新進気鋭のアドテク集団LOB。ここでは活躍中のメンバーに会社の魅力や求める人材などについて話を聞いた。
※下記はベンチャー通信71号(2018年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。
世界一のプロダクト創出へともに戦う仲間を求む
―入社した経緯を教えてください。
代表の竹林に声をかけられたのがきっかけでした。もともとフリーランスとしてLOBの仕事を受注していた時期があって、そのとき彼は、とにかくアツい人でしたね。フリーランスになってから私自身が「熱量がある人としか仕事をしたくない」と思っていたので、仕事をするうえでは、ストレスを感じなかったです。1年くらいLOBの仕事をして、その後、将来の会社のあり方を竹林から聞いて、「彼とならできる」という想いで入社を決意しました。
―仕事内容を教えてください。
CTOという立場で技術設定のサポートと商品のチェックがおもな仕事です。ただ、当社のメンバーはかなりの技術と経験がある人ばかりなので、いまは経営のほうに軸足を置いています。LOBは「アドテク領域で世界一のプロダクトをつくり出したい」という目標があるので、実現するための仲間を探しているところです。
―LOBの魅力を教えてください。
エンジニアにとって重要な、「知識」「技術」「マインド」の3軸がすべて習得できること。これはエンジニアに限らず、ビジネスパーソン全般にとって重要な資質でもあります。LOBではすべてが習得できる。「知識」と「技術」はほかの会社でも身につけることはできると思います。でも、「マインド」だけは正直難しいと思っているんですね。
―それはなぜですか。
エンジニアは「自分に割り振られた仕事だけを進めていく」といった習慣をもちがちなんです。でもはたして、それでいいのかと思うんです。
本当は自分に割り振られた仕事だけではなくて、全体を見て目的を達成することが本来の仕事の目標だということを忘れがちになっている。ほかの作業で不安に思っていることがあれば、自分の作業でなくてもそこをケアしてプロジェクト全体を進めていかなければ、最終的な仕事は完成しない。私が以前、DeNAで働いていたとき、それを「最後の砦意識」と呼んでいました。「みんなで作業している」といった意識を全員がもっていたのです。でも当社のメンバーはそれを自発的に実践している。そんなエンジニアにとって必要な「マインド」を自然に身につけることできるのがLOBなんです。
―どのような人材を求めていますか。
情熱をもって仕事をしてくれる人。いまは、アドテクを事業として行っていますが、もしかしたら何年後かには違うものづくりを始めているかもしれません。でもそんな状況になっても「いっしょにやっていきましょう」といってくれる人がいいですね。給与だけに魅力を感じるのではなくて、LOBとしてやっていくこと。それをいっしょに考えられる人に来てほしいです。
部活のような雰囲気が働きやすい環境をつくる
―LOBの一員になった流れを教えてください。
代表の竹林とは昔から知り合いでした。LOBがちょうどアドテク領域の仕事に力を入れていくというタイミングで声をかけられたのがきっかけです。私はエンジニアとして16年間、さまざまな仕事にたずさわってきたので、その経験が買われたカタチです。
―会社の印象はどうでしたか。
個々はそれぞれ経験豊富な人材がそろっているだけではなく、「チーム力」が高いと感じました。きっとチーム力を意識する竹林の影響でしょうね。彼がいつまでも現場目線を失わずに、求心力を発揮しているんです。長年この業界で働いていますが、当社のような部活みたいな雰囲気の会社はないです。
エンジニアはリモートワークのほうが集中できますし、作業の進行も早いと思っている人が多いと思いますけど、実際は違うんです。チャットで会話するより、膝を突きあわせてじっくり話し合うことのほうが理解は早いし、なにより心地いい一体感が生まれます。
―今後の目標を教えてください。
まだまだ、LOBに入社した月日は浅いですけど、当社が掲げている「アドテク領域で世界一のプロダクトをつくる」という目標に私も貢献していきたいですね。これだけのメンバーがそろっているのでその目標も実現可能だと思います。
価値感を変えてくれる人がそろっている職場
―会社と出会ったきっかけは。
いままで、接客業にたずさわっていたこともあり、転職する際は「同じ職場の人をサポートする」職につきたいと思っていました。人事職に就きたくて、就職活動をしている際LOBと出会ったんです。
―実際に、LOBの面接を受けてみていかがでしたか。
未経験だったこともあり、正直、自信はありませんでした。でも面接では、私の人柄を重視してくれたんだと思っています。とにかく代表の竹林は、私の話をよく聞いてくれました。「ベンチャー企業の立ち上げ時期からいっしょに会社づくりに参加したい」。この気持ちはつねづね思っていたことですし、その話をしたら竹林も「同じベクトルをもっていっしょに歩めそうだ」と判断してくれたんだと思います。
―エンジニア業界をめざしている人にメッセージをお願いします。
事業内容がアドテクということもあって、少しハードルが高いと思ってしまう人もいるかもしれません。ただ、ベンチャー企業は「がんばった人が活躍できる場所」だと私は思っているんです。ひとつの職場で長年働くのももちろんいいことだと思います。でも転職するのも自分の価値観を変えるチャンスでもあります。当社には、その機会を与えてくれる人たちがそろっています。
竹林 史貴(たけばやし ふみたか)プロフィール
1987年、兵庫県生まれ。2010年、関西学院大学商学部卒業後、株式会社サイバーエージェントに入社し、ネット広告営業に配属。2011年1月にスマホアドネットワークの株式会社AMoAdの立ち上げに従事。その後、株式会社AMoAdの代表取締役に就任し、営業管轄役員を兼務。当子会社の株式会社Appelevenを設立し、広告プロダクト開発に従事。株式会社AbemaTVのスポーツチャンネルを担当した後に独立。
企業情報
設立 | 2016年4月 |
---|---|
資本金 | 3,050万円(準備金含む) |
従業員数 | 15名(2018年3月現在) |
事業内容 | インターネット広告事業、マーケティング支援事業 |
URL | https://www.lob-inc.com/ |
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