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販売・サービス業界の起業家インタビュー

株式会社フィエルテホールディングス 代表取締役社長 椚 憲哉

販売・サービス「馴れ合い」じゃない「仲間意識」が強い組織をつくるんだ

株式会社フィエルテホールディングス 代表取締役社長 椚 憲哉

「2023年にIPOを果たす。これがいまの目標です」―。そう語るのは、起業からわずか3年で、営業代行、飲食、Web、貿易事業、キャリアコンサルと多角化経営を展開するフィエルテホールディングス代表の椚氏だ。当初、5名だった社員も90名まで増え、5つの拠点を構えるまでに急成長した。同社が短期間で拡大することができた要因はなにか。今後の事業展開も含め、同氏に聞いた。

※下記はベンチャー通信74号(2019年1月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

がむしゃらに突っ走った事業スタートからの2年間

―起業したきっかけを教えてください。

 祖父や父が、それぞれ会社を経営していたこともあり、幼いころから起業にかんして、身近に感じていたことが大きかったです。子どもながらに「将来は同じ道を進むんだろうな」という想いをもっていました。そして、起業を意識するきっかけとなったのが、父の会社の倒産。生活も一変しましたし、お金に対する強い執着心が芽生え、コンプレックスになりました。その後、20歳から教材販売の事業にたずさわり、そこでさまざまな人と出会い、刺激を受け、起業を強く意識しました。そして2015年に起業したのです。

―どのような事業を始めたのですか。

 営業代行からスタートしました。なにしろ設立当時のメンバーに社会人経験がないこともあり、「どんな事業を始めたいか」よりも、「なにができるか」のほうが大きな問題でした。お金も信用もないスタートアップだったので、がむしゃらに仕事に取り組んだのを覚えています。そのなかで全員がブレることなく突っ走ってこられたのも、「やりたいことを実現させる気持ち」と「強い結束力」があったからこそ。2年間は営業代行1本で勝負して、業績をあげることに専念していました。その後からですね、やりたい事業である飲食やWeb、貿易事業を次々に展開していったのは。

リファラル採用で構築したチームワークと組織の基盤

―設立から2年を経て、次々と事業を展開できた理由はなんですか

 即戦力となる人材を多く採用できたことです。営業代行を行っていた2年間、並行して力を入れていたのがリファラルによる採用でした。リファラル採用は、「馴れ合いの雰囲気を生む」など、マイナスイメージをもたれがちですが、当社の場合は、すばらしいカルチャーフィットを生み、人間関係構築などの面で気をつかうこともなく、業務に集中できた点でプラスに働いたんです。また、気心知れた者同士が多くいたこともあり、社員間にチームワークが生まれ、いい職場環境をつくることもできました。

 同時に、受け入れる私たちも、採用した人間を「話が違う」「こんなはずじゃなかった」と後悔させることだけは、絶対にしたくなかった。その気持ちが強くあったからこそ、組織づくりにも力を入れました。

―どのような組織づくりを行ったのですか。

 成長を促すために、責任をともなうポジションや役割を社員に与えていきました。当社は、20代半ばの若い人間が多くいることもあり、フットワークの軽さが当時の強みでした。でもその長所に責任感がプラスされれば、言動にも重みが出てくると考えたんです。

 実際、「ポジションや役割が人を育てる」と感じたのは、私自身が「社長」というポジションに、育てられたと実感しているからなんです。振り返ってみれば、設立当初、事業はまったくうまくいかず、事業継続に思い悩んでいました。でも「社長」というポジションがあったからこそ、途中で投げ出すことなく、社員を守るために、あらゆる局面で重要な決断を下すことができました。その壁を一つひとつ乗り越えていくたびに、自分でも視野が広がり成長していることに気づいたのです

自分たちのやりたいことを社員一丸で実現させる

―今後のビジョンを教えてください。

 現在展開している事業の活動領域をもっと広げたいです。特に貿易事業をスタートさせたことで、海外に打って出るチャンスも生まれました。そして、現在、目標に掲げているのは、2023年にIPOを果たすことです。

 当社は経営理念に「創造と挑戦」を掲げています。挑戦なくして成功はつかめません。その挑戦に立ち向かうためにも、新たな仲間が必要だと感じています。現在、リファラル採用以外にも中途、新卒採用を実施。「自分の可能性を試したい」「世界を舞台に活躍したい」と考えているベンチャーマインドあふれる人材と一緒に、自分たちのやりたいことを実現したいです。

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