累計経営者579人に取材、掲載社数311ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

IT業界の起業家インタビュー

株式会社ウエディングパーク 代表取締役社長 日紫喜 誠吾

ITITとブライダルの融合で3兆円規模の市場を切り拓く

株式会社ウエディングパーク 代表取締役社長 日紫喜 誠吾

1999年に創業し、サイバーエージェントの100%子会社として2004年に生まれ変わったウエディングパーク。同社が運営する結婚式場のクチコミ情報サイト「ウエディングパーク」は、式場の契約数で業界No.1を獲得している。なぜ、わずか10年でそこまで成長することができたのか。代表の日紫喜氏に会社の強みやビジョンを聞いた。

※下記はベンチャー通信58号(2014年12月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

どんなことがあっても曲げなかった信念

―御社はわずか10年で、ブライダル業界を牽引する企業に成長しました。要因はなんでしょう。

業界内でいち早くインターネットに着目し、スピーディに独自のサービスを育ててきたことです。  ひと昔前のカップルは、分厚い結婚情報誌をめくって結婚式場を探すのが一般的でした。しかし、私がサイバーエージェントからウエディングパークに出向した2004年はちょうどインターネットが急速に普及していた時期。そこで、式場選びに関するクチコミサービスを日本でいちばん初めにスタートさせました。
 大半のカップルにとって、結婚式は初めての経験。失敗したくはないけど、どのように式場を選んだらいいのかわからないわけです。そこで、実際に結婚式を体験した人たちのリアルな情報が集まるサイトならニーズがあると判断したのです。

―開始から事業は順調でしたか。

いいえ。サービスを開始して3年くらいは、なかなか売上は伸びませんでした。リアルなクチコミを載せていたため、「柱が邪魔で新郎新婦がみえにくい」「目的地の式場まで坂道が多くて年配の人は大変」などネガティブな情報も。毎日のようにクライアントから電話がかかってきて「営業妨害なので、いますぐ削除して!」とお叱りを受けました。
 しかし当社には、「こうした情報は必ずユーザーの役に立つんだ」という信念があった。ユーザーの信頼を裏切って売上を確保しても、会社の存在意義はありません。そこで、一歩も引かずに根気よく説得を続けました。
 やがて、ユーザーの支持を受け、契約式場数も右肩上がりに増えていったのです。

理念とビジョンの共感こそ永続する企業の条件

―日紫喜さんが経営で大切にしていることはなんでしょう。

理念とビジョンを大事にするカルチャーです。当社には「結婚を、もっと幸せにしよう。」という経営理念と、「21世紀を代表するブライダル会社を創る」というビジョンがあります。これらをブラさずに行動するよう、朝会や飲み会など日常のなかで、つねに全社員に伝えるように心がけています。たとえよいサービスがあっても、よい組織がなければ会社は永続できませんからね。
 全員が同じベクトルに向かうカルチャーは、なかなか外からは見えません。しかし、一枚岩になった組織は強い。契約式場数No.1を獲得できたのも「みんなでトップを獲ろう」と一致団結し、あきらめずにがんばったからこそです。今後、組織が大きくなってもこのカルチャーは大切にしていきます。

成長意欲の高い人材は社歴に関係なく抜てきする

―どんな人材を求めていますか。

まずは、経営理念とビジョンに共感してもらえること。そして、ブライダルという人生の大事なイベントにかかわる仕事ですので、誠実で素直な方ですね。
 そのうえで、自ら考えて行動できる方を歓迎します。当社はまだまだ成長途中のベンチャー企業。「やりたい!」と手を挙げる人材にはできるだけ仕事をまかせます。
 2011年から新卒採用を開始しましたが、実際に入社1年目の1期生を営業所長に抜てき。現在では社員の半分が新卒で、多くの人材が会社の中核として活躍していますよ。また、今年の1月にベトナムに開発拠点を開設しましたが、25歳の若手エンジニアに立ち上げをまかせました。
 成長意欲の高い人には、うってつけの環境があるといえるでしょう。

―今後のビジョンを教えてください。

ブライダル事業で、さまざまなインターネットサービスをつくっていきます。当社は10年にわたって、クチコミ情報サイトを育ててきました。今後はメディアだけにとらわれず、「ブライダル×インターネット」で、世の中に役立つサービスをどんどん生み出していきたいですね。そうすることで、約3兆円のブライダル市場を切り拓いていきます。

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