INTERVIEW 業界別起業家インタビュー

AIを駆使してITソリューションの未来に挑戦するエンジニア集団
「世界のために何ができるか」を使命に、つねに最新技術を追い求める
アイタックソリューションズ株式会社 代表取締役 柿﨑 希
Sponsored アイタックソリューションズ株式会社
最新技術を駆使した、ITソリューションを提供するアイタックソリューションズ。その高い技術力が評価され、クライアントからの開発依頼が絶えないという。同社代表の柿﨑氏は、「独自に進めてきた研究開発の成果が、ここにきて実を結んでいる」と話す。「ITソリューションを通じて世の中へ貢献したい」と語る同氏に、社内の研究開発体制や、そこから生まれた新たなサービスの特徴などについて詳しく聞いた。
※下記はベンチャー通信84号(2022年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。
精鋭が集う研究開発の場が、新たな技術を生み出す源泉
―事業内容を教えてください。
AI開発とそれを活用したサービス事業、アプリケーション開発、インフラ構築、研究開発などを行っています。なかでも、AIやその他最新技術を活用したソリューション提供を得意とし、「他社から実現が難しいと言われたが、アイタックなら開発できるのではないか」と、新たなクライアントが次々に増えています。当社が他社と差別化を図れるだけの高い技術力を持てているのは、社内の研究開発部門「iTAC Solutions Lab(以下、ラボ)」で積み上げてきた知見やノウハウの賜物だと考えています。
―「ラボ」では、どのような活動を行っているのでしょう。
AIを中心に、先端技術の研究開発を行っています。たとえば、AIの研究開発には高度な数学の専門知識が必要で、そうした専門知識を持つ大学生や大学院生を集め、自由に研究開発をしてもらっています。当社では、パソコンがありネットワークさえつながれば、どこでも仕事ができるという考えのもと、創業時からリモートワークを採用しています。ラボも同様で、このため優秀なエンジニアが国籍を問わず地方や海外からもラボに参加しています。
私は、会社設立と同時にラボを立ち上げました。それは、「ITソリューションを通じた世の中への貢献」を自分なりに真剣に考えた結果でした。変化が激しい世の中に対応したITソリューションを提供するには、つねに最新技術のキャッチアップが必要。ラボをそのための環境にしようと考えたのです。いまでは、ここで生まれた新たな技術を使ってさまざまなアプリケーションを開発し、サービス化につなげています。
私は、会社設立と同時にラボを立ち上げました。それは、「ITソリューションを通じた世の中への貢献」を自分なりに真剣に考えた結果でした。変化が激しい世の中に対応したITソリューションを提供するには、つねに最新技術のキャッチアップが必要。ラボをそのための環境にしようと考えたのです。いまでは、ここで生まれた新たな技術を使ってさまざまなアプリケーションを開発し、サービス化につなげています。
AIを活用した「3密回避」の新サービス
―たとえば、どのようなサービスですか。
昨年10月にリリースした、混雑検知AIサービス『コンデナーイ』があります。このサービスは、施設入口に小型カメラを設置し、人の出入りを常時検知・カウントしてその状況を施設運営者や一般消費者にリアルタイムで配信します。データを蓄積し、日別・時間帯別の混雑予測もできます。
これはもともと、コロナ禍になる2年以上前に「自分たちのオフィスのフリースペースに空きがあるかどうかを外から知りたい」という目的で開発したものがベースとなっています。その後、人が集まる施設において、その場に行かなくても混雑状況がわかる仕組みとしてサービス化しました。コロナ禍になり、「3密を避ける感染症対策として使用できないか」と某ホテル運営会社から連絡があり、大浴場や食事会場の混雑状況を宿泊者へ知らせるサービスとしての導入が決まりました。そのほか、飲食店はもちろん、銀行ATMや会員制スポーツジムなど、人が集まるさまざまな施設運営会社から問い合わせが入っています。
これはもともと、コロナ禍になる2年以上前に「自分たちのオフィスのフリースペースに空きがあるかどうかを外から知りたい」という目的で開発したものがベースとなっています。その後、人が集まる施設において、その場に行かなくても混雑状況がわかる仕組みとしてサービス化しました。コロナ禍になり、「3密を避ける感染症対策として使用できないか」と某ホテル運営会社から連絡があり、大浴場や食事会場の混雑状況を宿泊者へ知らせるサービスとしての導入が決まりました。そのほか、飲食店はもちろん、銀行ATMや会員制スポーツジムなど、人が集まるさまざまな施設運営会社から問い合わせが入っています。
―今後のビジョンを聞かせてください。
AIを中心とした最新技術を使い、『コンデナーイ』のような身近な社会課題を解決するサービスを、世の中に数多く提供できる企業を目指します。
エンジニアインタビュー

―大学時代からアイタックソリューションズで働いているそうですね。
はい。就職活動を始める前に、IT会社で実際に働いてみたいと思っていた時、「iTAC Solutions Lab」の求人広告を偶然目にしました。「最新技術を自由に研究開発していい」と書かれており、「自由にできるのなら無給でもいいな」と思いましたね(笑)。その後、実際にラボでアルバイトとして働くようになり、「AIを活用して、室内にいる人の数を把握するシステム」といった研究開発に携わりました。これは、『コンデナーイ』の土台となっている部分です。「これからも先端領域の研究がしたい」と思ったため、2018年の大学卒業と同時に入社しました。
―どこに会社の魅力を感じますか。
とにかく「モノづくり」にこだわっているところです。「世の中に役立つモノを」といった視点はもちろんですが、たとえば、クライアントから商談の依頼があった際に、当社では可能な限り最初からプロトタイプをつくり、それを用いてクライアントに説明するようにしています。代表の柿﨑が、「とにかくモノをつくって説明しなさい。そのほうが、クライアントはサービスをイメージしやすい」と。私たちエンジニアも、頭に浮かんだことをダイレクトにかたちにする力がつくので、創造力がどんどん高まっている実感があります。
―今後の目標を聞かせてください。
世の中にない画期的なサービスを開発できるエンジニアになりたいです。当社で最新技術を追求していけば、必ずそういったサービスを提供できるようになると信じています。
PROFILE
プロフィール
柿﨑 希(かきざき のぞみ)プロフィール
1972年、山形県生まれ。20代の頃はソフトハウスや外資系企業のシステム開発部門に在籍。アプリケーション開発からインフラ構築まで幅広い分野を経験する。その後、大手テレビショッピング会社に転職し、システム開発部門の責任者として13年間勤務。在職中にプロジェクト責任者やプロジェクトマネージャーとして担当した開発プロジェクトは100を超え、100億円近い大規模な開発プロジェクトも担当した。2016年、アイタックソリューションズ株式会社を設立し、代表取締役に就任する。
企業情報
設立 | 2016年5月 |
---|---|
資本金 | 2,500万円 |
従業員数 | 75名 |
事業内容 | アプリケーション開発事業、インフラ構築事業、研究開発事業、AI開発・サービス事業 |
URL | 【コーポレートサイト】https://i-sol.jp 【コンデナーイ】https://kondenai.jp |
※このサイトは取材先の企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。ユーザーは提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(イシン株式会社)は何ら保証しないことをご了承ください。自己の責任において就職、転職、投資、業務提携、受発注などを行ってください。くれぐれも慎重にご判断ください。