累計経営者579人に取材、掲載社数330ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

業界の起業家インタビュー

“可能性を信じるチカラ”を信じる。 だから事業よりも人材を優先した

株式会社Wiz 代表取締役 山﨑 俊

※下記はベンチャー通信60号(2015年7月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―業務内容を教えてください。

 今年の5月に新設された、人材開発部の責任者を担当しています。業務は大きく3つ。まずは階層別研修。新卒、一般社員、マネージャーにくわえ、「Wiz8(ワイズエイト)」と呼ばれる将来の幹部候補8名を定期的に選出。それぞれに適した研修を行っています。

 2つ目は、適材適所にするための人材配置。メンバーの配属後、かりに力が十分に発揮されていない場合、面談を通じてもっと適した部署に異動できるようフレキシブルに対応します。

 3つ目は人事指標の算出と分析。たとえば、採用媒体をいかに効果的に出稿できるか、時期や媒体の性質などを判断し適宜選定しています。そのほかにも、育児休暇の取得や復帰時のサポートなど労務業務も行っています。どの業務も、メンバーが活き活きと働いて成長するための支援を行う人材コンサルティングの一環です。

―人材開発部のミッションはなんでしょう。

 人材の全体的な底上げを図ることですね。私自身、人の成長は無限大だと考えています。人材開発部としては人を育成して成長をうながすというより、人が自ら成長するためのきっかけづくりを提供したいと考えています。人にやらされるより、自ら行動したほうがより成長につながりますから。

 そして人が成長することによって、その下にメンバーがつき、さらにそのメンバーたちもどんどん成長していく。そうした好循環を生む組織をつくっていけば、会社の成長にもつながっていくはずです。

―渡邊さんが実感するWizで働く魅力を教えてください。

 組織の風通しがいいうえに、つねに挑戦できるフィールドがあることですね。私自身、入社してすぐに人事部の立ち上げに携わり、いまも周囲のサポートを受けつつ新しい部署の責任者を任されているため、それを実感しています。

 ゆくゆくは、この人材開発部の業務を人材コンサルティング事業として収益化できればいいなと考えています。

―教育部をひとりで立ち上げたそうですね。経緯を教えてください。

 2013年に新卒入社し、最初の配属は営業部でした。もともと大学で教育の勉強をしていたので、将来は教育の仕事をしたいと希望を出していました。しかし、上司に「責任者の立場も経験していないのに、どうやって人の教育ができるんだ」と言われました。

 私は負けず嫌いな性格。とにかく営業部で成果を出そうと奮起し、入社5ヵ月でサブマネージャーに昇格。その後の努力も認められ、常務から教育部の立ち上げメンバーとして声をかけていただきました。成果を出し続けた結果、念願がかなったんです。

―メンバーの教育で気をつけていることはありますか。

 全員をケアすることはもちろんですが、成績が中くらいのスタッフを意識して見るようにしています。

 成績が低ければ熱心に指導しますし、成績がよければ「その調子でがんばれ!」となる。いずれにせよ社内で注目されます。しかし、成績が真ん中のスタッフにはなかなか目が行き届かない。そのため、表情が暗いメンバーには「大丈夫?」ってメールを送ったり、業務外でも相談に乗っています。私の相談窓口は24時間受付中です(笑)。

―今後の目標を教えてください。

 教育をしっかり仕組み化していきます。最初はひとりでしたが、現在は3名体制。ひとつの部署としてやれる幅が広がっています。実際に教育システムを立ち上げて、さまざまなコンテンツを企画・制作しています。

 たとえば「 Wizチャンネル」。これは、営業のポイントを動画番組でわかりやすく解説するコンテンツです。ほかにも、いい営業トークが共有できる「Niceログ」や、業務に関する質問をすると教育部で回答するQ&Aシステム「ちえのわ」などがあります。今後も、より効率的に質の高い教育ができる環境を構築していきます。

 ただ、デジタルだけではダメだと考えており、メンタルケアもしっかり行うことで人を育て、組織をさらに強くしていきたいと考えています。

―Wizではどのような働き方が実現できるでしょう。

 さまざまな可能性をもって働くことができます。たとえば私の場合、最初の配属は営業職。自分は営業に向いてないと思っていましたが、周りの人からはすごく向いているといわれ、サポートしてくれました。

 おかげで同期のなかでいちばん早くサブマネージャーに昇格し、社内表彰でフレッシュマン賞を受賞。希望していた人事部へも異動できました。

―就職・転職を考えている若者にメッセージをお願いします。

 最初のうちから業界や職種を限定して、会社を選ばないことをおススメします。自分自身の可能性を狭めることにもなりかねませんから。それよりも大事なのは、誰と働くかということ。私もWizに入社を決めたのは、面接担当者が明るくハキハキ話すのをみて「この人と一緒に働きたい」と思ったから。

 また、働いているとしんどくて苦しいこともあります。もし壁にぶつかっても、「ステップアップのチャンスだ」と前向きに働けば、伸びるのも早いと思います。

―人材を伸ばすコツはありますか。

 正直にいうと、まだまだ経験が浅いので、かっこたるノウハウがあるわけではありません。ただそのぶん、一人ひとりにしっかり寄りそう指導を心がけています。

 働くうえで、周りが見てくれるってすごく大事だと思うんです。私自身、落ち込んでいるときに上司や社長から声をかけてもらい、すごくラクになった経験があって。それがWizの良さであるので、しっかり継承していこうと思っています。

―具体的な事例を教えてください。

 私がまだ、営業部でトレーナーをしていたときのことです。思うように成績が伸びないインターン生がいて。そのいらだちが態度に出て、周囲が心配するくらいだったほど。そこで社会人としてのマナーをしっかりと伝えつつも、個人的にメールのやりとりをしてケアを行いました。

 私が結構しつこかったんで、最初はイヤだったらしくて(笑)。でも結局、ホワイトデーに「感謝しています」という内容の手紙つきのチョコをもらえて。そのときはうれしかったですね。そのスタッフは、今年の4月に表彰されるほど成長しています。

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