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INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

株式会社Synergy Career 代表取締役社長 岡本 恵典

約50万人の就活生が利用する『就活の教科書』の力

「伴走型」の情報発信で、迷える就活生に進むべき道を示す

株式会社Synergy Career 代表取締役社長 岡本 恵典

就活生を対象とした情報サイト『就活の教科書』は、月間200万以上のPV数を誇り、月間利用者は約50万人にのぼる。運営事業者であるSynergy Career代表の岡本氏は、「掲載情報のほとんどは、現役の就活生と内定者から発信されていることがサイトの最大の特徴」だと語る。同氏に、『就活の教科書』の詳しい内容や、このサイトを通じて就活生に届けたい想いなどについて聞いた。
※下記はベンチャー通信83号(2021年10月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

同じ境遇で就活をしている「同志」からのメッセージ

―『就活の教科書』では、どのような情報を発信しているのでしょう。

 エントリーシートや履歴書の書き方、自己分析の仕方、面接対策、OB訪問の手順といった内容のほかに、就活エージェントやスカウトアプリの活用法、就活イベントの紹介など、就活生に役立つさまざまな情報を発信しています。『就活の教科書』には常時1,000本以上の記事が掲載されているなか、特に強いこだわりをもっているのが、現役の就活生と内定者による情報発信という点です。

―なぜ、現役の就活生と内定者による情報発信にこだわっているのですか。

 サイト利用者の就活生に、「同じ境遇の人たちが発信しているサイト」という「等身大の親しみやすさ」を感じてもらえるからです。この等身大の親しみやすさは、「期待や不安のなか、苦しみながらも一生懸命に就活をしている仲間からのメッセージ」という「同志感」にもつながります。

 就活は「孤独な闘い」です。「自分の将来を決定づける第一歩」という重大な決断であるがゆえに、気軽な気持ちでは知人や友人に相談できません。相談できずに悩んだまま、思うような結果を出せない就活生はたくさんいます。だからこそ、世の中には「就活の必勝法」といったノウハウを伝えて、就活生を応援する情報サイトが数多くあるのだと思います。私たちの『就活の教科書』もそういったサイトのひとつではありますが、単に就活のノウハウを伝えるだけのサイトではありません。現役の就活生たちが、「面接でこのように発言したら成功した」「逆にノウハウが通じなかった」など、それぞれが就活で体験したリアルな情報を伝えるサイトにしています。

一人ひとりの就活生ごとに「正解」はある

―そういった情報は、どのようなカタチで就活生に役立つのでしょう。

 「自分らしい就活」のためのヒントを提供できると思っています。私たちのミッションは、「就活生に寄り添った情報を届ける」ことです。たとえば、グループディスカッションの対策を練る場合、就活生の「外向的か内向的か」といった性格によっても、その内容は変わります。一般的な情報サイトには、成功のセオリーとして、「自分の考えを、積極的に発言する」といった内容のことが掲載されていますよね。しかし、内向的な就活生はそれができずに悩んでいます。それに対し、「決して積極的に発言することだけが、正解ではない」といった、現役の就活生の体験談を掲載しているのが『就活の教科書』なのです。

―現場をリアルに体験した就活生だからこそ、発信できる情報ですね。

 そのとおりです。名前は同じでも、学校の「教科書」のように、正解は決してひとつではありません。一人ひとりの人生につながる就活には、就活生ごとに正解があると私は思います。就活生が自分なりの正解を見つけ、納得できる就活を送るための「道しるべ」になる情報が『就活の教科書』には掲載されています。そしてその情報は、同じ境遇の就活生と内定者が「伴走」するカタチで提供しているのです。『就活の教科書』を活用して、無限に広がる可能性を秘めた人生の扉を、ぜひ開いてもらいたいですね。


―『就活の教科書』に原稿を執筆しているそうですね。

 はい。昨年8月から執筆を始めました。「ライティングスキルを磨ける」と少し軽い気持ちで始めたのですが、書いているうちに反響が想像以上に大きくなり、やりがいを感じるようになって。実際の面接で起こった想定外の質問に、「どう対応したか」を書いたリアルな記事には、「緊張感が伝わる」「とても参考になる」といった声をもらいました。

―就活をしながら大変ではありませんか。

 確かに大変ですが、体験を文字にしてほかの人に伝えるためにも、就活内容をその都度ていねいに振り返りました。そういった作業が、自分自身における就活の改善策にもつながったと思います。意中の企業から内定をもらえた要因のひとつは、その成果の表れだったと考えています。


―『就活の教科書』のどのようなところに魅力を感じましたか。

 まずは、就活を進めるうえで必要なさまざまな情報を、ワンストップで入手できることです。私は学生団体の代表者を務め活動が忙しいこともあり、就活のうえでは「効率的な情報収集」を第一に考えていましたから。さらに、同じ立場の就活生による情報発信なので、ほかのサイトにはないリアルな情報も入手できました。特に、エントリーシートや自己PRの書き方については、「そういう書き方があるのか」と参考になりましたね。

 サイト内には、成功体験談だけでなく、就活のつらさや、うまくいかないエピソードも掲載されています。「苦しいのは自分だけじゃないんだ」と共感でき、前向きな気持ちで就活に取り組めるようになりました。
PROFILE プロフィール
岡本 恵典(おかもと けいすけ)プロフィール
1991年、和歌山県生まれ。2015年、大阪府立大学大学院修了後、ITベンチャー企業に入社したものの、9ヵ月で退職。早期退職は就活そのもののやり方に問題があったと考え、2019年8月、「納得のいく就活」をコンセプトとした就活情報サイト『就活の教科書』を立ち上げる。2020年6月、同サイトを運営する株式会社Synergy Careerを設立し、代表取締役社長に就任。
企業情報
設立 2020年6月
従業員数 24名(パート、アルバイトを含む)
事業内容 メディア事業、動画コンテンツ事業、Webコンサルティング事業
URL 【コーポレートサイト】
https://synergy-career.co.jp
【就活の教科書】
https://reashu.com
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