累計経営者579人に取材、掲載社数320ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

販売・サービス業界の起業家インタビュー

販売・サービス朝9時からの勉強を1年間続け 若手メンバーが経営者視点をもつようになった

株式会社ウェブクルーライト 代表取締役 釜石 康平

※下記はベンチャー通信60号(2014年7月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―福田さんは最初は関連会社から出向で来ていて、釜石さんに直談判して入社したと聞いています。なにが理由だったのですか。

 自分が利益をあげないと会社自体の存亡に直接かかわってくる。それが私には新鮮だったことです。当時の私はBtoCの営業に携わっていて、数字ばかりを追う仕事をしていた。「しょせん大きな会社の事業部の一員でしかない」という感覚がありました。しかし、ここではBtoBの営業として、少数精鋭で高い利益率を出している。たまたま休憩所で釜石と一緒になったので「入社したい」と懇願。10秒でOKが出ました(笑)。

―社長塾に参加しているそうですね。

 ええ。みんなから1週間ほど遅れて参加しました。経営数字の勉強でしたが、最初はまったくついていけませんでした。「ヤバイ!」と思い、必死になって勉強しました。

―社長塾で学んだことは仕事に役立ちましたか。

 経済学部出身なのに“PDCAサイクル”も知らなかった私が、自分から経済書や『会社四季報』を買って読むようになり、商談のときの話題の幅が広がりました。株取引をとおして企業を知ることもできました。「頭がパンクするくらい成長した」と、自分では思っています。

―入社を決めた経緯を教えてください。

 仕事を探しているときにホームページを見たら、アニメ風で楽しそうだったので応募しました。面接で釜石が「『ONE PIECE』は面白いから読んだほうがいい」など、終始フランクに話してくれて、「ここで働きたい」と思いました。

―担当している仕事の内容を教えてください。

 管理業務を中心に、採用活動にもかかわっています。ときどきコールセンターのアウトバウンド業務も手伝います。

―社長塾には参加していますか。

 はい。いちばん初めから参加して『経営数字の才能開発』を教材に勉強しました。でもそれまで経済の勉強などしたことがない。1時間の勉強内容が全然わかりませんでした。教材は5章立てで区切りのいいところでテストがありましたが、それもまったくできませんでした。

―では、役に立たなかったのですか。

 いいえ、そんなことはありません。勉強する機会を与えてもらって、とてもありがたかったです。実際、会議で会社の売上や利益の話が出ても「ココとココの数字がこうなって出るんだな」とイメージできるようになりました。今後はExcelを学び、営業資料のデータ作成などに役立てていきたいです。

―金さんはトップ営業と聞きました。2014年の実績を教えてください。

 5億円でした。会社の2015年3月期の売上高10億円の半分です。とくに今年3月には、NTTフレッツ光の東日本販売代理店のなかで売上高トップになりました。昨年12月から今年3月の不動産チャネル部門でもトップの売上を達成。私の目標は「代理店のなかでいちばんになること」だったので、ウレシかったです。

―では、休むヒマもなく働いているのですか。

 いいえ、ちゃんとカレンダー通りに休んでいます。かえって売上をあげられなかった入社後の2年間のほうが、休めなかった。競合に勝つことしか考えていなかったんです。ある時期から発想を転換して、Win-Winの関係を受け入れた。それから成績が伸びていったんです。

―社長塾には参加しているのですか。

 参加しませんでした。本はよく読み、社長塾で教えることはだいたい知っているので。ただ会社自体の底上げになっているので、続けるべきプロジェクトだと思っています。

―今後の目標を教えてください。

 会社の売上高100億円です。以前は起業願望がありましたが、いまは当社を大きくしたいと思っています。意見をいいやすいし、働きやすい会社です。向上心のある人はチャレンジしてほしいですね。

―高倉さんは創業メンバーですね。当時、売上高10億円の今日のウェブクルーライトの姿を思い描いていましたか。

 いいえ。「無我夢中でここまできた」というのが正直な気持ちです。創業メンバーは4名。私は回線事業の開拓営業とサポート営業を釜石とふたりで担当していました。業容を徐々に拡大し、2013年6月からはコールセンター事業も開始。現在私はコールセンターの管理を中心に、会社のさまざまな分野の業務に携わっています。

―会社の強みはなんですか。

 なにも恐れずに前に進むところがいちばんの強みです。それに釜石の個性。ヒトと違うモノの見方をするので、それが発想の独自性につながっているのだと思います。たとえば、釜石は「流行りのモノはキライ」だとよくいいます。でも「ナゼ流行るのか」は徹底的に知りたがる。妖怪ウォッチなんかもそうでした。新しいモノは必ずチェックして仕事に役立てようとしています。

―これから取り組みたいことを教えてください。

 お客さま、取引先さま、会社のすべてがWin-Winの関係を築けるように努めたいです。そのためには、個人でも会社としてもレベルアップが必要不可欠。知識の習得、経験の深化に取り組んでいきたいですね。

―具志堅さんは初の女性執行役員・取締役として活躍してきましたが、この夏に独立するそうですね。理由はなんですか。

 実家が「食」関連の仕事をしていて、いずれはそれを手伝う予定だったのです。父から「そろそろ戻ってこい」といわれ決心しました。もともとキャリア志向ではありませんでした。だから、1年前に「執行役員になりましょう」と釜石にいわれたときは驚きました(笑)。実家の手伝いのこともあり固辞したのですが、最後は根負けしました。

―とはいえ貴重な経験だったのではないですか。

 はい。採用活動、人事管理、営業サポート、パートナー企業との折衝など、あらゆる業務に携わりました。とくに新事業の立ち上げ方や経営者目線というものを実際に学べたことが、私の今後の仕事にも大いに役立つと思っています。

―採用に携わった経験から、どういう人に入社してほしいか聞かせてください。

 会社はまだ発展途上の段階。社員のカラーで色々と変化します。社内の関係はフラットなので意見も交換しやすい。「会社をこういうふうにしていきたい」というイメージがある人には向いています。柔軟でエネルギッシュな人にきてほしいですね。

釜石 康平(かまいし こうへい)プロフィール

1985年、埼玉県生まれ。2008年に中央大学経済学部を卒業後、株式会社光通信に入社。法人営業部で携帯販売に携わり、トップセールスになる。2012年、株式会社ウェブクルーライト代表取締役に就任。年間400冊は本を読む読書家

企業情報

設立 2012年1月
資本金 900万円
売上高 10億円(2015年3月期)
従業員数 7名(2015年6月現在)
事業内容 セールスレップ事業、ソーラーアライアンス事業、ECサイト運営事業、アプリ制作事業など
URL http://www.wc-light.co.jp/

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