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IT業界の起業家インタビュー

株式会社BLUE EMBER SK 代表取締役 木村 昌平

IT「勝負どころ 」を見極め最大限の努力で成功を目指す

株式会社BLUE EMBER SK 代表取締役 木村 昌平

Web広告の運用などを手がけるBLUE EMBER SK。2018年7月には、設立から1年足らずにして、子会社でヘアアクセサリーのEC事業をスタートさせた。ECでは蜂蜜の取り扱いも始めるなど、積極的に事業の幅を広げている。その原動力は、代表・木村氏のもち前のチャレンジ精神と行動力だ。未経験の領域にも果敢に挑む木村氏に、事業展開の経緯や今後の展望などを聞いた。

※下記はベンチャー通信74号(2019年1月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

「やる」と決めたら突き詰める

―起業の経緯を聞かせてください。

 副業で始めたWeb広告事業が起業につながりました。Webの知識はありませんでしたが、「やる」と決めたらとことん突き詰める性格なので、オンライン学習やセミナーへの参加を通じて、ひたすらノウハウを吸収していきました。その結果、1年後に月間700万円の利益を出せるようになったのです。そして、この副業での成功を機に、「Webにかんするビジネスで誰かの役に立ちたい」と考え、起業を決意しました。

 起業してからは、つねに新しい事業の展開を模索し続けています。現在の主力である広告運用も、そのなかで新しく始めた事業です。その後、大きな節目となったのは、ヘアアクセサリーを扱うEC事業の買収でした。

―どのような経緯で買収したのですか。

 事業の売却先を探していた企業の顧問と知り合ったのがきっかけです。提示された金額は600万円。設立から1年足らずの当社には大きな買い物です。しかし、「これまで培ってきたノウハウを活かし、より多くのエンドユーザーに魅力的な商品を届けたい」という想いから、買収を決めました。

 当社がそれまで手がけてきた事業は、ネット上ですべてが完結するビジネスです。一方で、実物の商品を扱うEC事業は、生産者、商品を紹介してもらうインフルエンサー、そしてエンドユーザーまで、多くの人を巻き込んだビジネスを展開できます。こうした、事業の大きな可能性も魅力でした。

リスクを恐れるのではなく「どう成功させるか」を考えたい

―新しいことに挑戦する不安はありませんでしたか。

 「なんとしても事業を成功させたい」という想いのほうが強かったですね。多くの人は、どうなるかわからないことに対して行動をためらいますが、私はむしろ、将来は予測できないくらいのほうがワクワクしますね。予測できないということは、それだけ秘められた可能性が大きいということですから。

 もちろん、失敗する可能性だってありますが、「まずい」と感じたら早期に対策を打ち、軌道修正すればいいのです。リスクを恐れるよりも、成功する可能性を高めることに最大限、努力することが重要です。

 私は「勝負どころ」を見極め、「やる」と決めたら一気に行動に移してしまうんです。

―「勝負どころ」はどうやって見極めるのでしょう。

 挑戦することで、どれだけ大きなものをえられるかで判断します。実際、EC事業の買収は、未経験の事業を経験するということ自体が大きな財産になっています。事業を展開するために雇ったアドバイザーから学んだり、サイトを運営したりすることを通じ、経営者としての知見が大きく広がっているのを実感しています。

 また、新しいアイデアも次々と生まれるようになりましたね。いまは、商品をカンボジアで生産する構想を練っています。

子どもたちの笑顔を見て人を幸せにしたいと思った

―なぜカンボジアなのでしょう。

 現地で雇用を創出し、貧困の連鎖を断ち切ることに貢献したいからです。こう考えるようになったきっかけは、2018年5月に経営者仲間と一緒に参加した、カンボジアへのボランティアツアーです。

 現地の貧しい村では、扇風機もなく気温が40度まで上がる室内に子どもたちが住んでいます。テレビがなく、世のなかの情報も入ってこないため、自分たちが貧しい状況にいることすら、子どもたちは知りません。それでも無邪気に笑っている彼らの顔をみて、私は胸が痛みました。それで、「現地の人のために少しでも手助けをしたい」と思ったのです。

 商品の現地生産は、たとえ利益がゼロでも必ず実現したいと考えています。

―今後の事業方針を聞かせてください。

 いままでは自社の利益を先行してしまいがちでしたが、カンボジアでの体験を経て、「これからは人を幸せにできるビジネスを追求したい」と考えるようになりました。今後は、多くの人を仕事に巻き込んで利益を分配したり、雇用を生んだりする事業をつくっていこうと思っています。そのためにも、既存の事業や経験にとらわれずに視野を広げ、新しいことに挑戦し続けていきたいですね。

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