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販売・サービス業界の起業家インタビュー
株式会社中央直販 代表取締役社長 曽我 郁人

販売・サービス 求む、普通で終わりたくない人。実力主義の環境で、ともに成長しよう

株式会社中央直販 代表取締役社長 曽我 郁人

ダイレクトマーケティングを武器に、急成長を遂げている中央直販。2019年の創業ながら、2021年度の売上は約10億円を見込んでいる。「普通で終わらない会社を目指す」と語る代表の曽我氏は、新しい事業に取り組み、業界に新風を巻き起こしている。かつて大手上場企業の役職を務めていた経歴をもつ同氏が、なぜ起業したのだろうか。曽我氏に、会社の強みや起業のきっかけ、求める人材などを聞いた。

3つの事業を軸にして、今期売上約10億円を見込む

―まずは事業内容を教えてください。

 大きく、3つの事業に取り組んでいます。まずは、コールセンター事業。おもに電話回線やインターネット回線の新規導入やリプレイスの提案を電話で行う販売代理サービスです。次に、訪問販売事業。個人宅向けの新電力やウォーターサーバーなどを、直接お客さまに訪問して提案しています。そして、メディア事業。大手芸能事務所と業務提携を結んでおり、いま人気のエンタメ系のタレントやYouTuberと、当社がコールセンターや訪問販売で扱っている商材をコラボさせるんです。たとえば、YouTubeといった動画メディアで情報発信を行っています。

―営業代行会社は多くありますが、中央直販の強みはなんでしょう。

  特にメディア事業という、業界のなかでも新しい取り組みを行っていることですね。タレントやYouTuberと商材をコラボさせる場合、ギャランティを支払い、「うちの商品をPRしてください」と単発的にお願いするのが一般的だと思います。当社の場合は、ギャランティはもちろん、どのような紹介をすれば消費者にわかりやすく伝わるかをタレントやYouTuberと一緒に考え、中長期的なビジネスとして取り組むスタイルをとっています。そのため、さまざまなアイデアが出て、いままでになかったようなPRにつながっています。

 そして、メディア事業を当社のような営業代行会社が手がけることは、大きなメリットになるのです。

―どのようなメリットでしょうか。

 高い広告宣伝効果が期待できる動画を作成しても、たとえば広告代理店は消費者と接点があるわけではありません。一方で、当社のような直接消費者と接点をもつ会社が担当した場合、メディアによる「空中戦」と電話と訪問による「地上戦」を組み合わせ、より高い相乗効果を生み出すことが可能なのです。2020年8月から取り組んでいますが、実際に話題性や収益性は高まっており、「ウチの商材も扱ってほしい」といった引き合いや、販売パートナーも増えていますね。

 こうした新しい事業展開が業績を後押しし、2021年度は約10億円の売上を見込んでいます。

積み重ねたキャリアの先に、起業という選択肢があった

―起業したきっかけを教えてください。

 もともと大学時代から、上場している大手通信会社に勤めていたんですけど、正直独立する気はまったくありませんでした。当時私はそれなりに上位の役職に就いており、働き続けていれば、上場企業の役員というポストも見えていました。ただ、そこでふと「ビジネスパーソンとして学べることはもうないな」と考えたんです。それまでの社歴を振り返ると、成果や人とのつながり、給与も含めてさまざまなものを積み上げていったことで自信や成長につながっていました。それをもとに今後の人生をシミュレーションした結果、新たな選択肢として「起業するのもありなんじゃないか」と。ビジネスパーソンとして働くか、あるいは起業か。どちらも選択できるなら、より自身を成長させてくれそうな起業を選びたい。それを当時の部下たちに話すと、全員がついてきてくれることに。それで、起業を決意したんです。

―勤めていた会社からは引き止められませんでしたか。

 当初は引き止められましたが、もともとは社員の独立を応援する気質の会社だったので、最終的には背中を押してくれました。現在は、当社に出資をしてもらい、取引もさせてもらっています。以前の会社で働いた経験があるからこそ、いまの自分があると思っているので、少しでも当社の企業価値をあげることで、前の会社に還元できればと思っています。

成果を出した場合は、給与やポストでしっかり還元

―曽我さんが経営を行っていくうえで重視していることはなんでしょう。

 結果を出した人間が、適正に評価される環境をつくることです。がんばって働くのは当たり前だと思うのですが、それで結果を出した場合は、給与やポストでしっかりと還元する。前の会社が、まさにそうでしたね。私は18歳でアルバイトとして働き、結果を出し続けることで、20歳のときに学生ながら部長として入社しましたから。

 私はもともとサッカーに打ち込んでいたのですが、そうした実力主義がサッカーと通じるところがあり、その環境がすごく気に入っていました。なので、それを当社でも意識して行っています。まだ創業して3年目ですが、新卒で入社した社員が創業メンバーの上司になっているケースもありますよ。

 また、より働きやすい環境をつくるため、2021年4月から新しく取り組んでいる制度があります。

―詳しく教えてください。

 キャリアを選択できる制度です。具体的にはキャリアアップコースと営業コースがあり、どちらに進むかを入社後に決めてもらうのです。もともと当社では、「マネジメントを行うことで新たな成長につなげる」という考えのもと、役職を目指すことを推奨していました。しかし、人によってはマネジメントが苦手だったり、営業に打ち込みたいという人もいるでしょう。そこで、自身の働き方によりあったコースを選択してもらい、今後の成長をうながそうという取り組みです。実際に導入して、約3割のメンバーが営業コースを選択していますね。ちなみに、3ヵ月ごとにコースの変更は可能です。

優秀な人材を輩出して、ネットワークを構築したい

―どのような人材を求めていますか。

 まずは、「普通で終わりたくない」と考えている人ですね。たとえば20代で入社して、30代で結婚して家庭をもち、60代まで勤めあげて余生を過ごす。これってすばらしい人生だと思います。ただ、そこに「もっとお金がほしい」「もっと出世がしたい」「独立したい」という選択肢があってもいい。そういった人材であれば、当社は実現可能な環境を用意できます。それにくわえて、向上心のある人、かせぐチカラを身につけたい人、周囲を大事にできる人であれば、当社にマッチすると思いますよ。

 そもそも私は基本的に、幹部や管理部門を例外とした営業メンバーには当社で5年以上働く必要はないと思っています。

―それはなぜでしょう。

 新たな環境に身を置くことで、メンバーの成長できる可能性を広げられますし、組織の新陳代謝をうながすことにつながりますから。メンバーが減るのは一時的にはダメージですが、優秀な人材をどんどん輩出することで、その人たちと新しいビジネスを生み出したり連携したりして、ネットワークを構築していきたいと考えているのです。

―今後のビジョンを教えてください。

 求める人材と同じように、「普通で終わらない会社」を目指します。顧客やパートナー、メンバーやその家族を含め、当社にかかわることに誇りをもってもらえるような目立つ会社にしたいですね。メディア事業といった、新しい取り組みを行っているのはそのためです。

 そして、5年以内のIPOを視野に入れています。資金調達ができれば、もっと普通じゃないことができるわけですから。メンバーの平均年齢は20代前半ですし、私もまだ20代。どんどん新しいことに挑戦していって会社とともに成長し、世の中に大きなインパクトを残したい。「普通で終わりたくない」人は、ぜひ一緒に働きましょう。

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