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IT業界の起業家インタビュー

株式会社ゼアテックス 代表取締役 友野 憲一

IT体系的にスキルが身につくエンジニアのための会社

株式会社ゼアテックス 代表取締役 友野 憲一

2010年の設立以来、SES※と受託開発事業で成長を遂げてきたゼアテックス。代表の友野氏は昨年、SFA※事業への進出を決断した。「独自のプロダクトを生み出すエンジニアを育成するためだ」という。新規事業のねらいや今後のビジョン、求める人材像について同氏に聞いた。

※SES(System Engineering Service):システム・ソフトウェアの開発・運用への技術者の労働提供
※SFA(Sales Force Automation):営業支援システム

※下記はベンチャー通信57号(2014年7月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―現在、新しい事業に取り組んでいるそうですね。

友野:ええ。SFAの開発および導入・活用支援です。今年4月からサービスを提供しています。顧客情報の管理や営業日報などの現場の営業支援から、見積書や請求書の発行などの営業事務まで、必要な機能をカスタマイズして提供。初期費用は最低5,000円で、利用料は月額10~30万円という中小企業に適した料金が特徴です。今後3年以内に1,000~2,000社に提供する計画です。当社は2010年の設立以来、SESとソフトウェアの受託開発を中心に手がけてきました。2013年からは、スマホ・タブレットのアプリ開発や、公共機関の基幹システムに関係する仕事も増やしています。現在は、約40社と取引しており、1日80~100案件の仕事がもちこまれている状態です。

―多くの仕事を受注できる状況にもかかわらず、なぜ新たにSFA事業に進出したのですか。

友野:理由は2つあります。1つめはIT分野以外の新たな顧客と取引することで、元請けの立場で仕事をすること。それによって当社独自の技術を蓄積できます。2つめは人材育成です。SFA事業は利益率が高いので、ベテランを担当させられる。ですから経験豊富な2名を顧客先から呼び戻しました。彼らを教育係として、未経験あるいは経験の浅いエンジニアを、自社技術の開発によって育てるのがねらいです。これまでクライアント先でシステムを学ばせてきたのですが、このやり方であれば体系的にスキルが身につく。独自のプロダクトを生み出せるような人材に、早期にきたえあげることができます。

―若手人材の育成に力を入れるのは、なぜですか。

友野:社員満足の最大化を目標にしているからです。社員の満足度が高ければ、顧客へのサービスがきめ細かくなり、結果的に顧客満足度も高められるのです。

―未経験者でも採用するとのことですが、どのような人材を求めていますか。

友野:"理想の会社"のイメージをもっている人です。ただ、自分にはそれを実現する行動力がない、と思っている人でもかまわない。当社では、その行動力を引き出すような指導をしています。実際、「自分はリーダー向きではない」といっていたエンジニアで、入社後、会社を引っ張るマネジャーに成長した例がありますよ。

―ほかに特徴的な育成法があれば教えてください。

友野:おもしろいと考えるプロダクトを自由に開発できる「自社開発フリー制度」を用意しています。短期的な会社の利益には関係なく、エンジニアに好きなことに取り組んで能力を高めてもらうための制度です。若いときのチャレンジはなにごとにもまさる価値があります。当社にはチャレンジできる環境があります。挑戦し夢をかなえたいという人と、一緒に会社を成長させたいですね。

友野 憲一(ともの けんいち)プロフィール

1968年、埼玉県生まれ。1989年に東京電子専門学校卒業後、株式会社日本テクノス入社。2002年にアイフォア・ジェネレーション株式会社に入社し、営業部長として活躍。2010年に株式会社ゼアテックスを設立し、代表取締役に就任。長期的な成長をめざし、自社技術の蓄積と人材の育成にも力を注ぐ。

企業情報

設立 2010年7月
資本金 4,100万円(2013年6月期)
事業内容 SFAの開発および導入・活用支援、ソフトウェアにかんするコンサルティング・ソリューション提供、オンサイトによるシステム開発、Webサイトの構築、その他ソフトウェア開発および情報処理におけるサービス全般
URL http://www.zeatex.co.jp/

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