累計経営者579人に取材、掲載社数245ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを紹介

ベンチャー通信編集部注目の起業家インタビュー

GRATIO株式会社 代表取締役 寺田 侑矢 / 取締役 永田 雄大

注目磨きあげた独自のテクノロジーで、人類を健康に導く仕組みを創る

GRATIO株式会社 代表取締役 寺田 侑矢 / 取締役 永田 雄大

テクノロジーによって健康的な生活を支援する“ウエルネステック“企業のGRATIO(グレシオ)。「人類の次なる発展に貢献する」と壮大なビジョンを掲げる同社を立ち上げたのは、20代前半のふたりの若者だ。しかも、起業はこれで2度目。「10年以内に評価額1,000億円のユニコーン企業になる」と宣言する、代表取締役の寺田氏と取締役の永田氏に、今回の起業の狙いとビジョンに込めた想いを聞いた。

※下記はベンチャー通信79号(2020年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

3つの技術を組み合わせ、市場から粗悪品を排除する

―事業内容を教えてください。

寺田:テクノロジーで健康的な生活を支援するサービスを運営しています。具体的には、健康に良いとされる製品を適正に流通させる仕組みやプラットフォームを構築し、それを販売会社に提供します。

永田:世の中には、健康に良いとされるすぐれた素材がたくさんあります。ところが、流通のプロセスで大量のまがい物が入り込み、本物を入手しづらい状況があるのも事実です。これではせっかくの自然界の恩恵を受けられません。そこで我々は、この課題を解決するために、不適格な製品を排除する仕組みが必要と考えたのです。

―どのようにして、課題を解決するのですか。

永田:まず大前提として、我々が構築するプラットフォームに出品できるのは厳しい検査に合格した事業者だけにします。これはテクノロジー以前の要素ですが、粗悪品を排除する重要な部分であり、徹底していきます。すでに検査機関と提携し、我々の考えに賛同するいくつかの正規販売店とのルートも着々と開拓しています。そのうえで、不適格な製品が入り込めないオリジナルのプラットフォームを構築し、ユーザーが本物だけを購入できる場を提供します。それが『AHIBOH(アイボー)』です。

―詳細を聞かせてください。

寺田:ベースとなるのはECです。これにSNSを組み合わせています。単なる製品レビューではなく、製品の購入者のみが書き込める仕組みで、情報もまがい物を遮断します。これだけなら、いわゆるECと変わりませんが、『アイボー』は、その目的が「いかに買わせるか」ではないという点で一線を画しています。ここはあくまでも、本物が流通する市場。そのために、入口部分での厳格な選別、そしてプラットフォーム上でも、“不純物“をよせつけないように、アプリ内でのユーザーの個別認証を徹底します。我々は最初の起業で仮想通貨関連ビジネスに携わるなかで、ブロックチェーン(※)技術と出合いました。その発想を、ここではリアルなひと同士のコミュニティ空間に応用。利用者が相互に情報を検証しあうことで自浄作用を働かせるのです。

永田:相互に情報を検証するといっても、だれもが自発的にレビューする保証はありません。そこで、レビューを促し、その発信内容に責任を伴わせる狙いも含め、アプリ内で独自の仮想通貨「アイボーコイン」を発行します。レビューを見たほかのユーザーが製品を購入した場合、レビュアーに「アイボーコイン」が入る仕組みです。仮想通貨で、マイニングした人に報酬が入る仕組みに近いですね。もちろん、プラットフォームの裏側ではレビューの真贋チェックも行います。

※ブロックチェーン:分散型台帳技術ともいわれ、コンピュータ同士で検証しあいながら正しい記録をチェーンのようにつないで蓄積する仕組み

世界が注目する「夢の成分」で、ユニコーン企業を目指す

―経営ビジョンには「人類の次なる発展に貢献する」と掲げています。なぜそういった想いにいたったのですか。

寺田:GRATIOは我々にとって2度目の起業。最初の起業では、うまくいった部分もある一方で、ビジネスの難しさや厳しさにも直面しました。短期間に分不相応なくらい稼いだお金が一瞬にして消滅し、先の見えない不安や恐怖も味わいました。そのとき、「なんのためにこの世界に生きているのか」を自問自答する日々が続きました。そして、「お金儲けより人のためになるサービスがつくりたい」と心底思うようになり、GRATIOを起業したのです。健康に焦点をあてたのは、極限まで追い込まれ、生きている幸せを改めて感じたからです。

永田:その想いを実現するために最初に着目したのが、「CBD(カンナビジオール)(※)」という健康成分です。多くの論文が発表され、不眠やストレスなどに対するさまざまな効能があるといわれ、関連製品も多数発売されています。この自然界からの恵みである成分を使った製品を『アイボー』で流通すれば、人類の健康にも貢献できると確信しています。

※CBD:麻に含まれる、少なくとも113ある炭素数21の化合物群、カンナビノイドのひとつ。ストレス、不眠などに対するさまざまな健康効果が報告されている

―今後の目標を教えてください。

寺田:まずは、『アイボー』を日本一のCBD流通アプリにすることです。具体的には、日本でのCBD市場のシェア過半数を2年以内に獲得します。こだわっているのは売上ではなく、多くのシェアをとること。それもできるだけ速く。なぜなら、こうしている間にも、粗悪品がどんどん流通し、消費者の不利益が進行しているからです。

永田:日本市場で結果を出した後は、世界に出ます。アジア・アフリカ市場で10年以内にCBD市場のシェア過半数を確保し、未上場で評価額1,000億円というユニコーン企業の仲間入りをしたいです。『アイボー』のノウハウをほかのさまざまな取引に横展開し、本物を入手する場=『アイボー』という地位も確立したいですね。

寺田 侑矢(てらだ ゆうや)プロフィール

1997年、大阪府生まれ。2017年、大阪成蹊大学教育学部を退学し、株式会社天刻を創業。20歳で年商6,000万円を達成。その後、2019年にGRATIO株式会社を設立、代表取締役に就任。経営に携わりながら、アプリ開発などに従事している。同社の『グレシオTV』でYouTuberとしても活動している。会社のすべての業務を担当している。

永田 雄大(ながた ゆうだい)プロフィール

1997年、兵庫県生まれ。2015年、明石清水高校を卒業後、『月刊仮想通貨』にて、連載コラムを執筆。19歳で起業を果たし、その後、2019年にGRATIO株式会社を設立、取締役に就任。起業家YouTuberをするかたわら、資金調達やマーケティングなどに従事している。

企業情報

設立 2019年12月
資本金 100万円
従業員数 9名(2020年1月現在)
事業内容 インターネットメディアおよび、アプリケーションの企画・開発・運営、マーケティング、ブランディング、各種コンテンツの企画・制作
URL https://gratio.co.jp/

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