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不動産業界の起業家インタビュー

HEARTS Asset Management株式会社 代表取締役 兼 CEO 植西 剛士

不動産ヒトへの目配りが生き残りの条件

HEARTS Asset Management株式会社 代表取締役 兼 CEO 植西 剛士

※下記はベンチャー通信70号(2018年1月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

2018年1月。投資用不動産事業を手がけるHEARTS AssetManagement(以下、ハーツ)が人材紹介事業をスタートさせる。不動産に新たな価値を与えるノウハウを応用し、「人」に新たな可能性を与えるという。代表の植西氏に、新事業のねらいと、その先にある「ハーツがめざすもの」について聞いた。

不動産事業も人材事業も本質は変わらない

―不動産事業で業績を堅調に伸ばしてきたハーツが、新たに人材事業をスタートさせる理由を教えてください。

 いま、多くの企業におけるいちばんの困りごとが人材難だからです。業績は伸びている。「よい人材」さえいればさらに成長できる。でも、労働市場が極端な売り手市場になっていて、なかなか採用できない。それならば、私たちが人材ビジネスにおける新しいフローを提案し、困りごとを解決したい。そう考えたのです。

 そして、私たちハーツにとっても、今後の持続的な成長を支える事業になります。人材難に困っているのは私たちも同じ。いまは幸い、好調な不動産市況に支えられ、業績を伸ばせています。しかし、人材採用についていえば、ほしい人材になかなかめぐり会うことができていないのが実情です。このまま手をこまねいていれば、「仕事はあるのに、人が足りない」という状況になり、企業成長は止まってしまう。

 そこで、よい人材にめぐり会える機会を増やしたい。人材紹介事業を展開するなかで、多くの求職者と接することができます。そのなかで、ハーツに合う人材がいれば、当社を転職先として紹介するわけです。

―しかし、不動産とはまったく違う、競合の多い事業領域への進出です。ハーツの強みはなんでしょう。

 「真摯に人と向き合うこと」です。不動産事業に携わるメンバーたちに、私はつねに「真摯に向き合うことが大切」と伝えています。

 投資家は多くの場合、将来の保障として不動産を買います。「働けなくなって給与収入がなくなっても、家賃収入がある」。その安心感を求めて、人生のなかでおそらくいちばんの高い買い物をするわけです。遠い先の保障のために、いま高いお金を支払う。とても不安なのは当然。だから、真摯に向き合って話を聞いてくれる相談相手を切実に求めているのです。

 利回りのよい物件を紹介することは重要ですが、本質ではありません。物件のよしあしではなく、人のよしあしなんです。「真摯に向き合ってくれる、あなただから買うんです」と。これは人材紹介事業でも同じ。「ハーツの転職紹介サービスに頼んだら、ものすごく真剣に話を聞いてくれた。だから、そこから紹介された会社に決めた」と。

国内でのホテル事業や海外のリゾート開発も

―なるほど。求職者にとって、ある会社が自分に合っているか、本当のところは入社前にはわからない。それでも大きな決断をしなければいけない。そのときに決め手になるのは、「信頼できる人がすすめてくれた会社だから」ということなんですね。

 ええ。そうした信頼を積み重ねることによって、ハーツのサービスを利用することで、人にも不動産にも新たな魅力を与えられる、輝くことができる、そのようなハブとなる会社をめざしています。

 不動産でいえば、ホテル事業や海外リゾート事業への進出を考えています。国内では不動産物件はあるのにテナントがいない「空き家・空き室」問題が深刻化しています。一方で海外からの観光客は急増している。そこで中古物件をホテルへと再生していくことで、不動産に「輝いて」もらおうと。また、ベトナムやカンボジアなど、人口構成が若く、これから経済発展していくところにリゾート施設を建設し、雇用と憩いの場をつくるのも、同地の不動産を「輝かせる」事業として、参入のタイミングを検討しているところです。

 人材事業にかんしては、女性の転職に対象をしぼってスタートしますが、今後は男性そして学生の就活へも「輝いて」もらう対象を広げていきます。また、それは当社のメンバーに対しても同様です。いままで輝けなかった人が当社に来て輝けるようになったらいいと。

―「社会に出て、思い切り輝きたい」と望む学生へメッセージをお願いします。

 日本は四季の景色が美しく、ご飯もおいしい、本当にいい国です。でも、この国をもっとよくしていくには、若い人たちの力が必要です。だから挑戦してほしい。興味をもてること、本当に好きなことを真剣に考えて選んだら、あとは失敗なんか気にしないで、思い切り進んでください。

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