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IT業界の起業家インタビュー

株式会社アクロスペイラ 取締役COO 山室 富

IT今、第二創業期。「製品」をキーワードに、2021年までに売り上げを2倍に伸ばす。

株式会社アクロスペイラ 取締役COO 山室 富

2006年の会社設立から毎年のように成長を遂げ、社員54名になったアクロスペイラ。2017年も昨対比113%と、好調な業績を記録している。そして、同社は今、2021年までに売り上げを倍にするチャレンジングな目標を立てている。「我々は今、第二創業期に入ったと考えています」と力強く語る取締役COOの山室富氏。勢いを増すアクロスペイラの声を聞いた。

目的の本質を理解し「CS」を徹底的に追求

―事業内容を教えてください。

 事業は大きく3つあります。1つは受託開発事業です。ECサイトの構築とアプリケーション開発があり、ECサイトは規模や利用方法などから選定したパッケージをベースに、大規模案件から小規模案件まで実績があります。

 2つ目はWEB制作で、コーポレートサイトから、イベントなどのランディングページのほか、バナーやイラストの制作もあります。

 3つ目がいわゆる「SES」と呼ばれるシステムエンジニアリングサービスです。現在、パートナーを含めると毎月90名が稼働しています。

―順調に成長されていますが、何が支持されているとお考えですか?

 プロジェクトの成功要因には「Quality(品質)」「Cost(費用)」「Delivery(納期)」に加え、「Flexibility(柔軟性)」「CS(顧客満足)」などがありますが、当社ではQCDはもちろん、CSも非常に重視しており、それらをクリアして初めて「成功」と判断するようにしています。

 CSは顧客要求への適応度合いで変化し、顧客要求の適応度合いが低ければCSは低くなり、高ければCSも高くなります。納期を優先するのか、あるいはクオリティを優先するのかなど、達成したい目的によってお客様の要望は変わりますので、当社ではヒアリングを重視し本質的な要求の理解に努めています。「達成したい目的は何か?」を常に考え、柔軟に対応をすることで高いCSにつなげています。
 また、当社は企画から運用までワンストップでプロジェクトに携わることができ、エンドユーザーの声も入る位置でお仕事させていただいているので、エンドユーザー目線に立った開発ができるのも大きな強みになっています。

―「第二創業期」の意味を教えてください。

 意味は大きく2つあります。1つは現在の事業基盤の安定に加え、新規分野への参入を進めることです。当社は事業計画で、2021年に現在の2倍の売上目標を掲げました。その数字を達成するためには思い切った変化が必要です。SESは非常に安定したビジネスですが、新たな成長市場でのビジネスを上乗せすることで目標を達成したいと思っています。

 具体的には、急激に普及が進むIoTやAIの技術を絡めながら大きく飛躍したいと考えています。従来通り受託開発を行うのはもちろん、独自の開発も行い、今まで培ってきたノウハウを活かして製品を開発していきたいと思っています。

 もう1つは組織体制です。今期は役員から若手社員に至るまで、各世代で大胆な権限移譲と教育を行い組織としての底上げを行ないます。また、今後はこれまでのように部署単位で動く体制ではなく、部署間を横断的に協働する柔軟な組織に変えていきます。こうした組織にすることは、先にお伝えした新しい製品の開発にも大きな力になると思っています。

―新たな製品を開発するには高い技術力が欠かせないと思いますが、どのように技術力を高めていますか。

 当社は新卒も採用していますが、1年も経てば先輩社員のもとで活躍できるようになります。それを支えているのが当社独自の研修制度です。新卒向けには即戦力を養成する「実践型システムエンジニア研修(3か月コース)」を用意しており、社員主体の勉強会も定期的に開催、社外のセミナーにも積極的に参加できるように会社で経費を負担するなど、スキルアップが図りやすい環境を整えています。

 また年間計画としてリーダーやマネージャーに必要なスキルを身に付けるための研修会や経営者としての視座を養う研修会にも参加をすることが可能です。

 この経営者としての視座を養う研修会は、当社の親会社であるアクロホールディングス創業者の石田知義が毎年春と秋に開催しているもので、石田自らが経営者として必要なことを3か月かけてレクチャーします。研修会の最後には、アクログループや関連企業の経営者、証券会社などの投資家の前で事業計画をプレゼンし、出資を受けて独立することもできるというもので、エンジニアとしての成長以外にも、経営者としての成長をする環境もあります。

―どんな方に入社してほしいですか。

 技術は常に変化していますので、いい意味で柔軟に変われる方を求めています。当社は文系出身者も多く、研修も習熟度別に行うので確実にスキルを身につけられます。まだまだ成長できる可能性のある業界なので、ぜひ一緒に仕事できたらと思っています。

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