累計経営者579人に取材、掲載社数325ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

不動産業界の起業家インタビュー

不動産会社をどうつくるか。それは社員が 決めることだ

株式会社ベルテックス 代表取締役 梶尾 祐司

※下記はベンチャー通信63号(2016年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

ベルテックスの成長を牽引するキーパーソンたち

自分の人生を自分の手で豊かにしてほしい

―仕事の内容を教えてください。

 お客さまに投資用不動産を案内しています。さらにチームメンバーの指導もしています。たとえば、商談を後輩に録音させ、帰社後にそれを一緒に聞き返します。お互いに商談のよかったところと悪かったところを書き出してつき合わせると、どんな営業スタイルをよしとしているのか方向性のズレをチェックできます。

―どうやってメンバーの成長を導いていますか。

 本人がどこまで成長したいのかを聞き、その目標を達成するにはどうしたらよいかを一緒に考えます。落ち込んでいる人に対しては、「成功している人はたくさん失敗もしている」と言うことが多いです。

―どういう人に入社してほしいですか。

 素直にアドバイスを聞ける人です。この業界はえてしてセールストークのうまい人が成功するように思われがち。ですが、そうではない。トークがヘタでも成果を出せるノウハウを入社してから伝えるので、誰でも挑戦できます。一方で、仕事を目的にはしないでほしいですね。仕事は人生をよりよいものにするためのひとつの手段に過ぎないからです。自分の人生を自分の手で豊かにしてほしいですね。

仕事を通じて付き合う人も変わってきた

―仕事の内容を教えてください。

 投資用不動産の飛び込み営業です。対象はマンションに住んでいる方が中心。飛び込みですから、不動産購入に興味がある方もいますし、ない方もいます。とにかく、多くの軒数を回ります。1日200~300軒くらいはチャイムを押していますね。

―入社1年目にして2015年は営業成績トップ3に入ったと聞きました。秘訣はなんですか。

 オートロックマンションが多いので、元気よく話して、怪しい者でないことを伝える努力をしています。実際に会うことができたら、心を開いてもらえるよう雑談から始め、不動産購入に少しでも興味があれば、その必要性を強調します。

 入社した当初は、先輩の彦坂に営業同行してもらっていました。アポがなかなかとれず、初めて契約がとれたのは8月でした。結果が出なくて、くじけそうになったとき、「結果について考えてもしょうがない」と彦坂からアドバイスを受け、開き直ってから状況が好転しました。

―成長を実感するのはどんなときですか。

 即物的かもしれませんが、仕事で成果を出すと、自分の好きなところに旅行できて、おいしいものが食べられて、一部上場企業の役員と友人づきあいもできるようになりました。そういう人と会っているとき、「成長したなあ」と思います。

 これから入社してくる後輩には、私が先輩から教えられたことをそのまま伝えます。年齢的に近いので、彼らの悩みや苦しみを理解できるだろうし、より親身になって接することができるのかなと思います。

女性だけの事業部を率いたい

―入社のきっかけを教えてください。

 以前から興味のあった宅建資格を2015年10月に取得したことです。前職はアパレル会社勤務。店舗単位で評価され、個人の努力は反映されない。しかも日々同じ業務の繰り返し。それが不満で、不動産分野にねらいを定めたんです。その後、転職サイトで当社を知って応募しました。

―どういう仕事に携わっているのですか。

 投資用マンションの販売を通じて、顧客の資産運用をサポートしています。節税や相続税対策、家族への生命保険代わりに死亡時にローンが解消される仕組みを活用するなど、お客さまが投資用マンションを購入する目的はさまざま。いまは毎日300~500人に電話をします。投資に興味のない方から「どうして君にそんなこと話さなきゃいけないの」と反発されることもあります。でも、いろいろな人がいるので、日々新しい発見だらけです。

 入社して1ヵ月はアポイントが取れず、初めてアポイントが取れたお客さまとは待ち合わせ場所の連絡が不備で会うことができませんでした。ふさぎ込んでいたら、上司から「落ち込んでもいるより、笑顔のほうがいいよ」と声をかけられ、それからいい意味で開き直ることができました。

―今後のビジョンを教えてください。

 宅建資格を活かせるような働きをしたいです。女性は人当たりがソフトなので、この仕事は向いていると思います。将来的に女性だけの事業部をつくる予定だと聞いていますので、その中心になれるようがんばります。

入社してよかったと思うフレンドリーな社風

―入社のきっかけはなんですか。

 就職説明会です。大学では建築専攻だったので、建築会社や不動産会社を中心に就職活動していました。説明会で、新しい会社なので自分が中心になれると聞き、強くひかれました。

 また、建築のなかでもインテリアや内装関連に興味があり、この会社は自社ブランドマンションの設計・販売を手がけるということを知り、「私がデザインしたマンションを販売できるのかな」と期待して入社しました。

―どういう仕事をしているのでしょうか。

 申込書一式を用意して契約書を作成するなどで、営業担当者をサポートしています。ほとんどのお客さまがローンを組むので、銀行とのやりとりや、物件引き渡し後の精算など、お金にかかわることに深く携わについて銀行の担当者と面談するときには立ち会い、銀行からローンの承認がおりやすくなるように、お客さまをサポートするのも私の役目です。多額のお金が動くので、緊張感をもって仕事に取り組んでいます。

 当初の希望とは違う仕事ですが、不動産販売にかかわる手続きや流れがわかるので、とても勉強になります。とくに税金関係は、入社前は知識がほとんどなかったのですが、先輩たちがていねいに教えてくれました。

―社風を教えてください。

 社員はみな仲がよく、他部署の人でもフレンドリーです。友人・知人からは「ノルマがきつい」「長時間労働だ」とか、不動産業界は厳しいところだと聞いていましたが、この会社にはそういうことがなく、入社してよかったと思っています。

梶尾 祐司(かじお ゆうじ)プロフィール

1986年、神奈川県生まれ、鹿児島県の屋久島で育つ。東電学園出身。不動産会社を経て、2010年に株式会社ベルテックスを設立、代表取締役に就任。設立5年で会社を急成長させ、その経営手腕は業界で注目されている。

企業情報

設立 2010年12月
資本金 5,000万円
従業員数 43名(2016年1月現在)
事業内容 不動産コンサルティング、不動産企画・開発、不動産の売買・賃貸仲介および賃貸管理業務、不動産の運用リノベーションおよびリフォーム業務、損害保険の代理業務、生命保険の募集に関する業務
URL http://vertex-c.co.jp/

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