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IT業界の起業家インタビュー

ITエンジニアよ、君には市場で「売り」になる技術があるか?

株式会社モノクレア 代表取締役 桑原 雄一

※下記はベンチャー通信62号(2016年1月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

飛躍を目指すメンバーたち

勉強できる「自分の時間」が 大幅に増えた

 大学院修了後、大手IT企業に入社。ITエンジニアとして、大手生保向けのWebアプリケーションサービスの保守開発を担当していました。具体的には、契約者の保険金受け取りの請求書類を入力してデータ化し、審査・査定・決済を行うためのシステムです。とても大きなシステムで、私が担当していたのは、ユーザ管理系のメニューや、請求データのモニタリング機能を担うサブシステムでした。

 直近のプロジェクトには3年1ヵ月在籍。参画から2年くらいのころにシステム開発の流れが見えた感じがしました。また、メンバー2名をつけてもらって、ある仕事を任されたとき、満足できる結果が得られなかった。「もっと自分で勉強しなくてはエンジニアとして生き残っていけない」と強く感じました。それがきっかけで、桑原が主宰するワークショップに参加。そこで桑原に技術的なことについて相談するようになりました。また、「働き始めるのが遅かったので将来への不安もある」とも話しました。そのうちに、桑原から誘ってもらい、今年1月に入社しました。

 現在も生保のWebアプリ開発に携わっており、稼働中のシステムに対する追加開発を担当しています。入社してよかったことは、前職に比べて、大幅に勉強時間が増えたことです。おもに、自宅で仕事と同じ環境を疑似的につくって勉強しており、また、桑原が開発した「SIToolkit」も使いこなせるようにしています。「SIToolkit」のソースを読むのは楽しいですよ。今後はITエンジニアとして誰にも負けない専門性を身につけていきたいと思います。

エンジニアに大切な技術欲求が刺激される

 理工系学部を卒業後、ソフトウエア開発会社に入社。10年間勤務しました。入社3年目に健康を害してしまい、実家のある静岡本社に異動しました。異動後は官公庁関連の大規模なWebシステム開発プロジェクトに携わり、在庫管理や日々の運航計画を管理するサブシステムを担当しました。途中からは開発フェーズのリーダーにもなりました。

 仕事は楽しく、生活も安定していました。しかしその反面、何年たってもキャリアアップが見込めない状況に限界を感じ始めていました。官公庁のシステムは安定第一。それほど大きな変更はないからです。会社から「ウチは安定した会社だが、金銭的に大きなアップはない」といわれたこともありました。

 桑原は高校の同期で顔見知り。3年前に同期で飲む機会があり、彼にキャリアについての悩みを相談しました。そのときに彼から誘われて、今年3月に入社しました。現在は生保向けにWeb系システムの開発基盤の共通化に携わっています。前職では要件定義後の設計フェーズから参画することが多かったのですが、いまは要件定義前のフェーズで提案する機会もあり、やりがいがあります。前職とは違って、仕事で付き合うメンバーが短期間で変わり、その都度自分のスキル不足を感じることもありますが、それは大きな刺激でもあります。

 いまは試作品の開発を担当。知らない技術を取り入れる機会があるので、前職よりも今のほうがあせりは大きいです。目先の仕事に必要な技術を1つずつ習得しています。とはいえ、半年前と比べてスキルアップしているという実感があり、エンジニアとしては幸せな状態です。

桑原 雄一(くわはら ゆういち)プロフィール

1980年、静岡県生まれ。東京理科大学理学部を卒業後、2004年に独立系Slerに入社。2005年、ベンチャー系パッケージベンダーに入社、新製品開発に携わる。2007年、アクセンチュア・テクノロジー・ソリューションズ株式会社(現:アクセンチュア株式会社)に入社。2010年に独立し、株式会社モノクレアを設立。代表取締役に就任。SIプロジェクトにおける実行・開発アーキテクチャの設計・構築を手がける。専門はエンタープライズJava。システム開発支援ツール「SIToolkit」を開発、オープンソースとして公開。

企業情報

設立 2010年8月
資本金 200万円
従業員数 4名
事業内容 技術支援サービス、構成管理プロセスの定義、プロジェクト管理ツールの実行環境の構築、テスト資源開発プロセスの定義、および開発・実行環境の構築、プロトタイプ開発
URL http://www.monocrea.co.jp/

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