累計経営者579人に取材、掲載社数318ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

ベンチャー通信編集部注目の起業家インタビュー

テンフィールズファクトリー株式会社 代表取締役 市川 裕

注目一人ひとりの才能を開花させ、持続的成長が可能な会社にする

テンフィールズファクトリー株式会社 代表取締役 市川 裕

テンフィールズファクトリーは、事業の多角化をさらに進めることで、社員と企業の成長を加速させていく方針だ。ここでは、今後の同社の成長を支える3名のキーパーソンを取材。それぞれが描く事業戦略や、他社にはない会社の魅力などを聞いた。

※下記はベンチャー通信77号(2019年10月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

事業領域の広さを武器に、世界でビジネスを拡大

―郡司島さんが担当している業務を教えてください。

 海外事業と新商品の開発事業が中心です。最近では、イスラエル企業と提携して独自のEV充電器の開発に着手しているほか、フランスで200店舗を展開するコーヒーチェーンとは、日本進出のパートナーシップ提携を進めています。それ以外にも、日本でオーダーメイドキッチンを販売できるよう海外の工場と契約し、1日に2,000台を製造できる態勢を整えました。

 私は5年前、海外事業部の立ち上げを機に入社しました。英語は話せるのですがビジネス経験がなかったので、正直にいって、いきなり海外を飛び回ることは不安でした。

―事業をどのように進めたのでしょう。

 会社の知名度が低いため、現地の事業会社や機関投資家を1件ずつ訪ねて、「多角的に事業を展開する成長ベンチャー」であることの説明から始めました。そのなかで、当社がスマートエネルギー事業で扱う太陽光発電に多くの機関投資家が興味をもってくれたことから、投資の話をまとめたのが最初の仕事でした。そこに行きつくまでの数ヵ月は、話がなかなか進まないこともあり、焦りばかりを感じていました。

 そんなときに代表の市川は、「全力でがんばっていることはわかっている。焦らずにこのまま挑戦し続けなさい」と励ましてくれて。その励ましがなければ、いまの海外事業部はなかったかもしれません。最初の仕事を手がけて以降は、機関投資家から太陽光発電パネルメーカーを紹介してもらい、エネルギー効率が高い独自製品の開発のほか、リフォーム事業で使う内装材や建具などの独自開発、フィリピンとインドネシアでの拠点開設といった成果を出すことができ、この5年間で海外事業を収益の柱のひとつにできました。

―これから会社をどのように成長させていきますか。

 海外市場の拡大をさらに進め、「世界で知られるテンフィールズファクトリー」にしていきたいです。年齢や経験を問わず、自分の可能性を試し、活躍できるフィールドを会社が用意してくれています。私はふたりの子どもを育てながら、楽しんでいまの仕事ができています。挑戦と成長が繰り返せる当社へ、多くの人に来ていただきたいですね。

マーケティング戦略を通じて、会社の成長を加速させる

―業務内容を教えてください。

 おもに、SNSを活用したマーケティング戦略を考案しています。会社が今後、新たな事業の立ち上げを加速するためには、事業の成長スピードを引きあげる必要があります。そこでこの4月から「CMO」という役職が新設され、私が拝命しました。各事業部のなかに入って、綿密な打ち合わせを重ねながらマーケティング戦略を練るようにしています。

―たとえばどのようなことでしょう。

 新規の地ビール事業において、8月に神戸で「ビールフェスタ」を開催するにあたり、丸1日かけて事業部と「集客の最大化」についての議論を重ねました。その結果、「地ビールがおいしい理由」「特殊な製造工程」などを取材し、たんなる開催告知ではなく、地ビールの魅力を伝える内容を中心にSNSで発信することに。「地ビールと通常のビールとの違いがわからない人が圧倒的に多い」という現場の声をヒントにしたものです。その影響もあり、フェスタは想定以上の来場者で賑わいました。

―これからの方針を教えてください。

 さまざまな事業がある当社には、PRすべきポイントがたくさんあります。各事業部としっかり連携し、会社と事業の魅力を世界の隅々まで届けるマーケティング戦略を推進します。

新卒入社でいきなりもらえた、「事業部立ち上げ」のチャンス

―どういった業務を行っていますか。

 採用業務全般と、就活イベント業務に携わっています。就活イベントはこの7月に初開催し、学生100名と協賛企業5社を集めました。もともと私は人材業界が希望でしたが、3年前の就活の際、当社は人材事業を展開していませんでした。それでも、「新規事業が続々と立ち上がっている」との噂を聞いていたので受けてみたところ、代表の市川が「君が立ち上げればいい」と。大手人材企業から内定をもらっていましたが、挑戦したくて当社に入社しました。

―事業の立ち上げには、どのように挑んだのですか。

 「3年後の就活イベント開催」を目標に、まずは社内の採用業務に携わり、人事担当者と同じレベルで話ができるようになりたいと考えました。それと並行して、学生を対象に「就活セミナー」を企画しました。就活時のこころがまえや会社選びのポイントなどを伝える勉強会で、就活イベントに向けた「ファンづくり」になると。思った通り、就活イベントには複数のセミナー参加者が来場してくれました。

 私はこれらの業務を通じて、目標から逆算した事業戦略の立て方などを学んでいます。来年には、人材事業が本格的にスタートします。どうやって事業を拡大させようかと、いまからワクワクしています。

市川 裕(いちかわ ひろし)プロフィール

1973年、広島県生まれ。1995年に広島大学経済学部卒業後、味の素株式会社に入社。営業職に従事し、2002年5月に同社を退職。2002年6月にテンフィールズファクトリー株式会社を設立、代表取締役に就任。

企業情報

設立 2002年6月
資本金 4,000万円
売上高 16億円(2019年9月期見込み)
従業員数 152名(2019年9月現在、パート・アルバイト含む)
事業内容 スマートエネルギー事業、店舗運営コンサルティング事業、リフォーム事業、海外事業、不動産事業、ネイル事業、カフェ事業、メディア事業、人材開発事業など
URL http://10-ff.com/

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