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INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

株式会社アクトライズ 代表取締役 北﨑 数也

福岡発の課題解決型営業ベンチャー

テクノロジーを地域に浸透させ、日本のまちに活気をもたらしたい

株式会社アクトライズ 代表取締役 北﨑 数也

2015年に福岡市(福岡県)で創業したアクトライズ。創業当時は光回線の営業代行をメインに手がけていたが、現在はフードデリバリーやキャッシュレス決済システムなど多岐にわたるサービスを提供し、店舗やオフィスといった地域の事業者から高い評価を得ている。商材や事業の多角化には、経営者のどういった想いが込められているのだろうか。同社代表の北﨑氏に聞いた。
※下記はベンチャー通信84号(2022年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

顧客が抱える課題に、一気通貫で応えたい

―事業内容を教えてください。

 店舗や企業オフィス向けサービスの営業代行業務を手がけています。商材は、光回線やキャッシュレス決済、フードデリバリー、新電力、Wi-Fi、LED照明など、多岐にわたります。このほか、Webサイト制作を含むICT関連事業や、電気通信工事、コールセンター業務も展開しています。創業当時は光回線の営業代行からスタートしたのですが、そこから商材や事業を徐々に広げ、当社の売上は毎年、前期比20~30%のペースで伸び続けています。

―どのような経緯で商材や事業の多角化を進めてきたのですか。

 当社はもともと、「顧客のニーズに一気通貫で応えること」を信条にしてきました。そのため、創業時に光回線の販売を始めたときからも、最初のご案内から最後のアフターフォローまでをしっかりとサポートできるよう、電気通信工事やコールセンター業務を行っていました。そうして地域の店舗にサービスを提供していくなかで、「Wi-Fiは取り扱っていないのか」「予約システムを入れたいんだけど、どこに聞けばいいのだろう」と、光回線以外のお困りごとに関する相談も受けるようになっていきました。そこで、こうしたニーズに対しても一気通貫で応えられるよう、商材を増やしてきたのです。

 こうして商材や事業を多角化するなかで、企業としてのアクトライズの使命もより明確化していきました。

「電気、ガス、水道」に並ぶ、まちのインフラになる

―それはどのような使命なのでしょう。

 「便利と価値を分かりやすく伝え、未来の常識を創り出す」ことです。我々がおもに事業を展開している福岡市は、九州でも特にIT化が進んでいることで知られます。それでも、実際に地域の事業者を訪ねると、テクノロジーを導入できる余地はまだまだ大きいと感じることが多くあります。ですから、事業者の業務効率をあげ、サービス品質の向上を支えるさまざまなテクノロジーを浸透できれば、地域にもっと活気をもたらすことができると思うのです。そのために我々は、「商材を売ったら終わり」ではなく、「困りごとがあったら、まずはアクトライズに問い合わせてみよう」と思われる企業にならなければいけないと思っています。「電気、ガス、水道、アクトライズ」と、地域に欠かせないインフラのような企業になりたいですね。

 それだけではなく、このビジョンを実現させるために当社では、これまでのBtoB事業のノウハウを活かし、最近ではBtoCの領域にも参入しています。

現場の困りごとを知るために、コロナ禍にあえて飲食店開業

―具体的に、どういった事業に参入しているのですか。

 2020年には博多にラーメン店を開業しました。コロナ禍で飲食業界が厳しい時期でしたが、「顧客の身になって現場のお困りごとを把握したい」という想いから、あえて参入に踏み切ったのです。今年は、子ども向けのプログラミング教室も始める予定です。日本は将来、深刻なエンジニア不足に陥ると言われていますが、当社も事業を展開するなかでそれを実感していました。そこで、将来エンジニアとして活躍する人材を地域から輩出したいと考え、開業を決めたのです。一見すると、関連性の薄い多角化と思われるかもしれませんが、その根底には「顧客の困りごとを一気通貫で解決したい」という想いが貫かれています。

―今後のビジョンを聞かせてください。

 まずは福岡県における「地域のインフラ」として、事業規模を拡大していきます。その後は社員を増やしながら、事業の展開地域を全国に広げていきたいと考えています。当社の事業領域は、「地域が必要とする、あらゆるソリューション」ですから、新事業の可能性はある意味で無限大と言えます。そんな大きな挑戦の場で「日本のまちを元気にしたい」と考える人は、アクトライズの仲間にくわわってほしいですね。
PROFILE プロフィール
北﨑 数也(きたざき かずや)プロフィール
1979年、福岡県生まれ。2000年、福岡コミュニケーションアート専門学校(現:福岡スクールオブミュージック高等専修学校)を卒業後、株式会社ダスキンに入社。その後、株式会社Viviaを経て、2012年に個人事業主として光回線の営業代行事業を開始。2015年、株式会社アクトライズを設立し、代表取締役に就任。
企業情報
設立 2015年8月
資本金 201万円
売上高 3億8,000万円(2021年7月期)
従業員数 38名(アルバイト・パートを含む)
事業内容 セールスプロモーション事業、コールセンター事業、電気通信工事業、ICT推進事業
URL https://www.actrizz.co.jp/
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