累計経営者579人に取材、掲載社数323ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

不動産業界の起業家インタビュー

大和財託株式会社 代表取締役 藤原 正明

不動産「仕事=苦痛なもの」という考えは間違い。仕事こそ自己実現にうってつけの手段です

大和財託株式会社 代表取締役 藤原 正明

大阪を中心に、京阪神エリアで収益不動産を活用した資産運用のコンサルティングを手がけている大和財託。2013年設立と業界では後発ながら、設立4年で売上20億円を達成するなど急成長を遂げている。収益不動産の世界で着実に存在感を増しつつある同社の舵取りを担っているのは、代表の藤原氏だ。同氏に事業内容から会社の強み、今後のビジョン、職場の魅力、求める人物像まで語ってもらった。

※下記はベンチャー通信71号(2018年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

資産運用コンサルティングで人々の❝未来の安心❞を支援

―事業内容について教えてください。

 収益不動産を活用した、資産運用のコンサルティング事業を展開しています。「老後の安心を手に入れたい」「相続税対策をしたい」などのニーズに応える手段として、新築や中古の1棟アパート・マンションの購入を提案。また、賃貸経営の代行や不動産の管理業務などを通して、運用パフォーマンスを最大化するサポートも行っています。

 国の社会保障制度が崩壊寸前のいま、収益不動産の購入は、❝未来の安心❞を手に入れる有効手段のひとつ。私たちは、資産運用のコンサルティングを通して、たくさんの人々に貢献しているのです。お客さまの多くは、経営者や医者、弁護士、資産家といった社会的地位の高い方々。そのほか、800万円ほどの年収がある会社員のお客さまなど、あらゆる方の資産運用ニーズに対応しています。

―競合他社が多いなか、大和財託の強みはなんでしょうか

 ひとつは、資産運用に特化したビジネスを展開している点。圧倒的なノウハウを有しており、お客さまファーストのサービスを実現。不動産ありきではなく、生命保険や損害保険なども含めたさまざまなアプローチで資産運用をサポートしているのも特長です。

 もうひとつが、京阪神に特化したエリア戦略で、強固なネットワークを確立していること。優良な不動産を仕入れることができ、資産価値の高い物件の提案が可能なのです。また、価格競争力の高さも自慢です。社内に設計部門と施工部門を擁することで、建築費用やリフォーム費用を圧縮。これも、高付加価値物件を提供できる要因となっています。

社会に貢献できなければ会社の存在価値はない

―これまでの業績について教えてください。

 当社は2013年に設立された若い会社ですが、4期目で売上20億円、経常利益2億円を達成。今期は、売上28億円、経常利益2億8000万円の達成がすでに見込まれています。急成長したいちばんの理由は、お客さまの資産形成にしっかり貢献できているから。リピーターのお客さまが多く、2棟、3棟とご購入いただくケースが珍しくないことも、それを裏づけています。ちなみに、当社が販売した収益不動産の入居率は平均98%。つねに、高水準をキープしています。

 また、不動産業界は景気の影響を受けやすい傾向にありますが、当社では安定的な収益構造を確立。自社で1棟マンションを多数保有しており、家賃収入だけで年間5億円の収益があります。賃貸経営の代行や不動産の管理業務などでも、毎月安定した収益を獲得。ストックビジネスで高い収益性を確保することで、アグレッシブな成長戦略が可能になっているのです。

―経営で重視していることはなんでしょう。

 「お客さまに経済的豊かさと人生に潤いを提供します」という企業理念の追求です。社会に貢献できなければ、会社の存在価値はありません。お客さまに利益を提供できて初めて当社も利益をえられる、というシンプルなビジネスの原則を大切にしています。ですから当社では、お客さまが「買いたい」といってきても、オススメできないと判断した場合は、「今回は買うのを控えましょう」と進言することもありますよ。

社員の幸せを追求することで高い社員定着率を実現

―組織づくりで注力している点はありますか。

 社員が幸せに働ける職場づくりです。企業理念のなかに「私たちに関わる全ての人々が幸せになる」という言葉があるのですが、その最たるものが社員の幸せであると考えています。なぜなら、自分自身が幸せでなければ、お客さまを幸せにすることなどできないから。やりがいを抱き、満足できる収入をえて、自己実現できる環境が整っていれば、自然とお客さま第一の仕事ができるはずです。その結果が、会社の発展へとつながっていく。当社では、社員が「この会社に入ってよかった」と思える職場づくりに心を砕いているのです。

―具体的な取り組みを教えてください。

 トップダウンではなく、ボトムアップの経営を実践。社員の主体性を尊重し、やりたいことを実現していけるチャンスを用意しています。『業務改善プロジェクト』や若手の提案活動の場である『U30』は、その一例。入社1年目の新人のアイデアが採用されるなど、いい提案は次々に具現化しています。2ヵ月に一度の定期面談も実施。意見を自由に会社に伝えられる場として、機能しています。

 また、実力を公平に判断する評価制度を導入。しかも成果だけでなく、人間性も含めてビジネスパーソンとしての総合力を評価します。実際、20代で重要なポジションを担っているメンバーも少なくありません。

 さらに、社員に一流を知ってもらいたいという想いから、社員旅行では最高ランクのホテルに宿泊。昨年行ったグアムでは、『デュシタニグアム リゾート』に泊まりました。毎月開催される食事会も、一流のお店をセレクト。もちろん、費用はすべて会社負担です。

 私たちの業界、ましてやベンチャー企業は離職率が高いのが一般的。にもかかわらず、当社では短期間で退職した人を除いて、定着率ほぼ100%を実現。この事実も、職場環境のよさを証明しているといえるでしょう。

仕事を通してこそ人は成長でき豊かな人生を実現できる

―どんな人材を求めていますか。

 まず、誠実であること。資産運用ビジネスを展開しているため、不誠実な対応がお客さまの人生を狂わせてしまいかねません。ですから、真摯に仕事に向き合える人材でなければ務まらないのです。やり抜く力を意味する、「グリッド力」も必要不可欠。当社では実力以上の目標を設定し、社員の成長をうながしています。目標達成に向けた強い意志と実行力、そして継続力が必要。ちなみに社員たちは、自ら問題点に気づき、解決策を導き出し、改善に向けて行動できるメンバーばかり。なので、受け身の方はマッチしないと思います。

―今後のビジョンを教えてください。

 10年以内に、売上1000億円規模の企業へと成長すること。また、株式上場も視野に入れています。その実現に向けて、事業拡大を続けることが直近の目標。いまも、クラウドファンディング事業や不動産証券化事業、有価証券販売事業など、新たな事業プランを構築中です。数年以内には、海外にも進出予定。日本一の総合資産運用会社をめざす私たちの挑戦に、終わりはありません。

―学生や若手にメッセージをお願いします。

 近頃は、働き方改革やワークライフバランスが注目を集めています。それは、裏を返せば「仕事=苦痛なもの」という価値観が浸透していることの表れ。けれども本来、仕事は自己実現の手段です。ワークを中心にすえることで、ライフを充実させられる、という価値観であってもらいたい。もちろん、オンとオフのメリハリは大切ですし、当社でも残業削減に注力しています。けれども、仕事こそが自分を成長させ、人生を豊かにしてくれるものであることを忘れないでください。

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