累計経営者579人に取材、掲載社数320ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

IT業界の起業家インタビュー

株式会社Green Creation 代表取締役社長 大池 友貴

IT起業を志す若手には入社1年目から「社長」をまかせる

株式会社Green Creation 代表取締役社長 大池 友貴

2017年に設立して以来、インターネットを軸に多岐にわたる事業を展開しているGreen Creation。「仕事」ではなく「志事」であるという考え方にこだわりながら、インターネット広告代理事業と地方創生事業を中心にクリエイティブ性のある価値の高いサービスを提供し、順調に成長している。「地元に愛される会社を目指す」という同社代表の大池氏に、起業のキッカケや今後の目標・ビジョンなどについて聞いた。

インターネットを中心に4つの事業を展開

―まず、事業内容について教えてください。

「インターネット広告代理事業」「インターネットメディア事業」「クリエイティブ制作とそれにもとづくコンサルティング事業」「地方創生事業」の4つを展開しています。メインは、インターネット広告代理事業とクリエイティブ制作事業の2つで、2017年度は特に制作事業に力を入れていました。

―大池さんが「ネットの領域で起業しよう」と考えるにいたった経緯を聞かせてください。

私は2008年に大学を卒業した後、一部上場の大手IT商社に新卒入社しました。でも、実は大学在学中からあこがれ続けていた企業があったんです。国内のIT系メガベンチャーです。その代表の方の著書を読み感銘を受けました。それから、その会社へ転職することを目指して、必要なキャリアや経験を積もうと転職を繰り返し、5社目でようやく入社を実現できました。その結果、トータルで9年ほどインターネット広告の営業や運用に携わってきた経験・スキルをもとに、満を持して2017年3月に起業しました。

人生最大の挫折が起業のきっかけに

―努力の結果、あこがれていた企業の一員になれた。それなのにどうして、起業したのでしょう。

人生最大の挫折を味わったことが、きっかけになりました。「社長になれるチャンス」をふいにしてしまったんです。目指していた企業に入れたわけですから、入社当初から高いモチベーションで働いて成果をあげた。それが評価され、「子会社の社長にチャレンジしないか」と声がかかったんです。もともと大学では経営学部に所属していたため、マーケティングや会社経営には興味がありました。だから、「はい、やります!」と。

意気込んで新規事業のアイデアを競う社内コンテストに参加したのですが、最終的に落選してしまって。心底、くやしかったですね。そのときに「他人や外部環境にまかせていては一生、社長になんかなれない」と、目がさめたんです。翌月から、起業準備を開始しましたね。

―準備がみのり、起業を果たしました。会社を経営するうえで、大切にしている考え方はありますか。

「夢は必ず叶う」と「志事」の2つを大切にしています。「夢は必ず叶う」は、私自身の体験がもとになっています。20代で失敗や転職を繰り返しつつも、あこがれの企業に入社できたし、自ら会社を起こせた。夢が叶う可能性が1%でもあるなら、それを信じて進んでいけば未来が拓けると確信しています。

「志事」は、「社内だけではなくお客さまやパートナーと志を共有したい」という想いからきています。そしてその共通認識を軸にして、ドライなビジネスではなく、芯と熱量のある価値の高いサービスを提供していきたいですね。

若手に期待するのは素直さ やりたいことを実現してほしい

―設立2年目にして、新卒採用を始めたそうですね。通常は、即戦力となる中途採用をメインにするステージだと思います。新卒にこだわる理由はなんですか。

“人材こそが競争力の源泉”だと考えているためです。当社があつかっているインターネット広告などの無形商材は、他社との差別化が難しい。だからこそそれらをあつかう人の、豊かで斬新な発想や考え方が重要なのです。いまの新卒の世代は、高校生のころからスマートフォンを所持していた人の割合が高い。いわば「スマホネイティブ世代」。私の世代にはない感性をもつ、そんな世代と力をあわせることが、今後の会社の成長には不可欠です。

―どんな人材を求めていますか。

能力が高い人よりも、素直な人ですね。私自身が野心にあふれているというよりは、おだやかなタイプ。当社のパートナーである外部のライターさんも思いやりのあるタイプが多い。社内外のそうした人材と、情緒面であう人を採用し、一緒に企業文化をつくっていきたいですね。

インターネット広告や地方創生に興味がある人はもちろん、「新しいことに挑戦したい」という人もマッチする環境でしょう。また、「将来起業したい」という人材がいれば、社長になるチャンスを与えていきたいです。

―「社長になるチャンス」ですか。

はい。「やりたいことがあるならやってみなよ」というスタンスです。それは「社長になりたい」という場合も同様。実際にやってみればいいんです。そのなかで、困難にぶつかりながら実力をつけていけばいい。

やりたいことがある人はまず語ってほしいですね。それがGreen Creationの進む方向と同じなら、いちどきりしかない人生を熱く楽しめるような環境とチャンス・ポジションを用意します。

左:19卒内定者の 伊藤 佳祐さん

地域に愛される企業になり「地方創生」を代表する会社へ

―最後に、今後の目標・ビジョンについて教えてください。

「インターネット×地方創生」の可能性を広げて、ソーシャルイノベーションを起こしていきたいです。具体的には、インターネットを活用しながら地方拠点を増やして、地元の人材やインフラを巻き込みながら地方創生を推進していく。今のところ「地方創生といえばこの会社だよね」という代表的な企業はありません。当社がその代表格となり、地元から愛されるような存在となることを目指しています。

大池 友貴(おおいけ ゆうき)プロフィール

1985年、大阪府生まれ。小学4年生時より石川県に在住。2008年に京都産業大学経営学部経営学科卒業後、一部上場のIT商社に入社。その後、4回の転職活動を繰り返しながら、インターネット広告の営業・運用に関する知見を広める。約9年で培ったクリエイティブな経験・スキルを「地方へ還元していきたい」と考え、2017年に株式会社Green Creationを設立、代表取締役社長に就任。インターネット広告代理事業などを通じて地方創生へ貢献している。

企業情報

設立 2017年3月
資本金 100万円
売上高 2,500万円(2018年3月期)※制作事業単体
従業員数 10名(業務委託含む)
事業内容 インターネット広告代理事業、インターネットメディア事業、クリエイティブ制作とそれにもとづいたコンサルティング事業、地方創生事業
URL http://www.g-creation.world/

その他のIT起業家の記事

※このサイトは取材先の企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。ユーザーは提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(イシン株式会社)は何ら保証しないことをご了承ください。自己の責任において就職、転職、投資、業務提携、受発注などを行ってください。くれぐれも慎重にご判断ください。

ベンチャー通信

ベンチャー通信
ベンチャー情報雑誌

「ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを取材」をコンセプトに編集している、2000年創刊のベンチャー情報雑誌です。

ベンチャー通信への掲載・取材希望の方

ベンチャー企業の採用力強化、自社の成長性・知名度アップのため、ベンチャー通信に貴社の取材記事を掲載してみませんか?

  • ベストベンチャー100
  • 注目の西日本ベンチャー100
  • 人財力100 人材採用と育成に力を入れている100社
  • 活躍しているエンジニアの職場を取材!Tech通信ONLINE
  • INOUZ Times

ベンチャー通信メールマガジン

ベンチャー通信注目の企業や、ビジネスニュースなどの情報をお知らせします。

ご登録はこちら

pagetop