累計経営者579人に取材、掲載社数332ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

人材・研修業界の起業家インタビュー

株式会社リライアブル 代表取締役 守脇 賢胤

人材・研修がんばった社員にしっかり報い みんなが笑顔になれる会社でありたい

株式会社リライアブル 代表取締役 守脇 賢胤

働き方の多様化やワークライフバランスに対する関心の高まりで、ますます拡大する人材サービス市場。そんな市場の活況を背景に、今年で5期目に入った人材サービス企業のリライアブルも着実な成長を続けている。新事業の拡大や増員を控えて、6月にはオフィスも拡張したばかりだ。代表の守脇氏に、掲げるビジョンや、今後の事業戦略に込めた想いなどを聞いた。

※下記はベンチャー通信73号(2018年9月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

人生を左右する瞬間に立ち会える魅力

―現在の事業概要を教えてください。

 人材派遣とBPO(※)、人材紹介の3本柱で事業を展開しています。売上構成比率は、人材派遣が7割、BPOが2割、人材紹介が1割。このうち主力の人材派遣は、コールセンターへの派遣が8割を占め、そのほか、事務系の派遣が中心となっています。BPOは企業に社員が常駐するカタチで、おもにIT関連事業を請け負っています。人材紹介は、新卒者と中途人材を中心としたサービスを提供するほか、外国人の紹介も行っています。

※BPO : ビジネス・プロセス・アウトソーシングの略。業務プロセスの一部を継続的に外部の専門的な企業に委託すること

―人材ビジネスで起業したきっかけはなんでしょう。

 派遣大手グッドウィルへの入社がきっかけでした。私は大学卒業後に九州のノンバンク企業に就職し、営業職として一定の実績をあげていました。ただ、「より大きな舞台で自分を試したい」という想いから、30歳で上京を決意しました。その時に転職したのがグッドウィルだったのです。当時、同社は全国で事業を展開し、売上も1兆円をうかがう規模。人材ビジネスのスケールの大きさにワクワクしましたね。

 そして、「人の人生を左右する瞬間に立ち会える」という人材ビジネスの魅力を知ったのです。自らたずさわった案件で求職者が天職にめぐりあえたという話を聞き、社会に貢献している実感と、やりがいを感じました。

 こうして私は「人材ビジネスを極めたい」と思い始め、同業への転職などを経てリライアブルを立ち上げました。

―創業以来、大切にしている考えを聞かせてください。

 社名の通り、すべてのステークホルダーにとって「信頼できる会社でありたい」という想いを大切にしてきました。そのためにこだわっているのは、たとえば、スピード感。人手が不足するなか、人材サービス企業では顧客の依頼に、いかに迅速に応えられるかが信頼獲得につながるからです。人材派遣業では通常、求人情報の登録に半日ほどかかりますが、当社では専門のスタッフを置くことなどで、30分程度ですませられます。

―信頼が大切だと実感したエピソードはありますか。

 はい。あるコールセンターのマネジャーとの出会いがあります。その方は、仕事に厳しいうえ、難しい案件をよく当社に依頼してきました。当社に依頼するのは「当社を信頼している証だ」と思い、私は応え続けてきました。しかし、ある日、その方は突然転職してしまったのです。せっかく信頼関係を構築してきたのでとても残念でした。

 ところが、しばらくたってから、その方は別の大手外資系パソコンメーカーの人事担当者として、当社に人材紹介を依頼してきたのです。もともと仕事上での取り引きしかなく、プライベートな交流はありませんでしたので、いきなりの問い合わせにはびっくりしましたね。派遣会社が多くあるなかで、「リライアブルの守脇に依頼すれば応えてくれる」という信頼感から、当社を選んでくれたと聞きます。

社長のひとり勝ちにはしたくない

―信頼関係の構築が会社の成長の礎になっているのですね。

 はい。顧客の信頼をえながら、少しずつ事業を拡大してきました。社員数も創業当初は私とアルバイトの2名だけでしたが、23名に増えました。資金繰りが厳しい時期も乗り越え、安定して利益が出るようになりました。

 そこでいまは、「いかに、その利益を社員にしっかりと還元できるか」という意識が強くなっています。私はリライアブルを設立する前、別の会社の立ち上げにたずさわった経験があります。その時、自分の努力や会社の成長が還元されず、とてもくやしい思いをしました。その経験から、リライアブルは社長がひとり勝ちするのではなく、「社員ががんばったぶんだけ報酬を与えられる組織にしたい」と思っています。そのため、十分な利益を確保することは、絶対に必要なんです。

―利益を確保するための具体的な施策を教えてください。

 ストック型である人材派遣とBPOは、同等の割合になるまで規模を拡大します。

 このうち利益率が高いBPO事業は、「弱IT専門」を前面に打ち出します。「弱IT」というのは私の造語で、プログラマやSEほどの専門知識や経験がなくても、意欲のある人材が活躍できる分野です。具体的にはキッティングセンターやテクニカルサポートなどがこれに相当します。当社はこの分野専門のBPO事業者として存在感を高めていきたいですね。

 人材紹介事業も高利益率の事業として注力し、全体での利益率向上を追求します。

―求職者へのメッセージをお願いします。

 高い志で仕事に取り組んでくれる仲間を増やしていきたいですね。そのために、当社では、がんばる人が上のステージにあがれる環境づくりを進めています。

 社内ではMVPの表彰や社員旅行などを実施しており、今後もおもしろいイベントを増やしていきたいです。ツラく、大変なときがあっても、最後は全員が笑顔になる。メンバーとはそのような働き方をしていきたいですね。

企業情報

設立 2014年11月
資本金 2,000万円
売上高 3億円(2018年6月期)
従業員数 23名
事業内容 人材派遣事業、BPO事業、人材紹介事業
URL http://reliable-japan.jp/

その他の人材・研修起業家の記事

※このサイトは取材先の企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。ユーザーは提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(イシン株式会社)は何ら保証しないことをご了承ください。自己の責任において就職、転職、投資、業務提携、受発注などを行ってください。くれぐれも慎重にご判断ください。

ベンチャー通信

ベンチャー通信
ベンチャー情報雑誌

「ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを取材」をコンセプトに編集している、2000年創刊のベンチャー情報雑誌です。

ベンチャー通信への掲載・取材希望の方

ベンチャー企業の採用力強化、自社の成長性・知名度アップのため、ベンチャー通信に貴社の取材記事を掲載してみませんか?

  • ベストベンチャー100
  • 注目の西日本ベンチャー100
  • 人財力100 人材採用と育成に力を入れている100社
  • 活躍しているエンジニアの職場を取材!Tech通信ONLINE
  • INOUZ Times

ベンチャー通信メールマガジン

ベンチャー通信注目の企業や、ビジネスニュースなどの情報をお知らせします。

ご登録はこちら

pagetop