じつは、早速その効果が出て、国内大手のECプラットフォーマーと広告開発の受託開発が決まり、それにまつわる新規広告配信プラットフォームの開発を進めているところなのです。われわれがめざすところは、日本最大のテックカンパニー。その目標を達成するためにもいま、新たな仲間を求めているところです。

―どのような人材を求めていますか。

 個人としてプロフェッショナリズムのある人。これは「能力、技術が高く、成果と品質にこだわりと責任をもつ人材」をさします。チームワーク精神をあわせもつ人であれば、なお、いいですね。いま思えば、前職で私が最初にクリアできなかったことを求めている気がします。でも個人も会社も成長するには、不可欠な要素。仕事は続けていれば2、3年で力がつくもの。われわれが求めていることにかんしては、時間がたてばボロが出る。将来は、エンジニアが7、8割を占める技術色の強い会社にしたい。当社が事業を展開している業界はまだまだ成長します。この業界で会社が成長していく姿をいっしょに見ていきたいです。

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