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コンサルティング業界の起業家インタビュー

Gemstone税理士法人 代表・公認会計士・税理士 石割 由紀人 / パートナー・税理士 榎並 慶浩 / パートナー・税理士 熊野 一成

コンサルティングIPO実現に不可欠のパートナー 問われるべきは「財務戦略」を立案できる社外CFO

Gemstone税理士法人 代表・公認会計士・税理士 石割 由紀人 / パートナー・税理士 榎並 慶浩 / パートナー・税理士 熊野 一成

20名ほどの規模にもかかわらず、2018年のIPO支援実績は3社。株価算定やストックオプション評価実績は年間100件近く、資本政策、ベンチャーキャピタル(以下、VC)からの資金調達支援など顧客ニーズに合わせた専門的な財務支援を提供する傍らで、それらの知見を活かした包括的なIPO支援も手がけるのがGemstone税理士法人だ。同法人の石割代表は現在のIPO市場を見て、「スムーズにIPOを実現するには、企業側も支援パートナー選びの条件を心得ておく必要があります」と語る。果たしてその条件とはなにか。同氏のほか、同法人が誇る財務会計・税務のエキスパート2名に聞いた。

※下記はベンチャー通信75号(2019年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

監査法人、VC、CFO等で培った経験が総合支援を実現

―Gemstone税理士法人の特徴を聞かせてください。

石割:当法人の特徴は、監査法人やVCでIPO支援に従事した公認会計士と、上場企業で会計、財務、税務の経験を積んだ税理士が在籍していることです。業務は株価算定、ストックオプション評価や資本政策アドバイス、VCからの資金調達支援など、幅広く手がけています。また、IPOをめざすスタートアップベンチャー支援にも力を入れ、2018年は3社の上場を成功させています。このうち2社は設立当初からサポートしているベンチャー企業でした。ともに10年以上の付き合いがあり、会社設立やバックオフィス業務のサポートから始まり、IPOをめざす段階では資本政策、監査法人の対応まであらゆる面で支援してきました。

―ベンチャー企業に対して、IPO支援を行うきっかけはなんでしたか。

石割:昨年上場したAI開発のHEROZ様は、同社代表が起業前の社会人時代に、私が執筆した資本政策立案に関する本を読んで、資本政策の相談に来たことがきっかけでした。その後、上場支援まで税理士として、監査対策の面でサポートをしてきました。また、同様に介護業界のブティックス様の場合は、有償ストックオプションの相談を受けたことがきっかけでした。有償ストックオプション評価には、金融工学、会社法、税法などの横断的な専門知識が必要なため、評価できる公認会計士の数は多くありません。そこで私どもに白羽の矢が立ち、付き合いが始まりました。組織拡大後は担当税理士として、さらにIPO準備段階からは社外監査役として支援しています。

熊野:このように包括的なサービスができるところも当法人の強みであり特徴なんです。

―そのように幅広く支援できる理由はなんでしょう。

石割:それは、私のキャリアに理由があります。私は大学卒業後、監査法人に入所し、監査業務とIPO支援業務に従事。ベンチャー企業を外部から支援していました。監査業務の実務経験を積んでいくうちに「監査業務よりも、成長企業をIPOへ導く仕事がしたい」という気持ちが芽生え、スタートアップベンチャー支援の会計事務所を設立しようと決意しました。そのためには、監査のみならず、税務を含めた幅広い実務経験を積む必要があったのです。そこで監査法人系の税理士事務所に転職し、税務の基礎をイチから磨きました。その後、ベンチャー企業のCFOを経験し、さらにベンチャー投資・資金調達に関する実務能力を高めるためにVCへ転身。こうしたキャリアが、IPO実務を行ううえで後ろ盾となり、広い視野で「スタートアップやIPO準備企業の課題」に悩む経営者を支援することができているのです。

―IPO準備企業の課題はなんですか。

石割:IPO準備企業が「正しいパートナー選びができていない」ことです。パートナーに必要な資質は、「経営者と一緒にエクイティストーリーを考えられる社外CFOのような会計事務所であること」「企業価値算定やストックオプション税務、優先株式評価、資本政策などに精通していること」です。それを経営者もそうですが、公認会計士、税理士ですら完全に理解していないケースがあります。よく、監査法人や企業の経理部長を経験した人が独立し、公認会計士としてIPO支援を行うことがありますが、エクイティストーリーを理解しないまま事業計画や資本政策を作成したり、普通株式と優先株式の評価の違いを熟知していなかったり、ストックオプション税務に対応しきれない、といったケースが見られます。

 また、一般的には監査法人出身者なら「税務は理解している」と思われがちですが、これは大きな間違いです。公認会計士は監査・会計の専門家ですが、税務実務経験はほとんどない方のほうが多いのが実情です。監査法人から税理士法人に移ってゼロから税務実務を学んだ私が、身をもって経験してきましたから自信をもっていえます。

榎並:「IPO失敗あるある」で、税務実務経験が浅い公認会計士が顧問税理士のケースで、IPO準備は万全に整えたつもりが、IPO直前期の税務調査で修正申告が必要となり、会計上も遡及修正が必要となり、IPOのタイミングが遅れることもあります。

税理士には上場会社レベルの会計と税務実務経験が不可欠

―では、どのような対策をとるべきか教えてください。

石割:IPOをめざすのであれば、「上場会社の会計実務に詳しい」「税務実務経験が豊富である」「ファイナンスに詳しい(普通株式と優先株式の評価の違いや、上場準備のタイミング毎の株価算定方法選択、有償ストックオプション評価、信託活用ストックオプション等)」の実務経験を兼ね備えた会計事務所を選ぶのがベストです。当法人は実務の質と良心的価格を両立しています。

熊野:これまでIPO支援をしてきた企業の経営者からは「創業間もないときのバックオフィス支援が助かった」「教科書には書いていないIPO関連の実践的な問題解決に役立った」「資産管理会社設立のアドバイスが役立った」など多くの讃辞をいただいています。石割 今後、IPOをめざす経営者はもっと増えるでしょう。そのとき、当法人のスタッフのキャリアと組織力を活かして、少しでも多くのベンチャー企業がIPOできるよう、全力で支援していきます。IPOに関心がある経営者は、ぜひお問い合わせください。

石割 由紀人(いしわり ゆきと)プロフィール

1970年、東京都生まれ。1993年、法政大学経営学部卒業後、プライスウォーターハウスクーパースにて監査、株式公開支援、税務業務に従事。その後、外資系通信ベンチャーCFO、大手ベンチャーキャピタルでの投資実務、上場会社役員などを経験。2016年に、Gemstone税理士法人を開設し、代表に就任。

榎並 慶浩(えなみ よしひろ) プロフィール

1975年、兵庫県生まれ。法政大学経営学部卒業後、税理士資格を取得し、約10年にわたりJASDAQ不動産会社、東証一部不動産・金融会社で財務部長・経理部長を歴任。スタートアップ支援、企業価値評価、ストックオプション評価、上場企業の会計税務支援、決算早期化支援と、幅広く活動。

熊野 一成(くまの かずなり) プロフィール

1990年、神奈川県生まれ。2017年、Gemstone税理士法人最年少パートナーに就任。株式上場・M&AなどでExitした超富裕層向けの資産税対策、非居住者税務、移転価格税制などに従事。

企業情報

設立 2016年1月
資本金 1,010万円
従業員数 20名(2018年9月期)
事業内容 会計税務業務、スタートアップのバックオフィス支援、株式公開支援、資本政策作成支援、株価算定、有償ストックオプション評価など
URL http://gemstonegroup.jp/
お問い合わせ電話番号 【IPOに関するお問い合わせ・資料請求はコチラ】03-3442-8004(受付時間 平日10:00~19:00)
お問い合わせメールアドレス info@gemstonegroup.jp

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