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ベンチャー通信編集部注目の起業家インタビュー

ディーエムソリューションズ株式会社 取締役 勝山 純一

注目真の顧客価値を追求すれば、挑戦の舞台はいくらでも広げられる

ディーエムソリューションズ株式会社 取締役 勝山 純一

ダイレクトメールの発送代行事業を主力に、企業のマーケティング活動を支援するディーエムソリューションズ。2017年に東京証券取引所のJASDAQ市場に上場を果たしたうえ、今年3月期には創業以来、16期連続の増収を記録するなど、着実な成長を遂げている。同社の創業メンバーのひとりで取締役の勝山氏に、創業当時から会社が大切にしている想いや、成長の要因について聞いた。

※下記はベンチャー通信80号(2020年7月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

6名の有志が集い、マンションの一室で事業開始

―事業内容を教えてください。

 ダイレクトメールや小型荷物の発送を代行する「ダイレクトメール事業」と、ネット媒体を活用した企業のマーケティングを支援する「インターネット事業」の2事業を展開しています。このうち、創業時からの事業で売上全体の約8割を占めるダイレクトメール事業は、上場企業をはじめとした約4,000法人にサービスを提供し、組織と人におけるコミュニケーションの活性化を支援しています。

―2017年にはJASDAQ市場への上場を果たしました。成長の要因はなんですか。

 多様なニーズに応えられる事業体制を築き、顧客の満足と信頼を得られてきたからだと考えています。当社は自前で物流拠点を構え、発送状況について問い合わせを受けたときやトラブル発生時に迅速に対応できます。そのため、顧客は安心して当社に発注してくださるのです。営業拠点も、北は仙台市から南は福岡市まで6ヵ所に設け、全国規模で顧客を支援できる幅を広げています。こうした積極的な事業への投資と体制の整備が、会社の強みを生み、ひいては顧客満足度の向上につながったのだと振り返っています。創業時から、「上場できるくらいまで大きな価値を提供できる会社に成長させること」はひとつの目標でした。

―創業当初から市場の大きな成長性が見込まれていたのでしょうか。

 いいえ。ダイレクトメールの発送代行は当時すでに普及し、とりたてて新しい事業ではありませんでした。しかし「本当の意味で顧客のためになるサービスを提供したい」という創業メンバーの想いが、「この業界でまだまだ成長できる」という確信になっていました。従来の業界は、発送代行を受注する会社と、実務を担う会社が別々であることが多く、発送作業の進捗管理を含めたきめ細かなサービスは提供できていませんでした。真の顧客満足と信頼を得るのは難しいと我々は感じていたのです。

 そこで、そんな想いを抱えていた業界経験者を含む6名が集い、マンションの一室から事業を始めたのです。大きな投資を行い自前で物流拠点を構えたのも、既存の地場企業と競合するリスクを負って地方に進出したのも、「顧客満足を追求し、業界トップの会社をイチからつくろう」というメンバーの強い想いが源泉にあるのです。

従来の事業がシナジーを生み、新たな可能性をもたらす

―上場という当時の目標が達成されたいまは、どのような企業を目指していますか。

 今後も顧客価値のさらなる向上を追い求め、顧客と消費者をつなぐ企業として成長を続けていきたいですね。そのために、これまで強化してきたダイレクトメール事業と、近年力を入れているインターネット事業のシナジーを生み出すカタチで、新しい事業領域に積極的に参入していきたいと考えています。インターネットの分野は、変化のスピードが速いですが、逆にそれは大きなチャンスでもあるととらえています。

 具体的には現在、ネット通販ビジネスの支援事業を準備しており、Webサイトの制作からSEO対策、その他マーケティング支援、商品の管理・発送までを行うことで、ネット通販の上流から下流までをワンストップで支援するサービスを構築していきます。リアルとネットの垣根を越えたサービスを提供することで、顧客と消費者をつなぐ会社として、より高い価値を提供できる企業になることを目指していきます。

―活躍の場を探している読者にメッセージをお願いします。

 いまや上場を実現し、現在は300名を超える従業員を抱える当社ですが、6名で創業した当初からの「ベンチャー精神」は変わらず持ち続け、今後も新しいことにチャレンジしていきたいと考えています。「人と組織をつなぐ」という理念を掲げる当社の事業は現在、リアルからネットへと垣根を越え、成長のチャンスはますます大きくなっています。こうしたチャンスをつかもうという想いがあれば、挑戦の舞台はいくらでもつくることはできます。新しいことにチャレンジしたい方は、そんな舞台を当社で一緒に開拓していきませんか。

―森さんのミッションを教えてください。

 ダイレクトメール事業部の新人育成チームを統括し、新入社員の早期戦力化を図っています。育成期間は1年間ですが、入社2ヵ月目からはチーム管理者のOJTを通じて、実践的な営業活動を担ってもらいます。私たちはたんなる教育を行うのではなく、ひとつの「営業チーム」として大きな実績をつくることを目指し、会社の営業力を底上げするカリキュラムを組んでいます。

―今後の育成方針を聞かせてください。

 当事業部の営業職は約80名と業界屈指の規模で、当社の強みでもあります。顧客の多様な課題やニーズを汲み取り、より高い顧客価値を提供できる組織を実現するためには、一人ひとりの活躍が欠かせません。そんな活躍と挑戦の舞台を年次に関係なく積極的に提供し、事業部や会社の成長を支えていきたいですね。

―会社の魅力はなんでしょう。

 年齢や性別に関係なく、社員の努力を評価してくれるところです。300名以上の社員がいるなかで、私も入社3年目に主任としてマネジメントにかかわらせてもらい、現在は新人育成チームの管理者として教育に携わっています。上場企業でありながら、意欲ある社員に仕事を任せてくれ、新規事業にも果敢に挑戦していくところに、創業当時から大切にしているという当社の「ベンチャー精神」を感じています。

―どのような仲間に入社してほしいですか。

 向上心があり、チャレンジ精神のある方は当社に向いていると思います。当社では事業部の広がりによって顧客に提案できるサービスの幅も広がっています。まだまだ成長が続く会社で自身の成長を追求したい方には、当社の仲間にくわわってほしいですね。

勝山 純一(かつやま じゅんいち)プロフィール

1978年、新潟県生まれ。2002年に武蔵大学経済学部卒業後、広告代理店に入社し、ダイレクトメール発送代行業務の営業に従事。2004年、創業直後のディーエムソリューションズ株式会社に入社。ダイレクトメール事業部営業部長や取締役ダイレクトメール事業部長などを歴任し、大阪営業所をはじめとする各拠点の立ち上げに参画する。2012年より現職。ダイレクトメール事業部や採用業務を統括している。

企業情報

設立 2004年9月
資本金 3億1,899万5,000円(2020年3月31日現在)
売上高 134億3,300万円(2020年3月期)
従業員数 362名(2019年10月現在)
事業内容 ダイレクトメール事業、インターネット事業など
URL https://www.dm-s.co.jp/

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