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著名起業家インタビュー

株式会社ワークスアプリケーションズ 代表取締役最高経営責任者 牧野 正幸

著名起業家社会貢献なきベンチャーはベンチャーにあらず

株式会社ワークスアプリケーションズ 代表取締役最高経営責任者 牧野 正幸

自分で納得しなければ絶対に動かない。日本初の大企業向け業務用パッケージソフトの開発という、大手企業が手を出さなかった分野に堂々参入し、ソフト業界の改革を断行する牧野正幸のモットーは「誰もできない難しい仕事をクリアすること」。そんな業界の風雲児が半生を振り返りながら、事業への熱い思いを語ってくれた。

※下記はベンチャー通信14号(2005年7月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―はじめに事業内容について教えてください

牧野:人事・会計・生産管理などの大手企業向け基幹業務用パッケージソフト(ERPパッケージ)のメーカーです。一般のシステム開発企業のように、オーダーを受けてつくる受託生産型ではなくて、すべての大手企業のニーズを標準機能に盛り込んだパッケージソフトを提供しています。似たような会社は、アメリカのマイクロソフトやオラクル、ドイツのSAP。日本では当社しかありません。

―小さい頃はどんな少年でしたか?

牧野:基本的に今とあまり変わりません。「なぜそれをやらなければいけないのか」という説明を聞いて納得してからでないと、何もやらない子供でした。9割がたの子どもは、教師が「こう」と言ったら、「そうなんだ」と考えるものです。でも、僕はできなかった。優秀な教師は子供にきちんと理由を説明してモティベートするけれど、「やるのが当然」という理不尽なことを繰り返す教師には納得できませんでした。勉強くらい自分でやる。「宿題をやれ!」と言われてもやる義務なんてない。それに勉強で分からないところもなかったので、わざわざ予習も復習もしなかった。授業中も、授業の内容は理解していたから、授業なんて真面目に聞く必要もない。そんな風に考えていました。だからテストの点数は良くても、「授業態度が悪い」ということで、学校の評価は悪かったですね(笑)。活発な子供だったけど、自分の頭で物事を考えるのが好きだったから、一人になるとよく考え事をしていました。本を読むのも好きで、たくさん本も読みましたね。中学生になると、小学生の時みたいに授業態度が悪いという理由で評価が下がることがなくなり、テストの点数だけで評価が決まるようになりました。だから急に成績が良くなった(笑)。進学は、入るのが難しい学校をあえて選びました。将来のことを真剣に考えていたわけでもないのですが、「誰にもできないような難しい仕事をしたい」と漠然と思っていました。また僕はその頃から、徒党を組んで文句を言う人間が苦手だった。よく大勢で集まったとき、誰かが「こんなこともうやってられるか!」って言うと、「そうだ」「そうだ」って同調する人がいるけど、ああいうのがダメなんだよね。それならやめればいい。文句を言う前にやれよ。解決できるように努力しろよって思っちゃう。就職は、東証一部の建設会社にしました。特にやりたいこともなかったから、どうせなら親も喜んで、給料も高い一部上場企業にしようって決めたんです(笑)。

―実際に働いてみて、どうでしたか?

牧野:僕は新入社員研修の成績がトップだったので、自信満々で、いざ現場で製図をやってみたら全然できない。建築系の学科を出ている他の新人よりヘタなのは当然ですが、半年ぐらい勉強しても全然うまくならなかったんです。この時はさすがにへこみました。挫折感でいっぱいでした。そんな時、たまたまコンピュータ関連の部門に空きができたので、運よく異動することができたんです。その部門は中東関連の取引があり、翻訳ソフトの開発を任されました。とりあえず手探りながらやってみました。そうしたら、それなりに使えるソフトができたんです。それでソフト開発って案外面白いなって。もっとソフト開発というものを極めてみたくなったんです。そんな時、ちょうど大手家電メーカーでトップのSE(システムエンジニア)だった知人が独立してソフトウエアの会社を起こすという話があった。僕は思い切って、その会社に転職することにしました。

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