累計経営者579人に取材、掲載社数332ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

IT業界の起業家インタビュー

株式会社ビーボ 代表取締役社長 武川 克己

IT過去にとらわれない真摯な挑戦が「予測できない未来」を切り拓く

株式会社ビーボ 代表取締役社長 武川 克己

メーカー/EC事業による❝モノ❞の満足だけでなく、顧客の〝なりたい〟姿である❝コト❞の満足を最大化させる方法を追求しているビーボ。ここにきて、サービス強化を目的に新しい価値の創 造や新規事業を立ち上げている。このコーナーでは、その価値創造や新規事業のひとつをまかされている2名に、顧客満足を高めるための方策や今後の事業展開を聞いた。

※下記はベンチャー通信71号(2018年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

「人の力」から「テクノロジーの力の活用」へ

―どんな任務を負っているのでしょう。

 テクノロジーを活用した新規事業の立ち上げと、既存事業でもそれをどう活かすかを追求し、スマホアプリなどを通じて、より多くの顧客の〝なりたい〟をかなえる仕組みを構築していきます。既存事業であるメーカー/EC事業では、月間数十万人超の顧客に対して、電話やメールでのサポートを行っています。注文や商品内容の問い合わせだけでなく、「美容効果を高めるにはどうしたらいいか」といった具体的な質問や相談も。しかし人的リソースに頼りきったサポートには限界があります。顧客の目的を達成させるという部分をテクノロジーの力を活用してさらに進めさせる仕組みを構築しています。

―どんな活用シーンを想定していますか。

 たとえば、顧客の美容や健康をサポートするアプリだと、1日の睡眠時間、食事内容、日々の健康や美容に対する活動の利用状況などを入力すれば、専門家による判定やアドバイスを受けることができる。そのほか、既存の顧客から寄せられる相談内容やわれわれのサポート内容をAIに学習させ、顧客の〝なりたい〟をかなえる仕組みを構築します。メーカー/EC事業を通して、顧客から高く評価されている当社のマンツーマン・サポートを、テクノロジーの活用でより広く深く的確に届けられるようになります。

―新規事業以外の展開はありますか。

 経営面でもテクノロジーの活用は取り入れていく予定ですし、既存事業のUI/UX、およびシステム部分の機能強化も図っているところです。また、コンバージョンを上げる取り組みやマーケティングの自動化も進めたいですね。そして、海外のお客さまを対象としたクロスボーダーの取引にも対応できるサービスにしていかなければならない。開発の拠点をフィリピンに置いているのも、グローバルな展開を視野に入れているからです。

―今後のビジョンを聞かせてください。

 当社は、テクノロジーの力をあまり活用せずにここまで成長してきました。会社の理念が浸透し、しっかりと実践する「組織と人の力」が、成長をけん引してきたのだと思います。しかし、これまで以上に顧客の〝なりたい〟を実現し、会社と事業の成長、そしてビジョンの実現をけん引するにはテクノロジーの活用が不可欠です。そうした技術インフラを構築するのが、当面の私の役割です。

情報価値にこだわるメディアそれを皮切りに新しいサービスへ

―メディア事業部の概要を教えてください。

 2017年に事業部として立ち上がり、妊活・妊娠中・子育て中の女性の問題を解決していくお役立ちメディア『パピマミ』と、女性向けの美容メディアを運営しており、メディア事業部は月間で約500万PVの規模感にまで成長しています。

 当社はメーカー/EC事業での❝モノ❞の販売を通じて、人生をイキイキと楽しんでもらうための❝コト❞の価値を提供しています。この価値をもっと多くの人に提供するために、❝情報❞という手段をつかって、さらなる価値を提供しようというのがメディア事業部のミッションです。私がインターン中に会社へ提案したところ、すぐに「やってみろ」となりました。毎日が忙しく、楽しみを感じる余裕がなかなかもてない女性に、日常を彩る“コト”の価値につながる情報の提供を心がけています。

―メディア運営の方針を聞かせてください。

 一次情報やホンネなど、情報の質に徹底的にこだわります。会社の商品の売上や知名度アップのためのメディアではなく、良質な情報を提供し、多くのユーザーの悩みを解決するための情報価値を届けることを心がけています。その結果、人生を楽しむ“コト”に気づく人が増えれば、EC事業を展開している会社自体への貢献にもつながると思います。

―今後事業部をどう発展させていきますか。

 現在は2つのメディアを運営していますが、年内には、出産を経験した女性を対象としたキャリア系メディアをスタートさせる予定です。既存メディアとあわせて、さまざまな世代の女性に訴求できるメディア事業部をめざします。いつかは、「女性メディアの代表格」として認知されるようになりたいですね。そしてメディアをきっかけに集まったユーザーと、メディアという枠組みを超えた新しいサービスを構築していく新規事業の展望ももっています。

 私が担っているメディア事業部は、会社がチャレンジしている❝モノ❞から❝コト❞の進化を最前線で体現する立場です。この事業の成否が、会社の将来を握っていると自分自身では考えています。「〝なりたい〟に本気」というビジョンを追求する事業目的は不変なので、メディア価値を高める取り組みとともに、その先に描く会社の未来像に果たす役割や、「新規事業の成功」が会社にもたらす意味にも日々、向き合っています。

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