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不動産業界の起業家インタビュー

リスト株式会社 代表取締役社長 北見 尚之

不動産不動産のスペシャリストが進める地域貢献とグローバル戦略

リスト株式会社 代表取締役社長 北見 尚之

※下記はベンチャー通信50号(2012年12月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―社員の発想力が活かされた最近の具体的な事例を教えてください。

北見:現在、日産野球場跡地に横浜市最大のエコタウンを開発しています。これは日産自動車のEV(電気自動車)「リーフ」による「LEAF to home」を導入した日本初の戸建分譲団地。EVと住宅で電力を融通し合うシステムの導入など、環境を重視した新しいライフスタイルを実現します。この大型プロジェクトの企画のすべてを現場社員が考え、自分たちの力で事業化してくれました。

―発想力豊かな人材になるために大事なことはなんですか?

北見:「成長したい」という意欲を社員本人がどれだけもっているかにつきますね。「会社に育ててもらおう」と思っている社員は絶対に育たないし、成長もしません。たとえば、腕立て伏せを100回命じられたとします。人には「数をごまかす」「真面目に100回やる」「101回以上がんばる」の3つのタイプがいる。1日なら大差はありませんが、1年、3年、10年となれば差はもう歴然。自分自身で成長していくためには、毎日「101回以上がんばる」精神がなくてはなりません。当社では、自己成長して結果を出した社員には、給与面を含めた明確な評価を行います。ただし、社員にはそれだけで満足せず、さらなる高みを目指し続けてほしいですね。

―御社は米サザビーズの高級不動産仲介ブランド「サザビーズインターナショナルリアルティ」の日本での独占営業権を取得したそうですね。グローバル戦略についての考えを教えてください。

北見:当社が新たに設立した「JSインターナショナル」により、国内外の高級リゾート分譲住宅やコンドミニアムなどの物件の仲介販売を行います。具体的には、ハワイやNYマンハッタンなどの高級物件を取り扱います。また、現在も日本の不動産は利回りがよく、海外のお客さまの投資物件としても非常に注目されています。世界の高級物件を扱う日本の不動産企業はバブル崩壊後に激減したため、これらの物件販売は競合他社の少ない市場。ですから、現在はこのグローバルな事業展開をスタートさせる好機だと考えています。

―最後に、今後のビジョンについて教えてください。

北見:当社が手がける住宅を一つひとつ進化させ、新しいサービスを創り出し、業界の波に乗るのではなく、我々が新しい波を起こしていくことです。すでにその取り組みは次々と行われています。昨年の震災を機にエネルギーへの関心が高まっていますが、当社ではそれ以前から太陽光発電住宅の販売やグリーン電力※の購入など、社会のニーズをいち早くとらえた事業展開を行ってきました。その根底にあるのは、住宅事業を通じて地域社会に満足を与えられる「不動産のスペシャリスト」でありたいという想い。これからも常に、お客さまにご満足いただけるサービスの開発・提供を目指していきます。

※グリーン電力:風力や太陽光、小規模水力などの自然エネルギーや再生可能エネルギーによって発電された電力。

北見 尚之(きたみ ひさし)プロフィール

1965年、神奈川県生まれ。専門学校在学中にある大手企業の社長と出会い、企画開発担当として支店の開発を任される。そこで支店用の物件探しをするなか、不動産業界とかかわり、その現状に大きな疑問を抱いたことが転機となる。その後、大手不動産会社で営業としての経験を積み、26歳で独立。1991年にリスト株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。

企業情報

設立 1991年5月
資本金 8億8,800万円(2012年1月現在)
売上高 240億円(2011年12月期)
従業員数 255名(2012年1月現在)
事業内容 マンションや戸建住宅の企画・開発・分譲、不動産の売買・賃貸の仲介、不動産の運用・管理・コンサルティング業務、不動産の証券化関連業務、戸建住宅の設計・施工・請負および監理、損害保険代理店業など
URL http://www.list.co.jp/

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